慰安旅行@日光澤温泉♨️

遅ればせながら、あけましておめでとうございます。 今年もよろしくお願いします！ これまたずいぶん遅くなってしまいましたが、晩秋の日光澤温泉に行ってきましたので、そのレポです。 「秘境」とか「歩いてしか行けない」とか言われると魅力を感じてしまいます。 日光澤温泉もまさにそういう場所にあります。 『グレートトラバース』で知って以来、行きたいなあと思っていました。 「山に行きましょう！」という誘いで3人が釣れ、予定を合わせてみると11月の下旬くらいしか合わなさそう。当初は那須岳に登って三斗小屋温泉に行きたいなあと思っていたのですが、雪で難しい季節になってしまいました。「温泉に入りたい…」その想いのみが生き残り、日光澤温泉に泊まって帰るという、ただの慰安旅行の催行が決定しました。 その日は宇都宮駅に9時ごろに集合し、レンタカーを借りて登山口へと向かいます。時間に余裕がありましたので、日光東照宮に寄ったり、戦場ヶ原に寄ったりしました。慰安旅行ここに極まれり。 今日の行程は2時間ほどなどで「余裕やで」と思っていたので、しっかり日光を満喫していました。 しかし、ここで誤算が。戦場ヶ原に来てしまったことで、当初の女夫渕の登山口までのルートから外れてしまい、山を越えねばならなくなってしまいました。「山王林道」という何とも強そうで全員丸坊主っぽい道を抜ける必要があり、戦場ヶ原からだと1時間くらいかかります。時間は13時。宿の人から「16時までには着いて下さいね〜」と言われていたので、ギリギリです。大慌てで出発し登山口へと向かいます。 山王林道は細いくねくねの道がずーーっと続きました。さすが最強山王。「車酔いするから」と助手席に座った方は女夫渕が近づくにつれ、どんどん無口に…。14時ごろに駐車場に着いた時には真っ先にお手洗いに行っていました(vomitはしてないそうです)。 そんな難所を乗り越え、山歩き開始です！ 女夫渕から橋を渡ると、まずは急な階段で小高い山を越えます。そこから一旦下って、鬼怒川にかかる「鬼怒の中将乙姫橋」を渡ると、緩やかな登りが始まります。 鬼怒川に沿って、川上に向かって歩きます。特に眺望はないですが、静かな森歩きが楽しめました。 温泉地が近づいてくると硫黄の匂いが漂ってきます。 八丁の湯、加仁湯と立派な建物のホテルを通り過ぎ、さらに奥に行くと日光澤温泉に到着です。 日光澤温泉は他の2軒と違い、山小屋然としています。実際、建物の中にも「ここは山小屋です」と書かれていました。山小屋にしては快適すぎるけども。 チェックインの手続きを済まし荷物を置いたら早速風呂へ。 内湯が男女各1つずつと、混浴の露天風呂が2つあります。19〜21時は露天風呂が女性専用になり、内湯の男女が入れ替わります。 洗い場はさすがに寒かったですが、お湯に浸かれば体の芯から温まりました。露天風呂も最高でしたね。体は暖かく、頭はひんやり。川のせせらぎだけが聞こえる空間でのんびりと。なんとも贅沢な時間でした。 お風呂から上がると次は夕食です。「ここは山小屋です」と言っときながら、とても豪華。川魚の塩焼きに天ぷらと、普通の旅館の晩御飯と大差ないくらいでした。慰安旅行なので地酒を追加でオーダーししっぽりと。地酒の銘柄は忘れましたが、美味しかったです。 その後は薪ストーブのある談話室でダラダラしつつ、毎年泊まりに来るというご年配の方々と談笑していました。こういうところは山小屋の良さですね。 そして、ある意味お待ちかねの看板犬(サンボ)との触れ合いタイム！ネットで「看板犬が出迎えてくれる」とあったのですが、我々が着いた時はお昼寝をしていて、出迎えてはくれませんでした。しかし今は起きて入り口の辺りをうろちょろしてたので、しばし一緒に戯れました。 サンボとひとしきり遊んだら、部屋のコタツに入って少々歓談した後、就寝。静かな夜で、よく眠れました。 翌朝、これまた豪華な朝食を食べ、いそいそとチェックアウトを済ませます。最後にサンボと一緒に宿の前で記念写真を撮ってもらい、下山開始です。本当に良い宿でした！ サクッと下山し、そのまま宇都宮駅へ。途中、北関東の「さわやか」ことフライングガーデン(通称フラガ)でハンバーグを食べました。本家さわやかに行ったことないので、比較はできませんが、美味しかったですよ。フラガならほとんど待ち時間もありませんし。 その後、宇都宮駅で車を返却し、みんみんで餃子とビールで締めて、家に帰りました。 よい慰安旅行になりました😊 ℹ️情報まとめℹ️ (事前に各々でお調べください) 交通🚞 ○宇都宮〜女夫渕駐車場 宇都宮駅から車で2時間ちょいくらいでした。 山荘🏕 ○日光澤温泉 今回の目的地です。奥鬼怒温泉郷の最奥にある山小屋。1泊2食付きで1人10,700円。ご飯もお酒も美味しかったですし、温泉は最高でした♨️ 登山道⛰ ○女夫渕〜日光澤温泉 危険箇所は特にありません。基本的にはなだらかな登りです。 温泉♨️ ○日光澤温泉 日帰り入浴もやってます。500円。