OMM奥美濃 ストレートB やっつけてきたぜ!

2022.11.12(土) 2 DAYS

チェックポイント

DAY 1
合計時間
8 時間 56
休憩時間
1 時間 4
距離
29.2 km
のぼり / くだり
1715 / 1782 m
1 5
DAY 2
合計時間
4 時間 2
休憩時間
16
距離
14.3 km
のぼり / くだり
978 / 1008 m

活動詳細

すべて見る

私にとって初めてのレースである。 今までマラソンやトレランやロゲイニング等も含め何一つ出たことは無かった。今回も仲良い山友に誘われなかったら出る事は無かっただろう。このOMMと言うレースがどういうものなのか、実はほとんど分かっていなかった。ざっくり言うと地図上に示されたチェックポイントを順番にパンチして通過しながら決められた時間内にゴールする「ストレート」が難易度別にエリート、A、Bと分かれているタイプ(オリエンテーリング)と、「スコア」と言う取る順番は自由だがチェックポイント事に設定された点数を出来るだけ多く集めて時間内にゴールするロングとショートのタイプ(ロゲイニング)で5つのエントリーコースに別れていて、フィールドエリアは同じだが使うマップもそれぞれ異なる。 私達がエントリーしたのはストレートBなのでストレートの中では1番優しいコースとなる。 今までヤマップ上でも色んな人に、「もし、palさんがレースに出たらそこそこいい線行くんじゃね?」なんて言ってくれていたが、今回その真価が如実に証明されたわけだ。 さて、その結果はどうだったのか❓❓

