痛チィか蜂かで「赤ゾレ山」へ行ってみたっ‼︎⁽⁽٩(๑˃̶͈̀ ᗨ ˂̶͈́)۶⁾⁾

2022.11.06(日) 日帰り

活動データ

タイム

08:10

距離

15.7km

のぼり

1321m

くだり

1316m

チェックポイント

DAY 1
合計時間
8 時間 10
休憩時間
1 時間 47
距離
15.7 km
のぼり / くだり
1321 / 1316 m
2 25
30
9
17
19
15
13
20
17
1 29

活動詳細

すべて見る

みなさま、こんにちは🎶 秋になって、お山の紅葉が止められないように、食欲が抑えられない私、パルサーです、ハイ。 ε-(´∀`; ) 今回もいつもの相方の「おしず」との定例活動です。 当初は「岡嫁さん」と3人で「大普賢岳」のピストンを計画していたのですが、いろいろあって「岡嫁さん」が参加できなくなり、いつもの2人での山行きに変更です。 だったら、そもそものプランを変更しても良いんじゃね?じゃあ、「赤ゾレ山」に登りたいねんけど。 半月ほど前に、去年も歩いた台高の稜線を今年も歩きたくて、大又の駐車場から直ぐの橋を渡って「赤ゾレ山」を経由して「明神平」→「桧塚奥峰(ひのきづかおくみね)」へと歩く計画をたてていたのですが、ある問題が発生したことで延期しておりました。 ある問題、それは大又川にかかる橋の真裏にスズメバチが巣を作っていて、何人ものハイカーが被害にあっているとの情報がYAMAPにたくさん上がっていたという、そんな大問題が起きていたんす。 しかも僕は金剛山で10月13日にスズメバチに頭を刺されたばかり。(一昨年からだと既に2回刺されてます。)アナフィラキシーが出たら死んでまうかもやん。 Σ(゚д゚lll) 幅が1mほどのその鉄橋の上を人が歩けば、「べコン」と音を立てるそうで、その音に反応してスズメバチが襲ってくるという。 ただ、急に気温が下がって来たことで、スズメバチの活動も少し収まったのか、ここ最近、数人の方が「そっと歩いたら無事に渡れた」とのレポをYAMAPにあげられていたんです。 ならば、「一か八か」らならぬ「痛チィか蜂か」で渡ってみよう。 よくよく考えたら「痛チィ」も「蜂」も、どっちも刺されてますけどね。 \(//∇//)\ そんな無謀ともとれるチャレンジからのスタートです。 ε-ヾ( o´∀︎)ツヽ(∀︎`o )ノ-з

桧塚奥峰・明神岳・薊岳 大又の駐車場の出口にスズメバチに関する注意書きが立てかけられています。
大又の駐車場の出口にスズメバチに関する注意書きが立てかけられています。
桧塚奥峰・明神岳・薊岳 「エピペン 持ってますか?」
(エピペン とはアナフィラキシーショックが出たときに使うペン型の注射器です。)

コイツはおだやかではない。

「スズメバチの巣有り」
「2022の9月〜 何人も刺されています。」
「橋は自己責任で渡ってください。大又区」

なんとも恐ろしい看板です。
「エピペン 持ってますか?」 (エピペン とはアナフィラキシーショックが出たときに使うペン型の注射器です。) コイツはおだやかではない。 「スズメバチの巣有り」 「2022の9月〜 何人も刺されています。」 「橋は自己責任で渡ってください。大又区」 なんとも恐ろしい看板です。
桧塚奥峰・明神岳・薊岳 先ほどの看板から10mほどで問題の鉄橋があります。

