甘南備山は近鉄新田辺、JR京田辺から歩いて数キロのところから登り始める山です。京都の朱雀大路の目印となった山なんだそうです。つまり帝が南面して真南に見える山というわけです。 道中、頓智で有名な一休さんの晩年過ごした酬恩庵や薪能で知られる薪神社などを通り頂上の甘南備神社にもお詣りします。 頂上からは京都府南部の景色がまあまあ見えます。空気が澄んでいたら京都タワーも見えるそうです。 夏場は暑いですが、頂上に屋根の付いた休憩所があり風が気持ちいいです。 普段着でも登れますが、動きやすい服装とスニーカーがあればいいと思います。
酬恩庵一休寺の門。緑が素晴らしいです。いつ来ても美しいです。
薪神社の鳥居です。
薪能発祥の地との石碑です。
甘南備山からの湧水が滔々と流れています。
今ちょうど登山口の駐車場を工事しているようでした。工事が終わったら7~8台は車が置けるようでした。駐車場はもう少しこの奥です。少し道が狭いですがそんなに車は行き来しません。
目指す山が見えてきました。
中腹に小休憩するところがあります。トイレもあります。
水晶谷と呼ばれるところです。私が小さい頃はここで水晶の結晶がたくさん取れました。今は禁止されています。
階段を上って右が頂上、左が展望台です。
最後の登りです。(実は私は展望台で休憩してから登りました笑)
展望台の温度計。意外に風は涼しいです。
頂上の広場です。地元の小学生はこのあたりに集合します。
頂上からの景色。新しい測量の結果、甘南備山の標高が変わったそうです。
山頂甘南備神社。訪れる人は少ないですが、歴史が感じられます。右の小径から三角点方向に行けます。
ここが甘南備山の本当の山頂です。と思ってよく標高の履歴を見たらこちらの方が先の山頂よりも低いので、あくまで三角点のようです。
甘南備山から京都市内方面を望む。
下山して酬恩庵内の一休庵で一休み一休み。