そして登頂
凍り付く楽古岳の看板

キーーンと冷える。
気温は-5℃くらいか…
クロカンウエアを着用する。 戻る 次へ

楽古岳✨戦いは続くの写真

2022.11.25(金) 09:42

そして登頂 凍り付く楽古岳の看板 キーーンと冷える。 気温は-5℃くらいか… クロカンウエアを着用する。

この写真を含む活動日記

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03:06

9.6 km

1199 m

楽古岳✨戦いは続く

楽古岳 (北海道)

2022.11.25(金) 日帰り

月末プレミアムフライデーということで、1日有給休暇を取得してしまった😁✌️ そして金曜日のてんくらを見ると、最高の登山日和ではないか❣️😆🙌 一方で、土日は「C」が並んでいた。 これは本当の意味でプレミアムフライデーになるかもしれない😚♪ さて、どの山にしようか… 一番に思いついたのが「楽古岳」だった🙄 10月半ばに、アポイ岳~ピンネシリのおかわりで登ろうと計画していた山だった😅 しかし、ピンネシリ下山時の転倒、脱臼で、その挑戦は叶わなかった😥 積雪もそれほどでもなさそうだし、行ってみるか? やはり、あの悪いイメージは、年内にケリをつけておきたかった。 よし!楽古岳に決定である😎👍 AM03:30に目覚まし時計をセットして就寝する😪💤 朝、なぜか3時前にパッと目が覚めてしまった😳 子供の頃に経験した遠足の日は早起きしてしまう、あれか?😅 よほど楽古岳に刺激を受けていたのだろう。 せっかくなので早起きして準備し、まだ夜明け前の真っ暗な中、車を走らせた🚙💨 楽古山荘に到着すると、先行者はなかった。 今日は貸し切りだった。 車を停めると、楽古山荘の先に青空をバックに白く浮かび上がる山肌が見えた。 あれが楽古岳か?緊張が走る。 今日は、脱臼して潰えていた続きを再開である。 ふ~っと一息ついて気持ちを落ち着かせ、登山口へと歩を進めた😤🙏 スタートすると、いきなりの渡渉ポイントだった😱 車の温度計では気温0℃だったので、ここで濡れるわけにはいかない。 川の水量があったので、石伝いに渡りやすいところを選定する。 ほっほっほっ、と順調に石を伝って行くと、最後にツルリ、ドボン😵💦 げげげっ! マジかよ~、いきなり!? 両足膝下までずぶ濡れ~😭 手袋もべちゃべちゃになってしまった。 なははは…、戦意喪失↷😓 この辺りの地域は相性が悪いのか? 不安がよぎる… まあ、そのうち乾くだろう… 気を取り直して行ってみよう…😅 河原は、石がゴロゴロしていて走りにくかった。 しかし軽く走っていると、ズボンはすぐに乾いてきた。 手袋はズボンのポケット入れて温めて乾かすことにした。 靴の中もすぐに温かくなってきた。 今日もサロモンスノークロスで来てよかったと思った🤣 1kmほど進むと、5回ほどか、渡渉の連続となった。 しかし、ちょうどよく石が並んでいて、簡単に渡れた。 出だしのドボンは何だったんだと、情けない気持ちになった😓 だけどこの後、標高1,000mを越えると積雪があり、結局はズボンも靴もべちゃべちゃになるので、結果的には一緒だった😅 2.5kmほど進んだところに、「取り付き」の標示があった。 ようやく登山口に到着である。 ここから登りに入る。 なかなかの急登だった😵💦 つづら折りについた登山道がありがたかった。 それでも一気に太ももとふくらはぎに負荷がかかり、心拍が上がった。 そして太陽の日差しに体感温度が上昇し、汗が滴り落ちてきた💦 一旦停止🥵💦 あまりにも暑くなったので、キャップ、クロカンスキーのウエア上衣、手袋を脱ぐ。 夏スタイルで涼しくなったところで、快適に進んでいった。 しかし、ここでも痛恨のミス😱💦 ウエアを脱ぐときに、GAMINの腕時計を外して地面に置いたのを忘れて、そのまま進んでいた😰 途中で気が付いた時は背筋が凍った。 慌てて引き返して、なんとか腕時計を発見した。 良かった~😵‍💫💦 (そこで3分間休憩したことになっていた😝) 今日は川ドボンに続きミスの連続…😓 やっぱり相性が悪いのか… また脱臼したりして…😰 いかん、いかん、いかん 転倒だけはしまいと気を引き締めて再開するのだった🤣 途中、なだらかになって一息つける区間もあるが、傾斜はどんどんキツくなっていった💦 それを楽しみながらノンストップで登って行く。 