僕がそっと歩いてみると、3mほど進んだ地点で、「べコンッ‼︎」と鉄板が音を立てて響いたんです。

ヤバっ‼︎‼︎

ルパンのような足捌きで一旦戻り、「おしず」に代わってもらいます。ある意味、生け贄です、生け贄。

生け贄が渡り出すとやはり途中で「べコン」と鳴って蜂が2匹飛び出して来ましたが、動じることなく橋を渡りきる「おしず」。

なんとも怖いもの知らずな奴です。

冷静に考えれば、この手の橋だと構造的にも、橋の中央よりも端の方が鉄板がしなりにくいんじゃね?そう考え、なるべく橋のヘリを歩くことに。

一休さんであった、

「このはし、わたるべからず」

では、橋の「端し」を歩かずに橋の中央を歩くことで無事に渡れたとの逸話でしたが、それとは逆の「橋の端し」を渡ります。

ゆっくり、ゆっくりと。
先ほどの看板から10mほどで問題の鉄橋があります。 僕がそっと歩いてみると、3mほど進んだ地点で、「べコンッ‼︎」と鉄板が音を立てて響いたんです。 ヤバっ‼︎‼︎ ルパンのような足捌きで一旦戻り、「おしず」に代わってもらいます。ある意味、生け贄です、生け贄。 生け贄が渡り出すとやはり途中で「べコン」と鳴って蜂が2匹飛び出して来ましたが、動じることなく橋を渡りきる「おしず」。 なんとも怖いもの知らずな奴です。 冷静に考えれば、この手の橋だと構造的にも、橋の中央よりも端の方が鉄板がしなりにくいんじゃね?そう考え、なるべく橋のヘリを歩くことに。 一休さんであった、 「このはし、わたるべからず」 では、橋の「端し」を歩かずに橋の中央を歩くことで無事に渡れたとの逸話でしたが、それとは逆の「橋の端し」を渡ります。 ゆっくり、ゆっくりと。
桧塚奥峰・明神岳・薊岳 大きな音をたてることなく、なんとか無事に渡り切れました。

対岸からみてみると橋の下に丸いスズメバチの巣が見えています。

ちょうど、わたり始めて 5mぐらい進んだ橋の裏に巣があるようです。
大きな音をたてることなく、なんとか無事に渡り切れました。 対岸からみてみると橋の下に丸いスズメバチの巣が見えています。 ちょうど、わたり始めて 5mぐらい進んだ橋の裏に巣があるようです。
桧塚奥峰・明神岳・薊岳 アップにすると、丸い巣が見えています。

なので、ゆっくりと端っこを歩けば音をたてずに渡れると思います。

もちろん、自己責任でお願いしますね。

とりあえず、おそらくこれが本日の最難関なので、あとは惰性でなんとかなるのかなと。

そんな感じです、ハイ。
アップにすると、丸い巣が見えています。 なので、ゆっくりと端っこを歩けば音をたてずに渡れると思います。 もちろん、自己責任でお願いしますね。 とりあえず、おそらくこれが本日の最難関なので、あとは惰性でなんとかなるのかなと。 そんな感じです、ハイ。
桧塚奥峰・明神岳・薊岳 初めてこの「赤ゾレ山」から「明神平」まで歩いたときに、「明神平」で出会った女性2人組の方たちが「薊岳(あざみだけ)から登って来てんけど、ものすごい急登やったわ」とおっしゃっていたことを思い出します。

そのときも「おしず」が一緒だったんですが、「赤ゾレからのルートも急やったけどなぁ。」なんて2人で話していたんです。

その後、何度か「薊岳」への急登を登りましたが、たしかにキツいルートでした。

「赤ゾレ山」へは今回が2回目、さて、どちらがハードなんでしょう?

キッコウハグマが一輪。

直径が7mmほどの小さなお花です。
初めてこの「赤ゾレ山」から「明神平」まで歩いたときに、「明神平」で出会った女性2人組の方たちが「薊岳(あざみだけ)から登って来てんけど、ものすごい急登やったわ」とおっしゃっていたことを思い出します。 そのときも「おしず」が一緒だったんですが、「赤ゾレからのルートも急やったけどなぁ。」なんて2人で話していたんです。 その後、何度か「薊岳」への急登を登りましたが、たしかにキツいルートでした。 「赤ゾレ山」へは今回が2回目、さて、どちらがハードなんでしょう? キッコウハグマが一輪。 直径が7mmほどの小さなお花です。
桧塚奥峰・明神岳・薊岳 で、気づきました。

序盤の30分だけでいうと「赤ゾレ山」へのルートのほうがキツいです。ただ、徐々に緩くなりますが、尾根に出てからも幾つも山を越える必要があるので、個人的には「赤ゾレ山」を経由するルートのほうがしんどかったです。

「薊岳」へのルートは2時間ぐらいずっと登りが続くのでこれはこれで疲れますが、「明神平」まではアップダウンも穏やかなので「薊岳経由」のほうがちょっと楽だなと思いました。

ただ、やはり沢沿いを進むルートが一番楽ですね。
で、気づきました。 序盤の30分だけでいうと「赤ゾレ山」へのルートのほうがキツいです。ただ、徐々に緩くなりますが、尾根に出てからも幾つも山を越える必要があるので、個人的には「赤ゾレ山」を経由するルートのほうがしんどかったです。 「薊岳」へのルートは2時間ぐらいずっと登りが続くのでこれはこれで疲れますが、「明神平」まではアップダウンも穏やかなので「薊岳経由」のほうがちょっと楽だなと思いました。 ただ、やはり沢沿いを進むルートが一番楽ですね。
桧塚奥峰・明神岳・薊岳 天然物のシイタケか?

