活動データ
タイム
10:30
距離
21.5km
のぼり
1310m
くだり
1308m
活動詳細
すべて見る小さな時からいつか訪れたいと思っておりました屋久島に先日お邪魔させていただきました✨ 屋久島は神の住む島と言われるそうですが、山に一歩入ると、明らかに空気がガラッと変わり、神聖な空気に包まれます。太陽や雲、水、空気、植物、土、岩、菌類、動物、虫たち…様々な生物達が複雑に絡み合って生態系が出来上がっているのですね。 きっと人間が本能的に求めてやまない、幸せがここにあるんだなぁと漠然と思いました… 筆舌に尽くしがたいほど素晴らしい原始林、原生林の森の中、樹齢2000〜8000年と言われる縄文杉さまにお会いした時の気持ちと感動、衝撃は言葉では言い表せません。 なにかこう言葉には出来ない胸にグッとくるものを感じました。 自分が生きてきた数十年では分からない、表現できない何かがあるのだと思いました。 遥か悠久の昔から生きている木やそれを取り巻く生態系、原始林の環境に触れさせて頂けてとても光栄で幸せな時間でした。 地球に生まれてこれて本当に心の底から感謝と自然への畏敬の念でいっぱいです…! 本当にありがとうございました、屋久島さん✨ 【屋久島について学んだこと】 海岸から島の中心を見上げると、驚くほど高い山が競り上がっていて、九州最高峰の1936mの宮之浦岳さまをはじめとして、数々の山々が連なっています。 ガジュマルやクワズイモ、ハイビスカスのような亜熱帯植物から、標高が高いところでは北海道で見かけるようなナナカマドなどの落葉紅葉樹まで様々な植物が見られました。 ガイドさんに教えていただきますと、 屋久島が世界自然遺産に登録されたのは、世界的に見ても珍しい植物の垂直分布だそうです。 冬の山頂はマイナス20度にもなり、樹氷が見られるそうです。 1ヶ月のうち35日雨が降ると言われるほど雨が多いそうですが、花崗岩が隆起して出来た島なので土の下はすぐ花崗岩で保水力が少なく、雨が降らないと植物は割とすぐにしゅん…となるそうです。 そのおかげでお水はミネラルがほぼない超軟水、屋久島のお水で頂いた珈琲は感動的なほどぷるんぷるん!✨✨ 栄養分が少ないので、屋久杉さまたちは成長が遅く年輪がより密になり、その分油分をたっぷり含んだ樹液を蓄え、腐りにくく長寿なんだそうです。 樹齢1000年以上の杉さまを屋久杉と呼ぶそうです。 豊臣秀吉さんの時代から屋久杉の伐採が始まり、近年まで続いていたそうです。 人間と自然環境が共に、時に苦悩しながら近年まで生きてきた島なんですね。 往復22kmの道を10時間かけて、縄文杉さまにお会いすることを大きな目標として日帰りでトレッキングするツアーに参加しました。 ガイドさんは大変詳しく幅広い方面から屋久島のこと、植物のことを教えて下さる素晴らしい方でした。ここには書ききれないほどの素晴らしい知識を教えて頂きありがとうございました✨ またすぐにでも行きたい、むしろ移住したい、大好きな屋久島でした💛
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