火燈山・小倉谷山・富士写ヶ岳

2022.11.06(日) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
4 時間 10
休憩時間
22
距離
8.7 km
のぼり / くだり
1019 / 1021 m
5
53
3
16
1 12
49

活動詳細

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一等三角点の山、富士写ヶ岳です。 ご存知深田久弥先生所縁の山になります。 日本百名山は登山家であった深田久弥氏による随筆集です。深田氏が実際に登った山を、人格ならぬ山格(山の気品や独自性など)の観点で100座選び紹介しています。 富士写ヶ岳は氏が幼少のころ登り、その健脚を誉められ山にはまっていったと言われております。 北は北海道、南は鹿児島県の屋久島まで津々浦々の山々の中で、福井県は荒島岳が選ばれています。 深田氏は、福井のすぐ横の石川県加賀市の出身。母方の実家が福井県福井市だったこともあり、旧制中学(今の高校)は福井市の藤島高校に通っていたので、まさに地元の山だったわけです。実際に登ったのは福井から出た後のようですが勝山市から子供時代に見た風景がずっと心に残っていたとのこと。 荒島岳は1,500mくらいの山なので…、と百名山完登を目指す人の中でもだいぶ後回しにされやすいのですが、その山体は、勝山方向から見れば綺麗な三角形で、大野富士とも言われ(大野方向からだと連なる峰々があるので三角形ではないですが)、深田氏も「子供ごころにも、美しい山だなと印象に残った」と記しています。また、山の気品という点にも触れていて、福井の山で選定に悩んだ能郷白山と比べても荒島岳が上だと言っています。

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