欠片をちぎって匂いを嗅ぐと乾燥椎茸の匂いがしました。
天然物のシイタケか? 欠片をちぎって匂いを嗅ぐと乾燥椎茸の匂いがしました。
桧塚奥峰・明神岳・薊岳 ようやく日差しが届く標高まで登って来れました。

ここでルートの選択を間違えて、「赤ゾレ山」の山頂を迂回してしまうルートを選んでしまいました。

なんか、前に歩いたときと違うと思ったんですよね。前は尾根を歩きましたから。

「赤ゾレ山」に登ると言っておきながら、ピークを外してしまうという凡ミス。

「おしず」と「まぁ、前に登ってるし、ええんとちゃう。」そんな言葉を交わし、先に進みます。
ようやく日差しが届く標高まで登って来れました。 ここでルートの選択を間違えて、「赤ゾレ山」の山頂を迂回してしまうルートを選んでしまいました。 なんか、前に歩いたときと違うと思ったんですよね。前は尾根を歩きましたから。 「赤ゾレ山」に登ると言っておきながら、ピークを外してしまうという凡ミス。 「おしず」と「まぁ、前に登ってるし、ええんとちゃう。」そんな言葉を交わし、先に進みます。
桧塚奥峰・明神岳・薊岳 ススキの穂がいい感じです。
ススキの穂がいい感じです。
桧塚奥峰・明神岳・薊岳 向かいがおそらく「薊岳(あがみだけ)」です。
向かいがおそらく「薊岳(あがみだけ)」です。
桧塚奥峰・明神岳・薊岳 なるほど、奥に見えるのが「大普賢岳」なんや。

右手には「大台ヶ原」も見えてます。

それにしても、良い眺めです。
なるほど、奥に見えるのが「大普賢岳」なんや。 右手には「大台ヶ原」も見えてます。 それにしても、良い眺めです。
桧塚奥峰・明神岳・薊岳 ちょっと戻って「お池」に向かいます。
ちょっと戻って「お池」に向かいます。
桧塚奥峰・明神岳・薊岳 霜?霧氷?

もう、そんなシーズンなんですね。
霜?霧氷? もう、そんなシーズンなんですね。
桧塚奥峰・明神岳・薊岳 皆さんが俗に言う「ハート池」です。

全然、ハートに見えない。ちょっと日当たりが悪い時間帯になってしまいました。
皆さんが俗に言う「ハート池」です。 全然、ハートに見えない。ちょっと日当たりが悪い時間帯になってしまいました。
桧塚奥峰・明神岳・薊岳 次は〜、
次は〜、
桧塚奥峰・明神岳・薊岳 馬掛け辻です。
馬掛け辻です。
桧塚奥峰・明神岳・薊岳 空が青いですねぇ。
空が青いですねぇ。
桧塚奥峰・明神岳・薊岳 朝日が気持ちいい。
朝日が気持ちいい。
桧塚奥峰・明神岳・薊岳 残念ながら、ハゲ山です。
残念ながら、ハゲ山です。
桧塚奥峰・明神岳・薊岳 次はあの山を越えなきゃです。

国見山なんかな?
次はあの山を越えなきゃです。 国見山なんかな?
桧塚奥峰・明神岳・薊岳 国見山に到着。

あろうことに、ここに来て急に先頭を進もうとする「おしず」。

山頂から少し下ってふと思う。

ん?なんや?この違和感?

こんなとこ、前に歩いたっけ?