そしてようやく樹林帯を抜けると、楽古岳~小楽古岳を見渡せるポイントに出た。 お~っ、素晴らしい😍✨ これまでの急登の辛さがいっぺんに吹き飛んだ。 更に標高を上げていく。 1,000mを越えると積雪が見られ、植生は笹から這松へと変わっていった。 すると、ぱあっと青空をバックに霧氷が広がっていた。 すげぇ…、きれいだ…✨ 足を止めては撮影しながら登った。 そうこうしていると、稜線に出た。 そこはキンッと冷たい空気が支配し、冬山の世界へと一変するのだった🥶❄️☃️ 再びキャップと手袋を着用する。 そして積雪は1cmほどだったが、雪をまとう植生に触れると、全身が雪まみれになり、びちょびちょになった😵 ズボンも靴も川にドボンしたときの状態に戻ってしまった😂 そこからの傾斜は緩やかで、最後は楽古岳、小楽古岳、そして左に見える十勝岳の景色を楽しみながら登った。 そして、山頂が近づいて来るにつれて、来たか?来たか?と心が躍るのだった💕 すると、太陽に照らされる古い看板が目に入った。 きたーーーーー!🤩🙌 楽古岳登頂の瞬間だった。 よっしゃー! そこには全周に雲に包まれながらも太陽に輝く見事な山並みが広がっていた。 はあぁ…、すげぇ…😍✨ 嬉しさがこみ上げてくる。 もはや嫌なことも全部忘れて、ただただその景色を独り占めする達成感に包まれていた😆🙌 よし!小楽古岳を目指そうか!🤩☝️ メンチカツサンドで腹ごしらえして、雲に包まれた小楽古岳へ向かおうとする。 えっ!?これを行くのか!?😱💦 そこには全て這松に覆われていて、道などなかった… まぁ、なんとかなるだろう、行ってみよう。 そう思って這松の中に足を踏み入れる。 え!?まじで? なかなか大変だぞ、これ😱💦 強引に這松を足で踏みつけながら下りていく。 冷てぇーーーーっ!🤣 這松に付着したシャーベット状の雪で、ズボンと靴がずぶ濡れになった。 渡渉で川につかるレベルである。 ズボンに至っては、太ももより上までべちゃべちゃになっていた😱💦 これは厳しいか…? 体がキンキンに冷えて、小刻みに震えてきた。 ぶるぶるぶる~🥶🥶🥶 「ヤバい、ヤバい!撤退、撤退!🤣」 慌てて戻ろうとするが、ほんのちょっとの登り返しが進まない。 這松をかき分け、掴み、強引に登った。 おお~っと山頂に復帰😵💦 とてもじゃないけど、小楽古岳まで行けるイメージがつかなかった。 これはレインウエアのズボンがないと無理だろう… 下半身はべちゃべちゃである。 ぶるぶるぶる~ 寒っ!寒っ!寒っ!🥶🥶🥶 うぉ~寒い! 早く下山しよう。 下山、下山、下山!🤣 お~っ、滑る!滑る! 危ない、危ない🤣🙌 そこは慎重に、慎重に 転倒注意!!😅💥🦴💪 稜線を滑るように下り、登山口に続く急坂に入ると、日も差してきて体感温度が上昇した。 寒さから解放され、気持ちもホッとした🤤 すると、さっきまで雲がかかっていた小楽古岳が姿を現した。 なんだか負けた感が蘇ってきた。 くそ~、来年の夏、待ってろよ!😠👊 それとも冬山でもアタックできるのか? まぁいいや、今度ちはる君に相談しよ!🤣 そこからは、急坂を楽しんだ。 だけど、べちゃべちゃになったズボンが突っ張って、足が思うように動かせない。 スピードは抑えて、転倒しないように慎重に駆け下りて行った😡💦 登山口に戻ってきた。 あとは渡渉を繰り返しながら2.5kmほど平坦な河原沿いだ。 よく考えたら、靴もズボンも既にべちゃべちゃである。 石伝いに渡渉するのも面倒なので、そのままジャブジャブ川の中を渡渉することにした😁👍 川の水は思いの外冷たくなかった。 温かいといった表現の方がいいかもしれない。 山頂の這松で感覚が麻痺してしまったのかもしれないが…🤣 ひゃっほ~と、その後もジャブジャブと渡渉を楽しんだ😚♪♬♪ そして遂に、楽古山荘が見えてきた。 お~、安堵する😚🙌 体がほわっと温かくなった。 脱臼して取りこぼした楽古岳だったが、悪いイメージを払拭できたような気がした😊 だけど、小楽古岳という課題を残してしまったな…😅 まあよいではないか またこちらへ遊びに来られる口実ができたと、前向きに捉えようではないか🤣🙌 日高山脈南部との戦いはまだまだ続く😎👍