【百名山】美ヶ原(王ヶ頭)の呪い

2022.11.19(土) 日帰り

活動データ

タイム

01:06

距離

2.8km

のぼり

134m

くだり

134m

チェックポイント

DAY 1
合計時間
1 時間 6
休憩時間
19
距離
2.8 km
のぼり / くだり
134 / 134 m
24

活動詳細

すべて見る

神々しい!圧倒的に美しい! 夕暮れ時の美ヶ原! タイトルバックの写真は、決してエヴァンゲリオンやシン・ウルトラマンのマネではありません! 今年二度の美ヶ原撤退には意味があったんです! この夕暮れの、この美しい光に出会うために、聖なる導きがあったのです! (注:この活動メモに宗教等は一切関係ありません) 《美ヶ原の呪い》 最初は先月の10月17日。美ヶ原高原美術館まで訪れるが天気が急転し、濃霧と強風に阻まれ、登山口で撤退。 2回目は同月30日、蓼科山、霧ヶ峰登山の後、一日三座目を目指し再び美ヶ原を訪れるが牛伏山を超えたところで日没必須であえなく二度目の美ヶ原撤退。 天候の急転だったり、車のナビが違う所に誘ったりと数々の呪いがかったハプニングで二度も撤退した美ヶ原。日本一短時間で登りやすい百名山と言われるこの山に呪われているのは間違いない。 《ウツクシーの呪い再び》 そして今回、午前に焼岳を登り、余裕を持って訪れるはずの美ヶ原。またしてもである!YAMAPのレポートを参考に登山口を車のナビで設定するが、1時間も離れた別の場所に到着。直近から標高が上がらず、高原とは言えない谷に向かって走っているとは気がついていたが、まさかのまさかである。またもや美ヶ原の呪い、俺的にウツクシーの呪いが襲いかかった。 日暮れの時間に間に合うよう余裕を持った時間が一気に消滅。ここから移動しても日暮に間に合わない。 翌日は雪予報。なんとしても今日、登らなければ。 負けてなんかいられない。今日こそウツクシーの呪いを解いてやる!! 《最短:美ヶ原自然保護センター〜王ヶ頭ルート》 美ヶ原(王ヶ頭)に向かう峠道をアクセル限界でかっ飛ばして向かう。登山コースも最短の美ヶ原自然保護センター〜王ヶ頭の登山口を目指す。 駐車場にドリフトして到着。 美ヶ原頂上が目の前の信じられない距離の百名山だ。 午前に登った焼岳の格好そのままで急いで登山口へ。 夕陽はすでに山にかかりはじめている。 急げ、俺。 道は平坦でただの砂利道。 これならいっそトレイルランだ。 ザックも重い午前のまま。走るのはキツい。 車にバーサライトパック15を置いて来てしまった。 ノルディック複合の渡部暁斗のつもりでストックワークの回転を上げ、坂を登って行く。 王ヶ鼻への分岐を曲がると放送•通信のアンテナが立ち並ぶ美ヶ原山頂の王ヶ頭が見えてくる。夕陽を見にたくさんの人が稜線に立ち並ぶ。 その人の列がゴールラインだ。 ゴール! 走り終わったロッキー・バルボアのように踊り場で両手を上げジャンプする。 間に合ったか?日没前の太陽! ギリだ!太陽がほんの少しまだ光を放っている。 《山の神 ウツクシーの祝福》 なんと美しい夕焼けか! 空が、山が、空気が光り輝いている! そうか、そうだったんだ! 呪いではなかったんだ!今日この日のこの夕焼けを見るために二度もストップさせてくれた大いなる力が手助けしてくれたのだ!山の神のおかげだったのだ! その気づきにしばらく呆然とし、あらためて山の神に感謝する。 ありがとう山の神様。 こんな素晴らしい世界に会わせてくれて。 日が暮れて薄暗くなった山頂から、初めてのヘッデンを付けて下山。 北アルプスの山々のシルエットが、赤々と焼けた空に浮かぶ。午前に見た焼岳からの北アルプスとは反対方向からの風景だ。 今日は焼岳、美ヶ原と百名山を二座登頂。 一日二座は二回目。 急ぎのアドレナリン放出で疲れは感じない。 下山後は、松本のカモシカスポーツに寄って、ゆっくり温泉に入るとする。 ありがとう山の神様。 今日も最高の一日でした。 感謝。

美ヶ原 美ヶ原にはわずか一ヶ月強の間に三度目のチャレンジ。
過去二回はいずれも撤退。
日本一、短時間で簡単に登れる百名山に登ることができないでいる。
それは美ヶ原の呪いのように。
美ヶ原にはわずか一ヶ月強の間に三度目のチャレンジ。 過去二回はいずれも撤退。 日本一、短時間で簡単に登れる百名山に登ることができないでいる。 それは美ヶ原の呪いのように。
美ヶ原 ウツクシイ高原のウツクシ〜の呪いが今日も襲いかかった。
ナビを設定しても遠い地点に導かれる。
私を遠ざけようとしているのだ!
ウツクシイ高原のウツクシ〜の呪いが今日も襲いかかった。 ナビを設定しても遠い地点に導かれる。 私を遠ざけようとしているのだ!
美ヶ原 呪いに翻弄されながらも、登山ルートを変更。
最短コースの自然保護センターから美ヶ原の最高峰王ヶ頭の山頂を目指した。