「ちょっと待って、これ?合ってるか?」

「あってるやろ‼︎テープ巻いてるやん、こっちやろ。」

と、「おしず」。

「ちょっと確認するわ。」

と言ってYAMAPを動かすと…
国見山に到着。 あろうことに、ここに来て急に先頭を進もうとする「おしず」。 山頂から少し下ってふと思う。 ん?なんや?この違和感? こんなとこ、前に歩いたっけ? 「ちょっと待って、これ?合ってるか?」 「あってるやろ‼︎テープ巻いてるやん、こっちやろ。」 と、「おしず」。 「ちょっと確認するわ。」 と言ってYAMAPを動かすと…
桧塚奥峰・明神岳・薊岳 「いやいや、全然方角ちがうやん‼︎ 戻るわ。」

すると、

「テープ巻いてるけど。」

まだ言うか?

「じゃあ、あんた、そっち行きや、オレは戻るわ。」

そう言って元のルートに戻る僕の後ろを渋々着いてくる「おしず」。

どこにも居てるんですよね、遭難予備軍が。今回はすぐに気づいたので良かったですが、このまま無駄に下ってしまったことを想像したらゾッとします。

頼むから遭難するならソロのときにお願いします。
「いやいや、全然方角ちがうやん‼︎ 戻るわ。」 すると、 「テープ巻いてるけど。」 まだ言うか? 「じゃあ、あんた、そっち行きや、オレは戻るわ。」 そう言って元のルートに戻る僕の後ろを渋々着いてくる「おしず」。 どこにも居てるんですよね、遭難予備軍が。今回はすぐに気づいたので良かったですが、このまま無駄に下ってしまったことを想像したらゾッとします。 頼むから遭難するならソロのときにお願いします。
桧塚奥峰・明神岳・薊岳 おそらくアレの山の向こうが明神平だと思います。

まだまだあるやんっ‼︎
おそらくアレの山の向こうが明神平だと思います。 まだまだあるやんっ‼︎
桧塚奥峰・明神岳・薊岳 ってか、さっきから進行方向にずっと太陽があんねんけど。

眩しいったら、ありゃしない。
ってか、さっきから進行方向にずっと太陽があんねんけど。 眩しいったら、ありゃしない。
桧塚奥峰・明神岳・薊岳 やった、明神平のサザエさんハウスが見えて来たっ‼︎
やった、明神平のサザエさんハウスが見えて来たっ‼︎
桧塚奥峰・明神岳・薊岳 ルートを間違えたことでシュンとしていた「おしず」がまた前を歩いています。

さすがに目の前に見えている目標物があれば迷わないんですね。
ルートを間違えたことでシュンとしていた「おしず」がまた前を歩いています。 さすがに目の前に見えている目標物があれば迷わないんですね。
桧塚奥峰・明神岳・薊岳 しばらく、サザエさんハウスのベンチで休憩します。

カツサンドを冷えたコーラで流し込みます。

途中で気づいていたんですが、「水」を車に忘れたんですよね。なので、カップ麺はお預けなんです。無駄にジェットボイルを背負ってきたことを後悔しました。

そんな僕がカップ麺をお預けしてるのを横目に「おしず」がどん兵衛を取り出しお湯を沸かし始めました。すると、

「やってもた、箸、忘れた。箸、くれへん?」

だとか。

こっちは水を忘れたからカップ麺を我慢してるっていうのに、あつかましく「箸」を要求するあたり、とんだ「人格者」です。

今回は僕も「水」を忘れているので、あまり強くも言えず、しぶしぶ予備の「箸」を譲ってやります。

とにかく忘れ物と文句の多い2人です。
しばらく、サザエさんハウスのベンチで休憩します。 カツサンドを冷えたコーラで流し込みます。 途中で気づいていたんですが、「水」を車に忘れたんですよね。なので、カップ麺はお預けなんです。無駄にジェットボイルを背負ってきたことを後悔しました。 そんな僕がカップ麺をお預けしてるのを横目に「おしず」がどん兵衛を取り出しお湯を沸かし始めました。すると、 「やってもた、箸、忘れた。箸、くれへん?」 だとか。 こっちは水を忘れたからカップ麺を我慢してるっていうのに、あつかましく「箸」を要求するあたり、とんだ「人格者」です。 今回は僕も「水」を忘れているので、あまり強くも言えず、しぶしぶ予備の「箸」を譲ってやります。 とにかく忘れ物と文句の多い2人です。
桧塚奥峰・明神岳・薊岳 エネルギーをチャージしてのんびりしていると、男女の混合6人ほどのパーティが登って来ました。

