活動データ
タイム
21:31
距離
21.6km
のぼり
2718m
くだり
2726m
チェックポイント
活動詳細
すべて見る混雑が予想される海の日を含む連休。 アナを狙って 北アでは静かな 餓鬼岳→唐沢岳へ行って来ました。 餓鬼岳は数年前に燕岳まで縦走していて、厳しく静かで マニアックなルートは 私のお気に入りランクの上位に位置しています。 その時に行けなかった山頂から見た唐沢岳へ続く尾根。 必ずまた来る!常念山脈の突端である唐沢岳へ 行ってみたい!と ずっと温め想っていたピークへ 今回チャレンジです。 ソロで計画していたところ ヤマッパーnopposunさんも行きたいとのことでコラボすることに♪ nopposunとは 以前にソロで鹿島槍から五竜を縦走したときに出会って以来の山友さんで、何度か山行を共にしてきましたが 今回は3年ぶりです。 白沢登山口に着いたのは6時過ぎ。既に車は20台くらいでしたが なんとか駐車スペースを確保できました。 登山ポスト、簡易トイレあり。 白沢からの歩きだし。 名の通り花崗岩の白い砂が川の底に見えて清らかな沢。 岩壁につけられた鎖、梯子や朽ちかけた木の板を踏みながら 左岸右岸を縫うように遡る 沢沿いのルートは気が抜けません。 苔むした木の橋は 雨で濡れてると(濡れてなくても?)滑ります。 なんせ、前回の同行者は 濡れた木の板に足を滑らせて目の前で沢に堕ちたのだから… 幸い 木があり無事に這い上がってきましたが、下が岩だったら…アウトでした。 そんなトラウマが頭を過りながら 慎重に進みます。 耳に清々しい沢音とは裏腹、風がなくて暑い❕ 倒木もあり、小さな谷で崩壊しているところを越え、何度も木の板の橋を渡って魚止めの滝から最終水場を過ぎると本格的な激登りがはじまります。 途中のガレ、果てしなく続く急登と暑さにオーバーヒート状態。 大凪山から ようやく緩やかな角度の登りになりますが、その後の “百曲り”は気温も上がって更に過酷に。 nopposunバテバテだったみたいです💧 やっと小屋に着いて、受付を済ませ 私たちは避難小屋風な別館(5人)に割り振られました。 荷を置いて餓鬼岳のピークを踏みに5分の山頂へ! うわぁ~🎶と声が上がる 貸し切りパノラマの展望! それから夕食まで燕岳方向にもお散歩したり 小屋上の展望所でいろんな方と会話して のんびり過ごしました。 餓鬼岳小屋はこの日は40人ほど。 御飯の時のちゃぶ台を片付けないとお布団がは敷けない 一間の こじんまりとした小屋です。小屋の方の対応も気持ちよく、お二人で(多分)切り盛りされていて今日は大忙しですね。 美味しい夕御飯と 楽しみにしていたフレッシュなグレープフルーツを頂いてから 夕日を眺めに再び山頂へ。 黒く沈む北アの山並みをながめてから就寝です。 夜は満天の星だったらしいですが残念ながら 爆睡して見逃しました💦 翌朝、行程が長いので 夜明け前にピークから唐沢岳の稜線を歩きます。 西餓鬼岳には小さなコマクサがひっそりと咲いてました。 昨日と違って風が気持ちよく助かります。 憧れていた 稜線は静かで美しい✨ 右手に雲海と朝日を立ち止まって見ながら、岩塊を重ねたような峰を下り餓鬼のコブへ。 アップダウンも相当ですが、それ以上に楽しみにしていたピークへ行ける嬉しさ🎶 コブからぐぐ~っと急下降して鞍部を進み 登り返します。 誰もいない静かなシラビソの樹林もしっとり気持ちよくて大好き😊 ようやく岩峰がみえてからも左に巻いてピークはまだ先。 花崗岩の風化砂礫が 蟻地獄のようになった急斜面を下がったロープでぐいぐい登ると やっとピークが間近になり、一面コマクサの大群生! 保護ロープも張られていない(人があまり来ないので)手付かずの自然な姿に感激です。 岩峰を越えて やっとたどり着いた 常念山脈の北の端っこ❗ もうこの先に登山道はありません。 ドカーン! 目の前に存在感ある野口五郎岳を中心とした裏銀座コースと右に鹿島槍や白馬への峰。 左には 近くなった槍と西鎌尾根に双六岳。後ろにちょこっと笠ヶ岳。黒部五郎岳のカールも白い雪ではっきりわかるし。 もう北アルプスオールスター☆勢揃い 圧巻の眺めに大満足です😂🎶⤴️ 後からこられたソロの男性とお互いに写真撮影。 小屋のおにぎりを食べていたら、なんと同じ金沢の近いところから来られたと判明し、盛り上がります😊 素晴らしい絶景に「おりたくな~い!😰」ですが 白沢まで下山しなければならないので泣く泣く引き返します。 下りは いろんな踏み痕に惑わされますがマーキングをよく見てください(注意を受けたにもかかわらず 実際2ヶ所間違えました。) 復路では 沢山の方が唐沢岳を目指して行かれるのにすれ違いビックリです。 小屋に戻りデポした荷物を詰め直して水を買い、長い長い下山路へ… いゃぁ~ホントに長い急下降に、 よく登ってきたなとしみじみ思いましたよ。 暑さで滝の汗が止まらず、頭から湯気をあげてモウロウとしながら水場までたどり着き、冷たい沢水で顔を洗った時の気持ちよさったら✨😂 その先も慎重に沢を下りて無事に下山できました。 ※ここに関しては、コースタイム以上に時間がかかると思った方がいいです※ 全てにおいて 厳しくそして楽しい素晴らしいハードルート。 大満足の2日間でした。 nopposunここはもう来ることない!😅って言ってましたけど私はまた来たいです😊 それだけの価値があるから! 素晴らしい景色を共有できて嬉しかったですよ~🎶 ありがとうございました✨
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