鷲ヶ岳 レース会場となる鷲ヶ岳スキー場に到着して車内で前夜祭
そもそもここで飲みすぎだったか?(笑)
レース会場となる鷲ヶ岳スキー場に到着して車内で前夜祭 そもそもここで飲みすぎだったか?(笑)
鷲ヶ岳 明け方になると凄い数の車が停まっていた。
明け方になると凄い数の車が停まっていた。
鷲ヶ岳 先ずは受付をしなければならない
先ずは受付をしなければならない
鷲ヶ岳 私を先導してくれるバディと
私を先導してくれるバディと
鷲ヶ岳 彼は来年のUTMFにもエントリーしてるらしい。つまり数々のトレランロングレースでポイントを獲得している強者の証
彼は来年のUTMFにもエントリーしてるらしい。つまり数々のトレランロングレースでポイントを獲得している強者の証
鷲ヶ岳 イベントなので中に入ると色んな飲食の販売等も有るのかと思いきや
イベントなので中に入ると色んな飲食の販売等も有るのかと思いきや
鷲ヶ岳 OMMのウェアやザック等の販売は有ったが飲食はおろか自販機すら使用禁止だった。
OMMのウェアやザック等の販売は有ったが飲食はおろか自販機すら使用禁止だった。
鷲ヶ岳 休憩テーブルには本日のレース会場全体のマップが張ってありみんなそれを眺めていたが、そのマップにはチェックポイントは記されていないので見ても意味は無い。
そう思っていたが、後から思えばこの時に「地図記号が何を表すのか」だけでもしっかり確認しておけば良かったと反省
休憩テーブルには本日のレース会場全体のマップが張ってありみんなそれを眺めていたが、そのマップにはチェックポイントは記されていないので見ても意味は無い。 そう思っていたが、後から思えばこの時に「地図記号が何を表すのか」だけでもしっかり確認しておけば良かったと反省
鷲ヶ岳 この受付会場の建物からレーススタート地点まで約1kmほど移動しなければならない
この受付会場の建物からレーススタート地点まで約1kmほど移動しなければならない
鷲ヶ岳 みんなあの先のスタート地点に向けて大移動
みんなあの先のスタート地点に向けて大移動
鷲ヶ岳 まだ時間は早いが私達も移動する
まだ時間は早いが私達も移動する
鷲ヶ岳 スキー場のゲレンデを少し登ると朝日も眩しく、もういい景色
スキー場のゲレンデを少し登ると朝日も眩しく、もういい景色
鷲ヶ岳 続々と登ってくる
続々と登ってくる
鷲ヶ岳 今日は快晴
しかし予報では明日は雨100%である。どうなる事やら
今日は快晴 しかし予報では明日は雨100%である。どうなる事やら
鷲ヶ岳 彼のお得意ポーズ
やっぱこれが無いとね
彼のお得意ポーズ やっぱこれが無いとね
鷲ヶ岳 スタート地点で出走待ち。エントリークラスによってチェックポイントの場所や総距離が違い難易度の高いコースのエントリー者からスタートしていく。
そしてスタート直前にようやくマップを手に取ることが出来るので事前に作戦をたてることは無理なのである。
スタート地点で出走待ち。エントリークラスによってチェックポイントの場所や総距離が違い難易度の高いコースのエントリー者からスタートしていく。 そしてスタート直前にようやくマップを手に取ることが出来るので事前に作戦をたてることは無理なのである。
鷲ヶ岳 私達のエントリーコースであるストレートBのマップがこれである。エントリーしているコースによって手にするマップはそれぞれ違う。
私達のエントリーコースであるストレートBのマップがこれである。エントリーしているコースによって手にするマップはそれぞれ違う。
鷲ヶ岳 私達は9時スタートである。
ここからマップに記された7つのチェックポイントを順番にパンチしつつ7時間以内にゴールしなければならない。つまりタイムリミットは16時である。この広いフィールドの何処を通ってCPを取っていくかは自由
私達は9時スタートである。 ここからマップに記された7つのチェックポイントを順番にパンチしつつ7時間以内にゴールしなければならない。つまりタイムリミットは16時である。この広いフィールドの何処を通ってCPを取っていくかは自由
鷲ヶ岳 ヤマップ等のGPSは使用禁止で手にしたマップとコンパスを頼りに目的地を探す。仮にヤマップを見たとしても設定CPの場所は分からないのであまり意味は無い。誰かに着いて行くと言う作戦も同じコースにエントリーしてるとは限らないので目指すCPがそれぞれ違う可能性が有りそれも無意味。つまり真面目に読図技術が問われる訳である。
先ずは1つ目のCPでパンチする。
ヤマップ等のGPSは使用禁止で手にしたマップとコンパスを頼りに目的地を探す。仮にヤマップを見たとしても設定CPの場所は分からないのであまり意味は無い。誰かに着いて行くと言う作戦も同じコースにエントリーしてるとは限らないので目指すCPがそれぞれ違う可能性が有りそれも無意味。つまり真面目に読図技術が問われる訳である。 先ずは1つ目のCPでパンチする。
鷲ヶ岳 途中に山頂が有ると思って寄り道したのだが、実際そんな余裕の時間等あるはずも無かった。この無駄時間を使った事は猛省である。
そして、手にしたマップを隅々までよく観察する事も必要な事だった。「そんな事は当然だろう」と誰しも思うだろうがスタート時に初めてマップを目にすると現在地と次の目的地だけを見てしまいマップ外の隅にある様な情報等は目に入らなくなってしまう。
途中に山頂が有ると思って寄り道したのだが、実際そんな余裕の時間等あるはずも無かった。この無駄時間を使った事は猛省である。 そして、手にしたマップを隅々までよく観察する事も必要な事だった。「そんな事は当然だろう」と誰しも思うだろうがスタート時に初めてマップを目にすると現在地と次の目的地だけを見てしまいマップ外の隅にある様な情報等は目に入らなくなってしまう。
鷲ヶ岳 これは2日目の早朝のテント達⛺である。一日目は重いザックを背負ったまま無駄に30km程も歩いてしまい足の痛みと疲労もかなり大きかったので、2人で無言のままのディナーとなってしまった。
予定では明るい内にテント設営して色んな話しながら宴会を楽しむつもりだったのだが、現実は2人とも目の焦点が合ってない放心状態。そんなわけで早めに就寝だったが幕営地がかなり斜めっていて寝ながらどんどん体が滑っていく。到着遅いと何かと損である。