「ここが、明神平です。ここで少し休憩します。」

「見てみ、これが明神ブルーや」

そんな会話をしています。

「おしず」が、「別に普通の青空やけどな」っと、あたりまえのことを呟いてきます。

「ここは冬がええんやわ。金剛山みたいな氷でバキバキとかとちごて、ふかふかの雪が積もるんやわ、そこを歩くと気持ちええねん。バージンスノーを歩くとここまでズボズボ入るねんで。」

と、「おじさま」が、「お嬢さん」にヒザを指してジェスチャーで説明しています。

それを盗み聞きした「おしず」が、

「バージンスノー?ズボズボ?……。下ネタやん。」

本人は人格者だと思っているようですが、なんとも民度の低い発想をする奴です。

「ダニング=クルーガー効果」とやらを教えてやりたい。

では、そろそろ出発しますか?ちょっと疲労も解消されたので、ここから更に奥の「桧塚奥峰(ひのきづかおくみね)」まで、足を伸ばします。
エネルギーをチャージしてのんびりしていると、男女の混合6人ほどのパーティが登って来ました。 「ここが、明神平です。ここで少し休憩します。」 「見てみ、これが明神ブルーや」 そんな会話をしています。 「おしず」が、「別に普通の青空やけどな」っと、あたりまえのことを呟いてきます。 「ここは冬がええんやわ。金剛山みたいな氷でバキバキとかとちごて、ふかふかの雪が積もるんやわ、そこを歩くと気持ちええねん。バージンスノーを歩くとここまでズボズボ入るねんで。」 と、「おじさま」が、「お嬢さん」にヒザを指してジェスチャーで説明しています。 それを盗み聞きした「おしず」が、 「バージンスノー?ズボズボ?……。下ネタやん。」 本人は人格者だと思っているようですが、なんとも民度の低い発想をする奴です。 「ダニング=クルーガー効果」とやらを教えてやりたい。 では、そろそろ出発しますか?ちょっと疲労も解消されたので、ここから更に奥の「桧塚奥峰(ひのきづかおくみね)」まで、足を伸ばします。
桧塚奥峰・明神岳・薊岳 いつもの、勝手に明神シンボルツリーです。

葉が落ちて丸裸です。

霧氷の準備が整ったという感じでしょうか。
いつもの、勝手に明神シンボルツリーです。 葉が落ちて丸裸です。 霧氷の準備が整ったという感じでしょうか。
桧塚奥峰・明神岳・薊岳 去年の10月はこんなにも葉が茂っていたんですけどね。一ヶ月であんなにも葉が落ちるんですね。
去年の10月はこんなにも葉が茂っていたんですけどね。一ヶ月であんなにも葉が落ちるんですね。
桧塚奥峰・明神岳・薊岳 こちらは去年の1月20日のようす。

これがまさに「明神ブルー」って感じですけどね。
こちらは去年の1月20日のようす。 これがまさに「明神ブルー」って感じですけどね。
桧塚奥峰・明神岳・薊岳 では、先を急ぎます。
では、先を急ぎます。
桧塚奥峰・明神岳・薊岳 明神岳の山頂はスルーして、迂回ルートを進みます。
明神岳の山頂はスルーして、迂回ルートを進みます。
桧塚奥峰・明神岳・薊岳 景色はいいんですけどね、残念ながら紅葉はすっかり終わっておりました。
景色はいいんですけどね、残念ながら紅葉はすっかり終わっておりました。
桧塚奥峰・明神岳・薊岳 ときどき真っ赤なモミジもありますが、ごくわずかです。
ときどき真っ赤なモミジもありますが、ごくわずかです。
桧塚奥峰・明神岳・薊岳 映画、「ミラーズクロッシング」の世界です。
映画、「ミラーズクロッシング」の世界です。
桧塚奥峰・明神岳・薊岳 このあたりで向かいから「お嬢さん」がお1人、こちらに歩いて来ます。

なにやら桧塚奥峰へ向かうルートが分からず、10分ほど進んだ先から引き返して来たんだとか。

そんな難しい分岐は無かったのでは?と思いつつも、せっかくなので道案内を買って出ることに。
このあたりで向かいから「お嬢さん」がお1人、こちらに歩いて来ます。 なにやら桧塚奥峰へ向かうルートが分からず、10分ほど進んだ先から引き返して来たんだとか。 そんな難しい分岐は無かったのでは?と思いつつも、せっかくなので道案内を買って出ることに。
桧塚奥峰・明神岳・薊岳 どうやらこの「判官平(ほうがんだいら)」で迷ってしまったらしい。

