活動データ
タイム
08:03
距離
9.5km
のぼり
545m
くだり
1080m
活動詳細
すべて見る岐阜県境を歩いてきた 今回は200名山、能郷白山の東にある酷道157号線の温見峠から蠅帽子嶺まで。 この区間は中央分水嶺で岐阜県側の水は太平洋へ、福井県側の水は日本海に行く。 半年に及ぶ長い冬季閉鎖になる前に、わらびーずのメンバーで歩くことにした。 道の駅に集合、2台に分乗して蠅帽子の登山口に着くと先行者が出発の準備をしていた。 お話をすると蠅帽子から越山まで縦走するとのことだ。 ここに車を1台デポしてもう一台で県境の温見峠に向かった。 温見峠に着くとちょうどご来光を拝めることができた。 温見峠は能郷白山の登山口になっており99.99%の人は能郷白山に行くが 反対側の刈安山に行く変態はまずいない。 その変態チックなルートを行くのだー! YAMAPやヤマレコで過去レポを調べたが激薮とかのレポが多く蠅帽子まで行けるのか 心配で越山到着を12時をタイムリミットとして行くことにした。 延命地蔵の横から県境を上がる、いきなり笹の薮だがそんなに濃くなく意外にも踏み跡がある。 しかもピンクリボンや赤ふんなども散在している。 しかし踏み跡も途中で消えて激薮となり進まなくなってしまう。 薮の薄いところを探すと再び踏み跡が現れスピードが上がる。 斜面が緩やかになると進行方向に県境稜線が、反対側には能郷白山がドーンと見えてきた。 ここから県境稜線までも踏み跡があり意外に早く進めなんと1時間半で県境稜線に着いた。 稜線からは姥ケ山や白く雪化粧した白山を見ることができた。 刈安山へは笹と灌木の薮を15分、標高を10mほど下げたところに三角点がある。 刈安山頂上には木が生えていて眺望はいまいちだが、木々の間から能郷白山と奥美濃の山々、 姥ケ山と奥越の山々に雪化粧した白山をみることが出来た。 さあここから越山まで無雪期のレポは少ない。 意を決して薮に突入~! 笹はかき分ければいいがたこ足灌木は通過に困難だ。 何故か県境の稜線の芯にたこ足灌木が多いので福井県側をトラバース気味に行く。 一つ目の二重稜線は左を通ったが二つ目の二重稜線は右を行った。 ヌタ場を過ぎて登り返すとP1208に着く。 何も目印が無いのでピンクリボンでマーキングをしておいた。 ここから県境は急斜面となり上りで使わなくて良かったと思った。 ヌタ場から上り返すと越山に着く。 3年半前に取り付けた看板は無残にも半分に割れていたが1ヵ月前に新しい看板が付けられていた。 ここで時間は11時、タイムリミットより1時間早かったので予定通り蝿帽子に向かう。 越山から蝿帽子までは歩く人もあるようでピンクリボンが有ったりする。 笹薮は少なくとにかくたこ足灌木が邪魔をするので福井県側を進んだ。 1時間ほどで蝿帽子峠に到着、峠の看板の文字がはげていたのでEIZさんが書き足して補修した。 蝿帽子峠から蝿帽子嶺までも稜線の芯にはたこ足灌木があり福井県側を歩く。 薮は無くてスムーズに蝿帽子嶺に到着した。 ここで県境歩き区間は終了した。県境区間は6.5Km。 1年半前に設置した頂上看板は熊によってボロボロにされていて撤去して回収、 新たに作成した唐辛子バージョン看板を設置してきた。 尾根を下って根尾川を渡渉するのだが、ここのところの冷え込みなのか冷たいのなんの! 川底の石もコケで滑るし裸足で渡ったので滑ってパンツを濡らしてしまったよー💦 デポした車に戻ってスタートした温見峠に行き今回の県境歩きは終了した。 反省会と称して道の駅で宴会だ~🍲 今回のルートは激薮で敗退を覚悟していたのだが激薮は少なく予想より楽に行けた。 しかし明瞭な登山道は無いので常にルーファイしていかないといけない。 安易な入山は遭難につながる。
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