活動データ
タイム
04:59
距離
6.2km
のぼり
674m
くだり
674m
活動詳細
すべて見る【アクセス】 雪や凍結はなく路面の状態は良好でした。新穂高温泉駅より3km手前地点で工事のため山側へイヤと言うほど迂回させられます。途中には積雪となっている路面もあり、自家用車はスタッドレスタイヤが無難です。 新穂高登山指導センター前の駐車場は登山者向けに開放されていましたが、除雪は不十分で駐車できるスペースは限られていました。 新穂高ローブウェイは始発が9時、最終便が4時15分です。モンベルカードで1割引となりました。6kg以上の荷物には荷物券(300円)が必要です。 【お天気】 快晴 【感想/記録】 11月30日の立山はガスと強風であえなく一ノ越で撤退。不完全燃焼でモヤモヤ感が残りました。しかし、週間天気予報では今週の月曜日から木曜日までは珍しく北陸地方でもお天気が良さそう、と言うことで仕事をやりくりして休暇を頂き山へ。しかし、今年暖冬傾向で山の雪も少なく、唐松岳や乗鞍岳は頂上へ行くのに使用するロープウェイが動いていなかったりします。そこで通年営業している西穂高岳独標へGo! 途中の工事で迂回させられたり深山荘横の市営第三駐車場に駐車したので、新穂高ロープウェイには8時45分に到着したところ、団体さんの到着した後で、ロープウェイの第1便に乗れないかもと心配したところ、無事第1便に乗れました。準備をして9時半に西穂高口駅から西穂山荘へ。朝から快晴で穂高連峰もきれいに見えてテンションが上がります。しかし、最初の樹林帯は無風でお天気が良いため、雪の中でも汗だくとなりました。ハードシェルのピットジップや前のジッパー前回にしても暑く、汗拭き用のをタオルを持ってこなかったことを後悔。1時間ちょっとで西穂山荘に到着。 西穂山荘でアイゼンを装着し必要なかったワカンやストックをデポして、最終目標の西穂高岳独標へ。ちょっと歩くとさすが稜線だけあって風が吹いてきました。ここではそよ風程度だと思いますが、寒くなってきたので西穂丸山に到着したところで、冬山用の防寒クローブに換えてバラクラバを装着。西穂丸山から行く手を見上げると立ちふさがるようですが、標高を上げていきます。稜線上も雪が少なく岩やハイマツが出ている場所があり、アイゼンだと歩行しづらいですね。今日の核心部は独標手前の第12峰と第11峰(独標)です。気温が高かったため雪が腐ってアイゼンが効くか心配でしたが、雪質もマズマズで比較的スムーズに独標にまで行けました。 独標からは西穂高岳、奥穂高岳から前穂高岳までの吊り尾根、八ヶ岳、富士山、乗鞍岳、笠ヶ岳、白山まで見えて快晴の良い日に来た甲斐があったと実感。目の前のピラミッドピークや西穂高岳は9月に行きましたが、冬山ではトレースがありましたが、厳しいルートでとても行ける気がしません。山頂付近では何故か風が穏やかで、ちょうどお昼過ぎだったので昼食を食べてから、12時45分頃に下山しました。 独標からの下山が急な岩場なので一番恐かったですね。アイゼンを岩で引っかけないように慎重に下山して、第12峰を過ぎると、後は特に危険なところも無く、所々顔を出している岩にアイゼンを引っかけないようにして、西穂山荘で休息後に暑い樹林帯を通って西穂高口駅まで行きました。 【注意点】 一般的な冬山装備が必須です。稜線上のハイマツがアイゼンで踏まれて傷つけられており、心が痛みました。なるべくハイマツを傷つけないように歩きましょう。 【コース状況】 ・西穂高口駅〜西穂山荘 雪は少なめですがコースは圧雪されたトレースがあり明瞭です。ワカンやスノーシューは必要ありませんでした。トレースから外れると踏み抜きます。登りはつぼ足で行きましたが、下山時は滑るのでアイゼンを付けて行きました。 ・西穂山荘〜西穂高岳独標 トレースは明瞭ですが、雪は少なめのためトレースを外すとハイマツを傷つけるのでトレースを外さないように。
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