迷わないように木の枝に黄色いテープを巻いてくれているんですが、この時期は落ち葉の色が迷彩となってわかりにくいんですよね。

聞けば、ここに来るまでにも何度も迷いながら来たんだとか。なのでずいぶんくたびれてしまったとのこと。
どうやらこの「判官平(ほうがんだいら)」で迷ってしまったらしい。 迷わないように木の枝に黄色いテープを巻いてくれているんですが、この時期は落ち葉の色が迷彩となってわかりにくいんですよね。 聞けば、ここに来るまでにも何度も迷いながら来たんだとか。なのでずいぶんくたびれてしまったとのこと。
桧塚奥峰・明神岳・薊岳 伊勢方面でしょうか?

「お嬢さん」がずいぶんうれしそうに眺めています。

諦めて引き返そうと思ったそうですが、やっぱり来て良かったとおっしゃってくれました。

まあね、僕たちの目的地も桧塚奥峰なので、感謝してもらうほどのことでもないんですけどね。

喜んでもらえて逆にこっちが嬉しいですね。
(●︎´ω`●︎)ニマァ
伊勢方面でしょうか? 「お嬢さん」がずいぶんうれしそうに眺めています。 諦めて引き返そうと思ったそうですが、やっぱり来て良かったとおっしゃってくれました。 まあね、僕たちの目的地も桧塚奥峰なので、感謝してもらうほどのことでもないんですけどね。 喜んでもらえて逆にこっちが嬉しいですね。 (●︎´ω`●︎)ニマァ
桧塚奥峰・明神岳・薊岳 この丘を登れば桧塚奥峰です。
この丘を登れば桧塚奥峰です。
桧塚奥峰・明神岳・薊岳 もうちょっと。

ここで「おしず」の見えないリードを外してやります。

「行っといでっ‼︎」

「ワォ〜ン」

と、言ったとか言わなかったとか。
(´゚艸゚)ププッ
もうちょっと。 ここで「おしず」の見えないリードを外してやります。 「行っといでっ‼︎」 「ワォ〜ン」 と、言ったとか言わなかったとか。 (´゚艸゚)ププッ
桧塚奥峰・明神岳・薊岳 到着しました。

しばし己の過去を振り返っては、呆然と立ちどまる「おしず」です。

今さらおそいやろ?

お互いさまやけど。

そんな2人です、ハイ。
到着しました。 しばし己の過去を振り返っては、呆然と立ちどまる「おしず」です。 今さらおそいやろ? お互いさまやけど。 そんな2人です、ハイ。
桧塚奥峰・明神岳・薊岳 台高山脈 桧塚奥峰
台高山脈 桧塚奥峰
桧塚奥峰・明神岳・薊岳 あちらは「桧塚」です。

ここよりも標高が低いので、今回は向かいません。眺望も無いしね。
あちらは「桧塚」です。 ここよりも標高が低いので、今回は向かいません。眺望も無いしね。
桧塚奥峰・明神岳・薊岳 ここで「お嬢さん」とはお別れです。

腹ペコなのでここでお昼にするんだそうです。

では、では。
ここで「お嬢さん」とはお別れです。 腹ペコなのでここでお昼にするんだそうです。 では、では。
桧塚奥峰・明神岳・薊岳 明神平に戻りながら「おしず」と下世話なトークです。

「さっきの人って、何歳ぐらいやろ?」

と、「おしず」。続けて、

「たぶん、オレらよりちょっと若いぐらいちゃうか?45〜50ってとこちゃう?」

「そうかなぁ〜、オレは上かと思ったけど。50〜55ぐらい。だって、あのリュックってめちゃくちゃ古いモデルやったで。」

2人して、やれ歳上だの、歳下だのと好き勝手言いながら歩きます。
明神平に戻りながら「おしず」と下世話なトークです。 「さっきの人って、何歳ぐらいやろ?」 と、「おしず」。続けて、 「たぶん、オレらよりちょっと若いぐらいちゃうか?45〜50ってとこちゃう?」 「そうかなぁ〜、オレは上かと思ったけど。50〜55ぐらい。だって、あのリュックってめちゃくちゃ古いモデルやったで。」 2人して、やれ歳上だの、歳下だのと好き勝手言いながら歩きます。
桧塚奥峰・明神岳・薊岳 明神平に戻って来ました。

