二子山西岳中央稜

2022.11.04(金) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
6 時間 33
休憩時間
4 時間 55
距離
2.4 km
のぼり / くだり
376 / 376 m
1
16
59
1 16
2

活動詳細

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11月4日(金)「快晴」 5時過ぎに起床して、テントの中でカップヌードル朝食を食べた。テントをたたみ出発する。途中、叶山の異様な姿が見られた。一番乗りで二子山倉尾登山口へと到着し、早々出発する。入山口にはクマ出没注意、滑落死亡事故多発と注意喚起看板が目立つ。股峠へは僅かで到着する。反対側に下ると祠エリアを横切って行く。小尾根を横切ると上に伸びる急な踏み跡がある。僅かで赤いドラム缶が出て来て中央稜取り付きに出た。スッキリした岩場が伸びている。準備していると三重県からの5人組パーティーがやって来た。早々、Nトップで登りだす。石灰岩の岩場を登るのは、明星山以来か?。最初のうちは滑るような感覚であったが、チョリチョリのホールドも沢山あり慣れて来る。2ピッチ目をリードする。思いの外、快適な感じ。3ピッチ目は核心部だ。Nも少し苦労しているようだ。セカンドでお気楽に登らしてもらうが、下から見ると簡単そうだが、核心部はやはり上手くホールドが探せない。古典的ルートでもあるので、微妙な所核心部には、シュリンゲがぶら下っている。時間が掛かると後続に迷惑かなと察して、少し人工でクリアした。大テラスへ出て暫し休息とおにぎりを食べた。展望も良く高度感も有り気持ち良い。突然ルート外(テラス反対側)から大テラスに単独者が現れ吃驚する。何度も来てるようで、装備も軽量化されてた。単独者が先頭で4ピッチ目を登って行った。核心部と比べるから4ピッチ目は難しくない。5ピッチ目を登ろうとして居たら、単独登山者が裸足で懸垂下降で降りて来た。懸垂ロープも5mm程度だった。5、6ピッチ目は難しくなく登れた。最後の7ピッチ目上部には、一般道からの登山者が確認できた。7ピッチ目は、ザイルで確保する事も無く、一般登山道へと出ることが出来た。予定では直ぐに下山であったが、二子山を北へと縦走した。左右が切れた尾根で、転落事故が多いのも頷ける。そして石灰岩の小さな岩柱が沢山登山道にあり、躓いても不思議じゃない。振り返ると二子山中央稜が、見事にスカイラインを描いている。両神山のゴツゴツとした山稜も雄大だ。頂上を踏み、更に足を進める。正面には叶山が見えて来る。此方は、露天掘りのセメント鉱山となっている。白い石灰が良く分かる。その下には、地球儀石のある牢口ルンゼがあるのだが、行って見たい所だ。西峰を過ぎ、下りに差し掛かる。鎖場もあるが直ぐにトラバース道に入った。しかし明瞭な登山道ではない。終始、左手に岩場を見ながらのトラバースだが、どちらかと言えば難路だな。中央稜取り付き分岐からは、明瞭な登山道となった。祠エリアではフリークライマーが登っている。こんなのに挑戦出来たら良いな。股峠から駐車場までは直ぐだった。

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