リベンジ諏訪山

前回日没に間に合わないと判断して撤退した、上野村の奥地にそびえる諏訪山にリベンジ。 スタート地点を変更し、利用者の多いルートに。 コースはよく整備されていて、ロープ、ハシゴ等も新しいものが多い。ピンテもわかりやすい位置に設置されていて歩きやすい。 登りの前半は、尾根までの長い登り。沢に沿って歩く。途中までは緩やかなのだが、沢の水が見えなくなるあたりから、急に勾配がキツくなる。45°程度の斜面を九十九折りのスイッチバックのような登山道がカバーする。この間水平移動距離ですぐそこにある尾根になかなか辿り着けないもどかしさがある。 尾根に出たあとは三笠山を目指す。先程までと比べれば緩やかだが、アップダウンが続く。前回引き返したところから、結構時間がかかった。三笠山、諏訪山には鎖場が続く岩山のイメージがあったが、そこまで足がすくむようなところはなかった。鎖はほとんどなく、ロープとハシゴが中心。三笠山を登り切ると、反対側に降りる。この下りが唯一三点確保が必要だった。この後1箇所だけピンテを見失い、彷徨ってしまったが、無事諏訪山にたどり着くことができた。 距離も高低差もそこまですごいわけでもなく、コースもはっきりしているのに、かなりヘトヘトになる。あとは、とにかく人が少ないので、十分に整えて登ることをおすすめする。眺望が開けるのは、三笠山の山頂くらいかな？