まだまだお空は青いんです。

しばらくすると先ほどの「お嬢さん」が桧塚奥峰から戻ってきました。

せっかくなので一緒に下山しましょうと提案します。

ソロで下るよりはこんなオッさんたちでも少しは心強いかなと。
明神平に戻って来ました。 まだまだお空は青いんです。 しばらくすると先ほどの「お嬢さん」が桧塚奥峰から戻ってきました。 せっかくなので一緒に下山しましょうと提案します。 ソロで下るよりはこんなオッさんたちでも少しは心強いかなと。
桧塚奥峰・明神岳・薊岳 遠くに金剛山と葛城山が見えてます。
遠くに金剛山と葛城山が見えてます。
桧塚奥峰・明神岳・薊岳 ここで「お嬢さん」から唐突に聞かれました。

「お幾つぐらいですか?私は今年で50になったばかりなんですけど。」

なんと、まさかの同い年。

「僕たち2人とも、今月で50なんです。同い年なんですね。同じぐらいかなと思っていたんですよ。」

すいません、ウソつきました。

「あらそう、そうなんですね、30代かと思いました。」

「いやいや、そりゃあないですよ。昭和47年生まれです。」

心の中で、さっきは歳上かもと思った自分が恥ずかしい。

気になったので僕も聞いてみました。

「そのリュックって、ミレー ですけど、けっこう昔のモデルですよね?」

すると、

「20年も前にユースホステス巡りにハマったことがあったんですけど、子育てに忙しくてあまり使ってなかったんです。子供が高校を卒業して生活が一変したのを機にやりたかった山歩きを再開したんです。」

そうだったんですね、いかにも昔のモデルだったので、てっきり歳上かと思いました。

するとここで、

「こないだ大峯で遭難された方のニュース見て…、」

「ハイハイ、あれね…」

「私、感動したんですぅ。」

え?感動?なんで?

「すごいですよね、あきらめずに助け合って、素晴らしくないですか?」

「遭難してからの取り組みは良しとしても、ちょっと計画に問題あった気がしますけどね。」

「そうですけどね、自分もソロなので遭難したらと思うと彼女たちの行動に尊敬しました。助けあって、すごいですよね。女って強いんです。」

「はぁ〜、そうです、ねぇ。」

物の見方には人それぞれあるようです。

そんな感じで、謎の「S’47パーティ」で下ります。
ここで「お嬢さん」から唐突に聞かれました。 「お幾つぐらいですか?私は今年で50になったばかりなんですけど。」 なんと、まさかの同い年。 「僕たち2人とも、今月で50なんです。同い年なんですね。同じぐらいかなと思っていたんですよ。」 すいません、ウソつきました。 「あらそう、そうなんですね、30代かと思いました。」 「いやいや、そりゃあないですよ。昭和47年生まれです。」 心の中で、さっきは歳上かもと思った自分が恥ずかしい。 気になったので僕も聞いてみました。 「そのリュックって、ミレー ですけど、けっこう昔のモデルですよね?」 すると、 「20年も前にユースホステス巡りにハマったことがあったんですけど、子育てに忙しくてあまり使ってなかったんです。子供が高校を卒業して生活が一変したのを機にやりたかった山歩きを再開したんです。」 そうだったんですね、いかにも昔のモデルだったので、てっきり歳上かと思いました。 するとここで、 「こないだ大峯で遭難された方のニュース見て…、」 「ハイハイ、あれね…」 「私、感動したんですぅ。」 え?感動?なんで? 「すごいですよね、あきらめずに助け合って、素晴らしくないですか?」 「遭難してからの取り組みは良しとしても、ちょっと計画に問題あった気がしますけどね。」 「そうですけどね、自分もソロなので遭難したらと思うと彼女たちの行動に尊敬しました。助けあって、すごいですよね。女って強いんです。」 「はぁ〜、そうです、ねぇ。」 物の見方には人それぞれあるようです。 そんな感じで、謎の「S’47パーティ」で下ります。
桧塚奥峰・明神岳・薊岳 この「お嬢さん」、普段は「高見山(たかみさん)」に登りまくっているらしい。

