登山道の荒廃っぷりか凄い 北アルプスの名峰 餓鬼岳 ― 白沢登山口

2018.07.14(土) 3 DAYS Nagano, Gifu, Toyama
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今回は北アルプスで日本に百名山でもあり、道中の全てがグレードCに指定されている餓鬼岳に行って来ました。 今回の登山口は白沢登山口からこの日も下界では38度予報がでていましたが、この日は曇りで登山口付近は22度程と心地よい天候でした。 登山口付近の標高はおよそ1000m弱で、色々な木々の雑木林になっています。 赤松に唐松、ミズナラにミネカエデにイタヤカエデ、コハウチワカエデなどに、 沢沿いに入ると、サワグルミやトチノキなども多くあります。 丁度、登山口付近から沢沿いのコースにはヤマアジサイが見頃を向かえ、青紫、白、赤紫と色々な色のヤマアジサイが迎えてくれます。土壌により色が変わるアジサイならではですね。ほかには黄色い花のサワギク、オミナエシ、タマガワホトトギス、ミヤマオトギリ、白色のカラマツソウ、モミジカラマツ、アカショウマも咲いており、ピンク色のシモツケソウが咲き始めていました。ほかにはヤマホタルブクロが少々とハクサンチドリが道端には一輪だけ、コバノイチヤクソウも一輪だけありました。 魚止めの滝までの沢沿いは登ったり降りたりと横移動となり、沢沿いの細い道になっています。全体的に細く50cmから10cm位の所が多く、土砂崩れ後の崩壊地をトラバースも多数あります。一箇所崩れたてで踏み後すらない所もありました。更に崩れる可能性もありましたので要注意です。(帰りには多少の踏み後になってました)。崖の横にかけられた細い木道の橋があったりとなかなかの難易度となってました。つい最近の雨の大災害の爪あともあるのかも知れません。  魚止めの滝からやっと登りになり、高度を稼いでいける様になります。 ここから安全という訳でもなく、所所に鎖場岩場もでてきたり、片側が崩れて至りと気を抜く事はできません。 木々はダケカンバやコメツガなどの高山で生える木々も増えてきます。 まだまだ、花々も多く、タカネニガナにギンリョウソウ、ゴゼンタチバナ、クルマユリ、アカモノ、ハクサンシャクナゲが咲き始めます。ハクサンシャクナゲは山頂直下まで丁度満開を迎えている所です。 最後の急登となる百曲り入口に入ると、コバイケイソウやツマトリソウ、コイワカガミなどが咲いていて、小屋直下ではシナノオトギリにチングルマ、エゾシオガマ、葉の上に白い綺麗な花が咲く木であるオオヒョウタンボクも丁度見頃を迎えています。 この難所を幾度を越えやっと餓鬼岳小屋に到着します。 餓鬼岳小屋は小屋は離れもあり50人程、テント場は5張だけというこじんまりとした小屋となります。この日お隣の燕山荘は1500人だと言っていましたので、その規模の違いが伺えます。それでも、昨今の大北アルプスブームもあって、この餓鬼岳小屋も人でいっぱいです。 山頂まではおよそ5分程度、山頂からの眺めは最高で360度の大展望となります。 1日目は雲があり、風情があり、2日目のご来光の時には雲海で眺望も最高でした。 近くは白馬、鹿島槍、蓮華岳、針ノ木岳、剣岳、立山、烏帽子岳、野口五郎岳、鷲羽岳、三俣蓮華岳、双六岳、槍ヶ岳、奥穂高岳、前穂高岳、燕岳、大天正岳、常念岳、遠くは中央アルプス、富士山、南アルプス、八ヶ岳、妙高、燧ケ岳、雨飾山、焼山と沢山の山々が望めます。まさに、アルプスザアルプスと言った感じw 今回はテント泊ですので、アーベンロートにモルゲンロート、街の夜景に、満点の星空と盛り沢山で全て最高でした。 山の上はやはり星が近いですね^^  今回の餓鬼岳は雨の大災害後だった為か、登山道上の崩落が多く、いつも以上に難易度が高かった様に感じます。それでも、通常の状態でも道も細く、幅10cm程しかないトラバースも多くありますので、登山道の難易度は相当な物がある山なのだと感じます。登りだけでも標準タイム7時間40分ですので体力的にも要求されますので、誰でもが行ける山ではないのかなと思います。特に1人登山では危ない山です。 それでも、山頂での大眺望はそれを払拭するほどの素晴らしい物があります。 この様な状態でも小屋は普通にやっていますし、少ないながら強者供は上がってきていますので、この手直しのしていない崩壊路こそ、これぞ本来の北アルプスなのかも知れません。 今回もこちらでも募集をしている http://kantomtguide.blog.fc2.com/ のイベントにて行っています。 気になる方はそちらも御覧下さい。

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