佐賀県の最高峰、経ヶ岳へ。 この経ヶ岳、公共交通機関でのアクセスが難しい。 いくつか登山口に近いところまでバスが通っているが、 平日以外は登山に適した時間帯でなかったり、かなり調整しづらい。 そこで移動ルートを考えた結果、 新大村駅から歩いて黒木渓谷まで行き、そこから経ヶ岳へ登り、 反対の中山キャンプ場へ下りて多良駅まで歩くというコースになった。 まずは新大村駅から黒木渓谷の登山口まで2時間半ほど。 経ヶ岳への登山口は最初は楽であったが、後半だんだんと険しくなってくる。 浮石だらけのガレ場があったり、不安定な足場のロープが出てきたりとなかなか手強い。 自分は登りは概ねYAMAPコースタイムを0.9倍に設定しても時間短縮できる自信があるのだが、 ここは後半が過酷でほとんど短縮できなかった。 (YAMAPのペース測定では速度出せているはずなんだが……) そして経ヶ岳に登頂した後は反対側から下りるが、ここも非常に急な下りで危うさを感じた。 しばらくして難所を抜けたところで、今回はコースタイムの遅れを取り戻せないと判断し、 予定よりもルートを縮める事を決めた。 本当は多良岳まで回りたかったがそれを諦め、笹岳まで回ったところから最短コースで下りる事にした。 なお、最後に登った笹岳も最後の登りがかなり急登で過酷だった。 その後はすぐに林道に出て、しばらくして中山キャンプ場へ。 そこからさらに多良駅まで2時間ほど歩いて今回の山行は終わり。 この山系は難度が高くない区間は標高1000mくらい相応の雰囲気だが、 それなりの体力や集中力を要する区間が突然出てくるのであまり油断できないと感じた。 今回の山行によるバッジの進行度は次の通り。 - 経ヶ岳の登頂により、佐賀県の最高峰を獲得
新大村駅から出発
新大村駅、駅が綺麗
郡岳か遠目山……でいいのかな? これは自信がない
しばらく山に向かって歩く
多良山系が見えてきたが、結構ギザギザしている
正面に目立つ山があるが、多分遠目山。今回は登らない
萱瀬ダムから。恐らく奥の目立つ山が経ヶ岳
萱瀬ダム
黒木渓谷方面へ
砂防公園の横を通過
YAMAPの地図にはこの辺にトイレがあるとの記載があったが見当たらず。過去に仮設トイレがあったが撤去された?
周辺の山もだいぶボコボコしてる
少し林道歩き
柵を越えていよいよ登山道が始まる。ここまで3時間近くかかった
渡渉点。どっちがコースか最初分からなかった
最初は緩やかな道
何故かコース案内に色々な国の国旗が使われている
奥に日本の国旗
まだ道は難しくない
少し険しくなってきた
だいぶ岩が増えてきた
さらに険しさが増してくる。浮き石が多く、足元に注意しながらでないと進めないガレ場
こういった道がしばらく続く
ようやく難所のガレ場を抜けた
合流点「つげ尾」に到着。ここの前のガレ場に手こずったため、コースタイムがあまり短縮できなかった
ここから経ヶ岳山頂までもう少し
山頂直下もだいぶ道が険しい
分かりにくいけど、かなり登りにくい岩場
経ヶ岳に登頂
西側
東側。アンテナらしきものが立ってる山はどこだろう?
南には雲仙普賢岳
山頂をゆっくり撮った後は、多良岳方面に向けて進む。最初はかなり急な下り
ここもかなり急
しばらくするとようやく落ち着く
舞岳への分岐
途中の中山越に到着。ここで、時間が押していて、これ以降短縮できる見込みもないので多良岳を断念、笹岳まで回って終わりにするようコース変更を決める
笹岳北峰。テープに小さく書いてあるだけで、目立たないピーク
少し開けた空間になっており、ここから笹岳にアプローチする
笹岳はここを登る。そこそこヒヤッとする
笹岳中央峰に登頂。思っていた以上に道が険しくて苦戦した
多良岳の方向
経ヶ岳
中山越に戻ってきた。ここからキャンプ場に下りる
このコースはすぐに林道になり、歩きに問題はない
やはり、だいぶ山容がボコボコしてて特徴的
中山キャンプ場に到着
多良岳へのコース。経ヶ岳と多良岳を縦走せずに多良岳のみ狙った場合そんなに難しくはないかと思う
経ヶ岳……の方面を撮った気がするが、記憶に自信がない
後は黙々と多良駅まで歩く
町の名前は「太良町」で山の名前は「多良岳」
多良駅に到着、どうにか予定の電車に間に合った。多良岳まで回っていたら間に合っていなかったと思う。お疲れ様でした