ここを知るまでは「高見山」が一番好きな山だったそうです。

残念ながら冬には山に入らないそうで、霧氷シーズンの賑わいも知らないんだそう。実にもったいないです。

人気の少ない秋の「高見山」が好きなんだそうです。

僕たちはどちらかと言えば「霧氷の高見山」のイメージなんですけどね。
この「お嬢さん」、普段は「高見山(たかみさん)」に登りまくっているらしい。 ここを知るまでは「高見山」が一番好きな山だったそうです。 残念ながら冬には山に入らないそうで、霧氷シーズンの賑わいも知らないんだそう。実にもったいないです。 人気の少ない秋の「高見山」が好きなんだそうです。 僕たちはどちらかと言えば「霧氷の高見山」のイメージなんですけどね。
桧塚奥峰・明神岳・薊岳 下る途中のこの紅葉が一番キレイかった。
下る途中のこの紅葉が一番キレイかった。
桧塚奥峰・明神岳・薊岳 すると、渡渉の途中であらぬ方向に進もうとする「お嬢さん」。

「すいません、こっち、ちがいますかね?」

「あっ、ほんとですね、私ってよく間違えるんです。」

この人、まるで「おしず」と一緒です、雰囲気で歩いてる感じがします。そりゃ、迷うわな。行きずりだといえ、ちょっと心配になります。
すると、渡渉の途中であらぬ方向に進もうとする「お嬢さん」。 「すいません、こっち、ちがいますかね?」 「あっ、ほんとですね、私ってよく間違えるんです。」 この人、まるで「おしず」と一緒です、雰囲気で歩いてる感じがします。そりゃ、迷うわな。行きずりだといえ、ちょっと心配になります。
桧塚奥峰・明神岳・薊岳 なんやかんや、オススメの山の情報交換など話しているうちにあっという間に下山してました。

ラストに紅葉も見られて良い山行きになりました。
なんやかんや、オススメの山の情報交換など話しているうちにあっという間に下山してました。 ラストに紅葉も見られて良い山行きになりました。
桧塚奥峰・明神岳・薊岳 山で見つけたキノコの写真を撮るのが趣味なんですと言って、自慢の「ムラサキホウキタケ」の画像を見せると、

「なにそれぇ〜、気持ち悪っ‼︎」

と、言われてしまいました。
(´゚艸゚)ププッ
山で見つけたキノコの写真を撮るのが趣味なんですと言って、自慢の「ムラサキホウキタケ」の画像を見せると、 「なにそれぇ〜、気持ち悪っ‼︎」 と、言われてしまいました。 (´゚艸゚)ププッ
桧塚奥峰・明神岳・薊岳 はい、無事に戻って来れました。

「お嬢さん」ともここでほんとのお別れです。

すると、「これ、どうぞ」と2人分のおやつをいただきました。

またどこかでお会いできたらよろしくです。
(●︎´ω`●︎)ニマァ

今日はめちゃ歩いたぁ〜、久しぶりに筋肉痛になってまうかも。
\(//∇//)\

最後までごらんくださり、ありがとうございましたぁ。
(人´∀︎`)アリガトー♪︎
はい、無事に戻って来れました。 「お嬢さん」ともここでほんとのお別れです。 すると、「これ、どうぞ」と2人分のおやつをいただきました。 またどこかでお会いできたらよろしくです。 (●︎´ω`●︎)ニマァ 今日はめちゃ歩いたぁ〜、久しぶりに筋肉痛になってまうかも。 \(//∇//)\ 最後までごらんくださり、ありがとうございましたぁ。 (人´∀︎`)アリガトー♪︎
桧塚奥峰・明神岳・薊岳 車で帰る途中に空を見上げると、彩雲が出ていました。

iPhoneではうまく撮れなかったけど、実物はもっと虹色でしたよ。太陽は画面のずっと右側なんです。

なんか、良いことありますかね?
⁽⁽٩(๑˃̶͈̀ ᗨ ˂̶͈́)۶⁾⁾
車で帰る途中に空を見上げると、彩雲が出ていました。 iPhoneではうまく撮れなかったけど、実物はもっと虹色でしたよ。太陽は画面のずっと右側なんです。 なんか、良いことありますかね? ⁽⁽٩(๑˃̶͈̀ ᗨ ˂̶͈́)۶⁾⁾

もしも不適切なコンテンツをお見かけした場合はお知らせください。