活動データ
タイム
04:14
距離
5.6km
のぼり
660m
くだり
660m
活動詳細
すべて見る今回は埼玉県。 分県登山ガイドの「埼玉県の山」は数年前、一回改訂された。 藪山ガイドで有名な打田さん監修の道なしルートがいくつか上がっていて、興味深いルートがいくつかあり、その中の一つ、「粟野山、金岳コース」を今日は歩く事にした。 なぜこんなコースをガイド本に⁉️ って初めは思いましたが、阿熊の地は秩父事件蜂起の地。秩父の歴史を見る山として、行ってほしい思いからピックアップしたんだろうと今になり追想する。 秩父事件の蜂起の地、阿熊(アグマ)。 この阿熊は秩父事件の際に駆り出された農民もいたらしい。養蚕が盛んだった集落だったらしい。 そんな山の背景の視野を広げてみられたのは、今回途中からご同行させていただいたsさんからそんな秩父事件の話を聞いた。時に養蚕は稲よりもすぐお金になるので盛んだったらしい。 深い山峡に潜む粟野山と金岳は、まさにそんな歴史の背景を感じさせる秘峰であることは間違いない。 しかし、ルート道標なし、ピンテはあるが、クラシックルートの為踏み跡は少なく。GPSや紙地図、コンパス必須。ガイドにあるからと行けるだろうと軽装備は🆖。トラバース道も痩せてたりいきなり踏み跡なくなったり、ルーファイで 危険値はやや高め。ソロではお勧めしません。 岩装備の方々にはかなり面白いルートだと思います。この日も道の駅からP1から順に攻めている方々がいました。 [登山口] ナビでは阿熊観光トイレ。Google先生でもヒットします。駐車場は広く。トイレあり。 [取り付き] 阿熊観光トイレから橋を渡り、左に進むと右手に取り付きがあります。しばらくあがると集落の間をぬけますが道は明瞭。 [道標] 比較的新しい分岐にある道標。ヤマップにもマークがある。粟野→ とあるが、廃村になった粟野村への道標となっているようだ。金岳、粟野山の分岐に取りついたら、道標の粟野→には、行かずに粟野山は右に歩く。 [粟野山] 分岐からわかりやすい尾根道となるが、すぐに岩に当たる。岩の上に取り付くが自信ない場合は右に倒木がある迂回路で巻ける。岩の左側は危険なので要注意。 岩をのぼるとアセビが茂る尾根を踏み跡を頼りに上がる。しばらく上がると右手になだらかな植林帯が見えて歩きやすくなる。左にゆるくカーブするように尾根を上がると山頂。下山は分岐までピストン。 [金岳] 分岐から粟野山とは反対側に向かう。 初めに551(P5)ピークを左から巻き反対側から上がる。 かなりピンテが少なくなるが、551のピークを下る。 やがてP4がみえるが、ノーマルの場合は下に下がり植林帯の中にトラバース道がある。行きはP3の肩を無理矢理トラバースしてしまい、行きの軌跡は参考になさらないでください。(ちなみに岩の経験の方はP4をあがるルートになる。 ) やがてP3。いわゆる金岳がお目見えするがトラバース道からいきなりロープが現れる。一本目のロープは頼りないので要注意。二本目のロープを這い上がると 金岳のコルに取り付く。ここからは踏み跡明瞭で4.5分で山頂。山頂は360度パノラマ。しかし狭いしざれてるので眺めは良いが落ち着けない山頂です😥。そそくさとおにぎり2つ食べ、P2,P1は行かずに引き返す。 粟野山からの下山ルートで数分前から歩かれていたSさんと楽しい山の話をしながら金岳に同行させていただきました☺️ Sさんはチャレンジャー。ルート探索の経験値が高く。わたしはルートみすばかりでSさんがいなければ金岳は撤退していたかも😅途中ヒヤヒヤ😨しました。金岳前後は必死な為写真少なめです💦 下山まで秩父事件の話しも聞かせていただき素晴らしい山行となりました😌ありがとうございました🙇🏼♂️
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