活動データ
タイム
02:48
距離
4.5km
のぼり
435m
くだり
436m
チェックポイント
活動詳細
すべて見るYAMAPユーザー皆様のGPSログを分析して登山道を抽出する取り組み「伊能忠敬プロジェクト」を2020年から進めています! https://yamap.com/magazine/17260 今回は2回目のマイナールート実地検証。 10月に検証した苗敷山(山梨)とは違い、粟野山についての事前情報はほとんど無し。行ってみてのお楽しみという事で阿熊観光トイレがある集落センターの広場へ。 山道かと思いきや、先ずは細い舗装路で集落を抜けて登山道入り口へ。武甲山を左手(南)に民家の裏の畑を抜けてそれほど荒れてはいない登山道、途中足場が怪しい場所がありましたが尾根迄は問題無し。尾根には粟野への道標があり、尾根を越えて沢へ降りる鮮明なルートがありましたが、YAMAPのルートは登山道を外れてダイレクトに尾根を登るルートになってます。軽く悩み、粟野山山頂から下山時にこの尾根を下りる事にして、そのまま道標に従って進みました。沢に降りると不鮮明な踏み跡が多数ありましたが、その先を登り踏み跡がしっかりある登山道へ。先の尾根に上がると南西が開けて右手に両神山が見えました。尾根から道がなくなりましたが、そのまま尾根を登る先に粟野山がある事が地図から分かるので、そのまま尾根を登る。コルあたりに南東にしっかりした登山道があり、そこから粟野集落へ行ける様です。道標の粟野へは粟野集落へ行く案内で粟野山への意味ではありませんでした。もう行き来する方もいないのか、途中は道が無くなってました。コルから粟野山迄も道は無し、そのままダイレクトに尾根を上り詰めて山頂へ! 山頂には二等三角点、小さな山頂標がありました。山頂からは木の隙間から両神山、熊の出現動画で最近話題になった二子山が見えました。 後のお楽しみに残しておいた、核心の尾根道下りで下山。落ち葉が凄いので登山道はあるのか無いのかはっきりしませんが、ピンクテープがありました。ある意味雪山と一緒なのでこの時期は注意ですね。でも紅葉した木々が素晴らしくとても良い感じでした。途中大岩が出てきて落ち葉が多いこの時期は滑りやすく危険な場所になってました。ふり返り登る事を想定しましたが、ちょっと危ない。登山道が鮮明にあった道標がある所まで下りて確認。上から見ると行きには見えなかった尾根に向かって踏み跡がありますが、落ち葉で下からは分からない状況でした。 粟野山は展望はあまり良くないですが、山頂に二等三角点がある事から、三角点目的で山頂に登られる方がいるのかも知れないです。1箇所の岩の部分は注意が必要ですが、集落を抜けて紅葉を見ながらの穏やかな裏山散策となりました。 追記 登山中通った集落の新井・室久保地区には新井駒吉の生家という案内があり、調べてみると1884年日本近代史上最大の農民蜂起『秩父事件』で銃砲隊長の生家だったということが分かりました。今回登った粟野へと書かれた山道はこの事件の時に密かに集落の行き来をする為に使った道だったようです。この地域の道の駅龍勢会館には秩父事件を映画化した『草の乱』で復元された井上伝蔵邸が今は資料館として残されています。 http://www.chichibuji.gr.jp/chichibujiken/
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