四国八十八寺+別格二十寺 歩き遍路ー42日目-2022-11-21

2022.11.21(月) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
11 時間 23
休憩時間
1 時間 1
距離
38.9 km
上り / 下り
1312 / 1615 m
57
1 37
1 33
7 5

活動詳細

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竹屋敷から 大相山を経由して 大滝山、西照神社を参拝して、別格最後の大滝寺を参拝して別格を結願、その後下山して うどん八幡のビジネスホテルまで。 いよいよ最後の札所、別格二十番の大滝寺へ向かいます。 最後に最も難関のお寺を参拝するので、いつもルートに悩みますが、今回は天候も回復する予報なので、最も登りがキツイが最も短時間で行ける阿讃県境尾根の遍路道にしました。 宿をできるだけ早く出ないとうどんの八幡に着くのが真っ暗になってしまうので、朝明るくなったら日の出前に出ることにしましたが、宿の朝食は7:00からなので待ってられません。 朝食をオニギリにしてもらい、明るさが増した6:20に出発しました。 昨日の夜に降った雨の影響か、一面の霧でした。 薄明るい霧の中で街灯がボンヤリと輝いている幻想的な雰囲気の中、山の中の狭い車道を進みます。 時々来る車が霧の中で自分を認識しているのか?不安になりながら進みます。 国道に出ても霧は晴れずに歩道の無い狭い路肩の道を進むのは車が来ると怖い思いをします。 車が来たら路肩に避けて車を行かせながら進みます。 やっとの事で県境を越えて徳島県に入り、県境尾根の道の登山口の神社の急な階段を登ります。 神社を参拝して、スパッツを付けて準備完了。 遍路道に入ると暫くは緩い傾斜の落ち葉が積もった歩きやすい道ですが、狭い尾根にでるといきなり斜度が増してロープが張られています。 ここが最初の遍路転がしの急登です。 細い木の幹を頼りに強引に登って、最初の遍路転がし その1を登り切りました。 幸いに昨晩の雨も多くは降らなかった様で、葉は濡れていますが、地面に濁流を作るほどは降らなかった様で、泥濘や池はありませんでした。 四国を一周歩いたトレランシューズの靴底は減って滑り止めが効かないので、雨だったら滑って大変だったと思います。 また、暫くは落ち葉でフカフカした緩やかな傾斜の道が続くと また壁の様な直登の急坂が現れます。 ここが遍路転がしのその2です。 ここは斜度がキツくても木の根が張っているので、まだステップを確保して登れました。 登り切って尾根道を進むと、最後の遍路転がし そに3が現れます。 ここは木の幹も張った木の根も無いので、張ってある虎ロープを頼りに強引に登りますが、靴底が滑って大変でした。 一歩一歩確実に足を置いて登って行きます。 やっとの事で尾根に出て遍路転がしの急登を登り切りました。 笹原を進むと大相山の分岐、ザックを置いて山頂を往復しますが、紅葉は終わっており、展望も無いのでサッサと下山しました。 ここからは尾根歩きでアップダウンを繰り返しながら大滝山を目指します。 緩やかな斜面は歩きやすいのですが、時々急な登りや倒木には苦労させられました。 最後の急登を登ると電波塔のある場所に出てすぐに西照神社の入口に出ました。 登山口の展望台から高松市内を見るとガスっていて 何も見えませんでした。 西照神社に参拝してから大滝寺を目指します。 車道をちょっと降るとすぐに大滝寺に着きます。 山門も無いあっさりした小さいお寺で、ここが八十八ケ寺の総奥之院と言う割には威厳が足りないように感じます。 別格二十寺で最後の読経を終えて納経を頂きますが、取り立てて満願のセレモニー感はありませんでした。 こちらでも別格20寺 満願の証明証を発行してくれるそうですが、興味がないのでオーダーしませんでした。 ここから長い車道下りの始まりです。 去年は登りも下りしましたが、ショートカットにはチャレンジしませんでした。 今回は積極的にショートカットを試しましたが、、どれも普通には通れないので行かない方が賢明でした。 穴吹まで出るとうどんの八幡までの長い県道歩きです。 県道は交通量が多いのに歩道の整備が遅れているので、途中から地図上にある旧道を歩きましたが、こちらの方が道に変化があって交通量も少なくて、日が暮れるまでは安心して歩けました。 日が暮れると車からの発見が遅れそうなので、暗くなってからは明るい県道に変えました。 やっとの事でうどんの八幡のビジネスホテルに到着。 長い車道歩きが終わりました。 詳細は写真のコメントに今後追加予定です。 総歩行距離:1,396.0km 総獲得高度:36,561m 総活動時間:428時間42分

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