四国八十八寺+別格二十寺 歩き遍路ー39日目-2022-11-18

2022.11.18(金) 日帰り

善根宿 うたんぐら から 79〜82番札所、別格19番 香西寺を参拝して、一宮寺近くの 旅人宿 そらうみ まで。 うたんぐらのおばちゃんに笑顔で見送られて、気持ち良く歩き出せました。 国分寺に行く途中のうどん屋に魅かれましたが、今日は山登りもあるのに40kmの長丁場なので時間の自由がなく諦めました。 国分寺を参拝後に最初のお遍路で自宅に泊めていただいたTさん宅にお礼の納め札を置いていきました。 白峯寺までの急な登りを終えて県道をしばらく歩いてから三十丁への脇道に入り三十丁の道標にザックを置いて白峯寺まで打ち戻りをします。 白峯寺は見事な紅葉の紅葉で多くの参拝者や紅葉を撮影する人で賑わっていました。 遍路道を戻り、ザックを回収して十九丁の休憩所にはいつものように景子さんのご接待が置かれていました。 ありがたく頂き、飲み物を飲みながらおばちゃんが作ってくれたオニギリを食べました。 おばちゃんは「ご接待のオニギリが小さくなったと文句を言う人もいる」とこぼしていましたが、十分に満足出来る大きさですし真心がこもっていて美味しかったです。 根香寺手前の五色台のお遍路小屋は去年泊まらせてもらった雨風を凌げて灯りもありコンセントもあるありがたい小屋です。 ご接待のお菓子の箱が置いてありましたがすでに空でした。 残念に思うのは失礼なので、ご接待の心だけ受け取りました。 根香寺も紅葉の真っ盛りには早いでしたが、多くの紅葉が紅葉していました。 ここから別格の香西寺を目指しますが、YAMAPにルートが無く、農道が入り乱れている果樹園で、別格なので遍路マークも標識も無くて去年の逆打ちの時に道に迷いまくった所です。 さすがに順打ちでは道も分かりやすくて迷う事も地図を見たら分かる程度でしたが、逆打ちの方が苦労しないように分岐で書き込みを追加しました。 香西寺を参拝して鬼無に着く頃には夕暮れで陽が落ちかけており、歩きながら夕陽が落ちる様子を見ていましたが、雲がないスカイライン に落ちる綺麗な夕日を見て、海岸線でゆっくり見たかったと思いました。 一宮寺への迷路のような暗い遍路道を迷わないように歩いてやっとの事で今日の宿 そらうみに辿り着きました。 そらうみは元料理人さんが放浪の旅をした後に気に入ったこの場所に開いた旅人の宿で、旅人に対してのサービスが良くて料理が凝っていて美味しいし、夕食は宿主さんと宿泊者で語り合いながら楽しく過ごせる宿でした。 話が楽しくて23:00まで話し込んでしまったので、その夜はバタンキューで何もしませんでした。 二日続けて印象に残る良い宿主さんの良い宿でした。 詳細は写真のコメントに今後追加予定です。 総歩行距離:1,299.5km 総獲得高度:33,792m 総活動時間:400時間03分