裏妙義山木戸壁右カンテルート+α

2022.11.05(土) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
9 時間 18
休憩時間
8 時間 7
距離
2.9 km
のぼり / くだり
406 / 407 m
8 57

活動詳細

すべて見る

11月5日(土)「快晴」 道の駅みょうぎ6時起床でカップヌードル朝食を食べて出発する。今日登る木戸壁は、すぐの所なのでゆっくりスタートだ。コンビニで行動食を買い、登山口の旧国民宿舎駐車場へ着いた。既にボチボチと登山者が居る。登山道を登る事30分ぐらいで、取り付き辺りに出た。登山道の途中では、稜線に岩穴が眺められた。岩場の縁を登ると木戸壁右カンテルートに出た。既に先行者が居て、少々待ち時間がある。人気ルートなのか、次から次へとクライマーが現れた。1ピッチ目、自分がトップで進む。昨日と比べると人工壁のようで、丸い出っ張りを掴んで登って行く。溶岩、凝灰岩、礫岩からなり、トポにはチキンヘッドと書いてあるが、その通りだ。それほど難しくなく、3ピッチを登る。4ピッチ目が核心部だが、Nが中間付近まで登り詰めたとき、先行者が懸垂下降してくるとの事で、大分待たされる。少し待ち草臥れるが、上を見上げた瞬間、空中を飛んできた小石の落石が左唇上に当たった。音も無く落ちてくるので、わからない。チクリと痛みを感じ、触ってみると少し血が出ていた。暫くすると傷口が腫れてきた感じになった。登攀ルートを懸垂で降りてくるのだから、交錯し仕方が無いが、隠れる場所も無い。運が悪いとしか言えない。宝くじには当たらないが、落石には当たるな。バチも当たるな。やっと先行者の懸垂が通り過ぎ、登攀を開始する。核心部辺りからは、奇岩の岩峰とマッチして、実に紅葉が綺麗だ。高度感もあり気持ち良い。引続きの2ピッチもそれほど難しくなく、終了点に出たが、先行パーティーの5人組(地元群馬の方々)が、更に上部へ登っている。興味があるので「着いて行って言い」と聞くと快い返事を貰い、着いて行く事にした。本当はルートの懸垂下降が迷惑掛けずに、降りられるかが心配だった。左手の泥っぽいルンゼを登るが、上部は岩場となる。結構嫌らしかった。その次は、2本の溝状がある岩で溝の中をチムニー擬きで進むか、溝に挟まれたリッジを進むかだ。自分はリッジを進んだ。上に出ると蟻の戸渡のようなナイフリッジが待ち受けている。終了点は少し開けて、展望も紅葉も申し分なく気持ちが良い。此処からは、反対のフェース状の壁を懸垂下降する。最初は、ザイルを繋げて約30m程懸垂下降か。2~4本目は、15m程のルンゼ状を懸垂下降するが、大きなチョックストーンが挟がっているので、意外と嫌らしい。4ヶ所?のチョックストーンをクリアするときオーバーハング状の懸垂となるため、注意しないと、体が正面前に振られ顔を打つ恐れがある。5本目は、ザイルを繋げて約30m程懸垂下降となり終了する。此方はザイル回収時に、チキンヘッドにザイルが絡まり少々苦労した。後は、一般登山道に出て暗くなる直前に下山出来た。軽井沢から岡谷経由で帰名した。

もしも不適切なコンテンツをお見かけした場合はお知らせください。