活動データ
タイム
07:48
距離
13.9km
上り
850m
下り
850m
活動詳細
すべて見る福知山市内は早朝から濃い霧に包まれる。 丹鉄宮福線で大江山に向かうがずっと霧だったので、もしかしたら雲海が見れるかとこの時に初めて期待を抱く。 駅に着くと霧に包まれ人気がないのでかなり不気味。酒呑童子が現れそうな雰囲気だ。。。 駅前には巨大な四阿山風のコンクリ製の屋根付き建造物がありところどころに鬼のモニュメント等が飾られる。 バス停はすぐに見つかったが、寒かったので缶コーヒーを買い駅舎のベンチに座った。 福知山方面の電車の時間が迫ると多くの学生達が親に車で送迎されてやってくる。 大江山の家行きのマイクロバスも程なくして到着。 客は私だけだった。 200円という破格の運賃を払い登山開始。延々とアスファルト道を歩く。 まだ気温は上がらないが晴れてはいるし、運動すると暑くなってきて衣類調整をする。 どこにも抜けない道だが何台か車が通ってる。後でわかったが、途中の喫茶店の車と雲海見物の車だったようだ。 鬼嶽稲荷神社には雲海を車で見にきた人が3人いてた。雲海に間に合うかどうかを心配していたので一安心。参拝もしておく。 ここからようやく登山道。植林もあるが、基本自然林の快適な道を登っていく。よく整備されていて登りやすい。 千丈ヶ嶽に着くと先着の男性ソロ登山者が休憩されていた。山頂はかなり広くて眺望も良い。鬼の岩屋でなければどこに居を構えていたのかは知らないが、酒呑童子の巨城でも建てられそうだ。 快晴で山頂からの雲海にも間に合ってもう言う事は無い。広範囲に渡る眺望もある。 先着男性はしばらくして神社方面へ下った。 私も鳩ヶ峰へ向かう。 大江山も由良ヶ岳のように粘土質だが、由良ヶ岳みたいな剥き出しの所は少なく歩き易い。 鞍部に下り登り返すと程なく鳩ヶ峰だ。 こちらは与謝野町や青葉山を望む絶景がある。海も良く見えている。 しばらくすると鍋塚の方から年配の男性が登ってきた。 私の父親ともそう年齢は変わらないだろう。 色々山談義し、山座同定やコースの説明会をして差し上げた。鞍部の駐車場から千丈ヶ岳ピストンされるようだ。 先に挨拶して山頂を辞す。 13時台のバスの次は17時台のバスになるので、鍋塚はどうしようか迷っていたが、せっかく来たし笹原が綺麗で眺望が良さそうなので行く事にした。大阪へ帰るのが遅くなっても問題ないので。 下で待つのが長いと退屈すると思うので、どうせならと急遽眺望の良さげな鍋塚での長い休憩を予定する。 鳩ヶ峰から鍋塚への道も良い感じ、途中鞍部の駐車場でトイレを借りる。年配男性のだと思われる車が1台停まっていた。 鍋塚は三嶺のように笹原が美しく360度の眺望があり最高の休憩スポットだ。 ここでランチ休憩。ランチ後も昼寝をしたり、電波が届くのでネットサーフィンして2時間のんびりと過ごせた。快晴でポカポカしてるとはいえもう冬も近いし、フリースとハードシェルを着込んでも風が少しあるので、少し寒かった。 下山は分岐からはしばらく登山道だが、やがて非舗装林道に変わってそれがけっこう長い。最後の方も登山道になるが、長い距離歩けるとまではいかない感じだ。ハイキングを楽しむなら稜線や神社の駐車場発の山行で十分だと思う。 下山後、ロッジ前で帰りの支度をしてると車の男性がバスまで時間あるので駅まで送りますよ!と言ってくださった。少し迷ったがロッジのレストランで時間潰せるし、鬼の博物館へ行きたかったので丁寧にお礼を言いお断りした。 しかし親切!福知山。。。素晴らしい町だ。 また鬼の博物館では客は私だけだったが、展示物を見てると館長が話しかけてきて福知山の特産品があたる応募用紙を下さり、さらにゆっくりしていってくださいねとお声がけいただいた。 博物館の次はロッジへ行ったがレストランは丁度閉店したばかり。。。外のベンチは少し寒く、目の前に人が常駐の宿泊施設があるとはいえ、どんどん暗くなるので車で送ってもらったら良かったかなとか少し後悔しつつまた缶コーヒーを買う。 しかしそうこうしている内にコミュニティバスが到着。コミュニティバスは行きと同じ運転手さんで、1日いてたのですか?と話しかけてこられたので、大江山の山登りをした事をお伝えする。 色々話して、出る時に、気をつけて帰ってくださいとお声がけいただいた。 丹波!素晴らしい人々が沢山で大江山も素晴らしい山だった。 VIVA福知山! ~コース状況~ 千丈ヶ嶽への登りはほとんど舗装路。鬼嶽稲荷神社からようやく登山道 稜線上は歩きやすい。 鍋塚からの下山路はしばらく下ると非舗装林道となりそれが長い。 最後はまた登山道だが長くはない。 標高差でトレーニングするでもない限り、自然を楽しむだけなら鍋塚・鳩ヶ峰中間地点休憩所からのピストンが良いだろう。
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