駐車場に到着した時には陽は傾き、太陽は山並みに沈もうとしていた。
呪いに翻弄されながらも、登山ルートを変更。 最短コースの自然保護センターから美ヶ原の最高峰王ヶ頭の山頂を目指した。 駐車場に到着した時には陽は傾き、太陽は山並みに沈もうとしていた。
美ヶ原 急げ、俺。
日暮れ前になんとか山頂を目指せ。
急げ、俺。 日暮れ前になんとか山頂を目指せ。
美ヶ原 岩がゴロゴロしている。
こちらの道では間に合わない。
岩がゴロゴロしている。 こちらの道では間に合わない。
美ヶ原 この道の右側の道にショートカット。
もっと平坦な王ヶ鼻分岐ルートで登る。
この道の右側の道にショートカット。 もっと平坦な王ヶ鼻分岐ルートで登る。
美ヶ原 もうすぐだ。
頂上まで400メートル。
太陽も山にかかっている、、、
もうすぐだ。 頂上まで400メートル。 太陽も山にかかっている、、、
美ヶ原 頂上付近はすでに森林限界。
頂上付近はすでに森林限界。
美ヶ原 ぎゃー!もうすぐ太陽が沈む!
ぎゃー!もうすぐ太陽が沈む!
美ヶ原 美ヶ原 王ヶ頭山頂だ。
通信・放送関係のアンテナが立ち並んでいる。

人がいっぱい並んで夕陽を見ている。
あそこがゴールだ!
美ヶ原 王ヶ頭山頂だ。 通信・放送関係のアンテナが立ち並んでいる。 人がいっぱい並んで夕陽を見ている。 あそこがゴールだ!
美ヶ原 この坂を登れば山頂。
この坂を登れば山頂。
美ヶ原 あと一息。急げ、俺。
あと一息。急げ、俺。
美ヶ原 右手を見る、、
右手を見る、、
美ヶ原 振り返ると、、太陽が沈む、、!!
振り返ると、、太陽が沈む、、!!
美ヶ原 ゴール目前だ。
まだ太陽が見える!
ゴール目前だ。 まだ太陽が見える!
美ヶ原 ゴール!
太陽はちらりとその光を放ち、山のシルエットに沈んでいった。
ゴール! 太陽はちらりとその光を放ち、山のシルエットに沈んでいった。
美ヶ原 美ヶ原 頂上 王ヶ頭 2,034m。
登頂です。
美ヶ原 頂上 王ヶ頭 2,034m。 登頂です。
美ヶ原 夕焼けのなんという美しさ。
夕焼けのなんという美しさ。
美ヶ原 やっと気づいた。
二度の撤退はこの日、この時のためにあったのだと。
大いなる力の存在にしばし呆然。
やっと気づいた。 二度の撤退はこの日、この時のためにあったのだと。 大いなる力の存在にしばし呆然。
美ヶ原 山の神が祝福してくれているのだと。

🗻
山の神が祝福してくれているのだと。 🗻
美ヶ原 呪いではなかったのだ。
やっと気づけた、山の神の存在を。

ありがとう山の神様。感謝。
呪いではなかったのだ。 やっと気づけた、山の神の存在を。 ありがとう山の神様。感謝。
美ヶ原 この限りなく透明に近い青みがかった空気に浮かぶ、真っ赤な夕焼けと出会わせてくれた。
この限りなく透明に近い青みがかった空気に浮かぶ、真っ赤な夕焼けと出会わせてくれた。
美ヶ原 日は暮れ、辺りは薄暗くなってきた。
温度も一気に下がり、体が冷えてきた。
日は暮れ、辺りは薄暗くなってきた。 温度も一気に下がり、体が冷えてきた。
美ヶ原 通信・放送施設の向こうに王ヶ頭ホテルが見える。
通信・放送施設の向こうに王ヶ頭ホテルが見える。
美ヶ原 温まっていこうとも考えたがもうすぐ真っ暗になる。
下山とする。
温まっていこうとも考えたがもうすぐ真っ暗になる。 下山とする。
美ヶ原 北アルプスの山々のシルエットが遠くに広がる。
北アルプスの山々のシルエットが遠くに広がる。
美ヶ原 午前に登った焼岳から見た北アルプスとは反対側から見たことになる。
午前に登った焼岳から見た北アルプスとは反対側から見たことになる。
美ヶ原 ヘッデンをつけて下山。
いつも常用していたが使うのは初めて。

なんといっても登山歴4ヶ月。
ヘッデンをつけて下山。 いつも常用していたが使うのは初めて。 なんといっても登山歴4ヶ月。
美ヶ原 薄暗い駐車場に到着。
静かに静まり返っている。
薄暗い駐車場に到着。 静かに静まり返っている。
美ヶ原 神に祝福された至高の喜びを感じつつ、今日の百名山二座の山登りを完了する。

山の神に感謝。
神に祝福された至高の喜びを感じつつ、今日の百名山二座の山登りを完了する。 山の神に感謝。

活動の装備

  • マムート(MAMMUT)
    アドオンボトルホルダー
  • スカルパ(SCARPA)
    ZG トレック GTX
  • ミレー(MILLET)
    SAAS FEE 30+5 MIS0640-8440

もしも不適切なコンテンツをお見かけした場合はお知らせください。