一切経山・東吾妻山 周回ルート

2022.11.03(木) 日帰り

活動データ

タイム

04:44

距離

14.7km

のぼり

830m

くだり

830m

チェックポイント

DAY 1
合計時間
4 時間 44
休憩時間
14
距離
14.7 km
のぼり / くだり
830 / 830 m

活動詳細

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奥羽山脈は軒並みてんくらCのため、那須にでも行こうかと南下していたのですが、高速道路からはどう見ても快晴の吾妻連峰が目に入ります。改めて天気予報を確認すると、風が強めで気温は低いものの、雪が降ったり極端な強風が吹いたりとかはなさそう。ならばと、予定変更で浄土平へ向かいます。 浄土平で車から降りると予報通りの強風が吹き荒れていたため、慌てて林の中に飛び込みます。段々と登って行くと、西吾妻方面には雲が見えるものの、こちら側は一面青空の下で一切経山からは魔女の瞳もバッチリです。しかし、風が強く寒いため急いで取って返します。 風で波打つ鎌沼を抜け、次の目的地は東吾妻山です。ここからは、初心者向けに整備が行き届いた歩きやすい道は姿を消し、湿った滑りやすい岩がゴロゴロする登り坂となります。見通しがない道をしばらく進み山頂にたどり着くと、樹林帯を抜けて360度の絶景が広がります。これまで歩いて来た一切経山や吾妻小富士などの東吾妻エリア、ようやく雲が取れた西吾妻エリア、そして紅葉で色付いた裏磐梯エリア、全て遮るものもなく見渡せます。東吾妻エリアでは、ここが一番の展望台でしょう。 ここからは元来た道を帰るつもりでしたが、先に進む人が何人かいたので、久々に周回することとします。この東吾妻から南側の道は、登山を始めたばかりの頃歩き、あまりの悪路で何度も尻餅をついた思い出があったことから、その後使うことはありませんでした。今回は、刈り払いにより道が拡幅されたためか、少し歩きやすくなっていましたが、基本的には相変わらずの悪路でした。とにかく土が脆く、見た目は普通の道が洒落にならないくらい滑ります。転んだのが一回だけで済んだのは好運でした。慎重に、慎重に歩き、ようやくスカイラインに戻ると、そこからは車道の少し下に整備された歩道で、浄土平に戻ります。途中、橋が崩落している箇所がありますが、沢は枯れていたため特に苦労せずに進めました。 浄土平まで辿り着きましたが、せっかくなので吾妻小富士にも寄り道します。最近お鉢への取り付きが工事されたようで、階段が最初から最後まで続いています。この段差が大きく地味に疲れます。お鉢からは火口と一切経山の眺めが見事ですが、とにかく風が強い!ここは遮るものもなく、東吾妻と前大顚間を通る風が直接ぶつかることから、今日一番強い風が吹いています。帽子を抑えながら大急ぎで周回し、今日の山行はここまでです。 今日はてんくらCで、風こそ強くはありましたが、快晴で気持ちの良い一日でした。この時期は気温が低いことから、少し風が強いとてんくらの指標は悪くなりがちですが、吾妻小富士のようにずっと風に煽られる場所でもなければ、案外なんとかなるものです。十一月になり残り少ない登山シーズンですが、まだまだあちこち登りに行きます。

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