これは2日目の早朝のテント達⛺である。一日目は重いザックを背負ったまま無駄に30km程も歩いてしまい足の痛みと疲労もかなり大きかったので、2人で無言のままのディナーとなってしまった。 予定では明るい内にテント設営して色んな話しながら宴会を楽しむつもりだったのだが、現実は2人とも目の焦点が合ってない放心状態。そんなわけで早めに就寝だったが幕営地がかなり斜めっていて寝ながらどんどん体が滑っていく。到着遅いと何かと損である。
鷲ヶ岳 興味無いだろうが私達の一日目の成績がこれである。1番のADが2回パンチしてあるのはミスパンチかと思い2回パンチしたからである。繰り返し言うが7つのCP取って7時間以内ゴールが使命なので当然ながら道迷いは1番致命的なのだ。№2までは良かったが№3を見つけるのに2:46もかかってしまった。トータルタイムはこの時既に約5時間、残りは2時間しかない。№4 №5はそれなりに短時間でGET出来たがここでかなり無理したこともあり私の足は限界近かった。疲労も大きく読図する気力すら失われていた。そんな私に代わって相方1人でかなりあちこち探し回ってくれたが№6を見つける事が出来ないままタイムリミットを迎えてしまう。最後の№7を取ってからゴールした時刻はなんと1:22ものタイムオーバーでこのコースエントリー者の最下位から2番だった。
興味無いだろうが私達の一日目の成績がこれである。1番のADが2回パンチしてあるのはミスパンチかと思い2回パンチしたからである。繰り返し言うが7つのCP取って7時間以内ゴールが使命なので当然ながら道迷いは1番致命的なのだ。№2までは良かったが№3を見つけるのに2:46もかかってしまった。トータルタイムはこの時既に約5時間、残りは2時間しかない。№4 №5はそれなりに短時間でGET出来たがここでかなり無理したこともあり私の足は限界近かった。疲労も大きく読図する気力すら失われていた。そんな私に代わって相方1人でかなりあちこち探し回ってくれたが№6を見つける事が出来ないままタイムリミットを迎えてしまう。最後の№7を取ってからゴールした時刻はなんと1:22ものタイムオーバーでこのコースエントリー者の最下位から2番だった。
鷲ヶ岳 そんな成績だったので既にDNFは確定なのだが、2日目もまだレースはある。予報では雨だが降り出す前に撤収作業も完了
そんな成績だったので既にDNFは確定なのだが、2日目もまだレースはある。予報では雨だが降り出す前に撤収作業も完了
鷲ヶ岳 広いキャンプ場だがゴールが遅かった私達はテント張る場所ある?ってくらい遠くまでテントがひしめいていた。
広いキャンプ場だがゴールが遅かった私達はテント張る場所ある?ってくらい遠くまでテントがひしめいていた。
鷲ヶ岳 一日目DNFチームはどのコースの人達よりも先んじてスタートする。私達のスタートtimeは6時となっていた
一日目DNFチームはどのコースの人達よりも先んじてスタートする。私達のスタートtimeは6時となっていた
鷲ヶ岳 お互いに看板前で写真を撮り
お互いに看板前で写真を撮り
鷲ヶ岳 スタート待ちの間、辺りをウロウロ
スタート待ちの間、辺りをウロウロ
鷲ヶ岳 落ち着かない。この日も昨日の様な失態だったら...バディに申し訳なさ過ぎる。表には出さないが緊張。昨日の足の痛みと大きな疲労は、斜めながら寝た割にはそこそこグッスリ眠れたので快復している。今日は行ける。筈
落ち着かない。この日も昨日の様な失態だったら...バディに申し訳なさ過ぎる。表には出さないが緊張。昨日の足の痛みと大きな疲労は、斜めながら寝た割にはそこそこグッスリ眠れたので快復している。今日は行ける。筈
鷲ヶ岳 2日目もスタート時にマップを貰う。当然昨日とはCPの場所は違う。6つ取って6時間以内にゴールが使命。なのでリミットは12時である。
2日目もスタート時にマップを貰う。当然昨日とはCPの場所は違う。6つ取って6時間以内にゴールが使命。なのでリミットは12時である。
鷲ヶ岳 この日は№1,2,3と順調にGETし、ここから判断が問われる№4へのコース取り、藪漕ぎ下山が運良くピンポイントでいい場所に出たのでかなり時短出来た。
この日は№1,2,3と順調にGETし、ここから判断が問われる№4へのコース取り、藪漕ぎ下山が運良くピンポイントでいい場所に出たのでかなり時短出来た。
鷲ヶ岳 道の分かり易い林道を避け尾根筋での直登も功を奏し難なく№4もGET
後の№5,6はスキー場のゲレンデ内なので見つけやすい。
道の分かり易い林道を避け尾根筋での直登も功を奏し難なく№4もGET 後の№5,6はスキー場のゲレンデ内なので見つけやすい。
鷲ヶ岳 巻道となる登山道は使わずダイレクトにCPを目指し、№5,6共読み通りだった。そして
巻道となる登山道は使わずダイレクトにCPを目指し、№5,6共読み通りだった。そして
鷲ヶ岳 Finish!!
Finish!!
鷲ヶ岳 そのTimeは昨日とは違い所要時間を2時間近くも短縮してのゴールとなったのである。
こうなると昨日の体たらくが悔しい。
もっとマップの情報をしっかり確認しとけば良かった。そして、ある程度近くまで行ってからは現在地から目標CPまでの座標、距離、標高差を確認しそこからはコンパスの指す先を頼りに進む事である。山に突入してからは地図では特定出来ないからだ。
そのTimeは昨日とは違い所要時間を2時間近くも短縮してのゴールとなったのである。 こうなると昨日の体たらくが悔しい。 もっとマップの情報をしっかり確認しとけば良かった。そして、ある程度近くまで行ってからは現在地から目標CPまでの座標、距離、標高差を確認しそこからはコンパスの指す先を頼りに進む事である。山に突入してからは地図では特定出来ないからだ。
鷲ヶ岳 まだ早い時間にゴールした私達は、まだほぼ満車状態だったスキー場駐車場から早々に立ち去り、先ずは高鷲インター近くの「湯の平温泉」で疲れを癒す。そしてその向かいの「さと味」と言うお店でちょっと豪華なランチを食しながら反省会である。
来年のOMMは絶対にそこそこの成績でゴールしてやる。
2人の熱き誓いが固まった瞬間だった。
まだ早い時間にゴールした私達は、まだほぼ満車状態だったスキー場駐車場から早々に立ち去り、先ずは高鷲インター近くの「湯の平温泉」で疲れを癒す。そしてその向かいの「さと味」と言うお店でちょっと豪華なランチを食しながら反省会である。 来年のOMMは絶対にそこそこの成績でゴールしてやる。 2人の熱き誓いが固まった瞬間だった。

もしも不適切なコンテンツをお見かけした場合はお知らせください。