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三鈷峰・象ヶ鼻(鳥取県大山町)の写真

2022.11.03(木) 07:45

なだらかな所もあります。

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11.6 km

1218 m

三鈷峰・象ヶ鼻(鳥取県大山町)

大山・甲ヶ山・野田ヶ山 (鳥取, 岡山)

2022.11.03(木) 日帰り

伯耆大山の三鈷峰に登りました。 10月23日に毛無山と三平山に登って大山の超かっこいいお姿を眺めてきたばかりなのですが、家に帰ってからもっと大山に近いお山を選んだ方がよかったのかなあなどと思っていました。 天気は晴の予報。午前6時のてんくらがBなのが気にはなりますが、他の情報源では雲量は少なそうなので決行します。 さてどこに登りましょうか。大山(弥山)に登ると大山のお姿は見られないので周辺のお山を物色します。 皆さんのレポを拝見するとバリエーションルートもあるみたいですが、ソロで大した技術もないので公式の案内があるユートピアコースを登ることにしました。逆光ぎみになりそうですが、大山さまのお姿を見られそうです。 心配なのが、鳥取大山観光ガイドのルートは三鈷峰や象ヶ鼻まで登山道の線が繋がっていないことです。その一方で三鈷峰や象ヶ鼻に登頂したレポがたくさんアップされています。 行政としては安全性の観点から積極的に案内できない場所のようです。 多くの方が登頂されているようなので、行ってみてダメそうなら引き返すことにしましょう。 溝口IC付近ではほぼ快晴で大山の輪郭がくっきり見えましたが、大山ナショナルパークセンター横の駐車場に着いた時は曇り空。「えー」って気持ちになりますが、晴れると信じて出発します。 下宝珠越を過ぎると樹木の間から遠くが見えるようになりますが、三鈷峰や大山方面は雲一つない青空で期待が高まります。 ただ、登山道は思っていたよりも危ない感じです。三点支持(確保)をしないと登れない岩場がありますし、滑落すると死ぬかもしれない所もあります。ステッキは邪魔になるので片付けました。 稜線に出たときの天気は快晴で、三鈷峰や大山(天狗ヶ峰・剣ヶ峰・弥山)、弓ヶ浜半島もくっきり見えます。 いよいよ恐怖の三鈷峰山頂を目指します。最後の登りはガレて滑りやすい感じですが、慎重に登れば問題ありません。心配性の私はヘルメットを持参しましたが、頭上から石が落ちてくるような所はなかったので着用しませんでした。ヘルメットを着用して登ってくる方はいなかったように思います。 三鈷峰の山頂で絶景を満喫した後は、象ヶ鼻に行きました。こちらはごく普通の登山道で、少し高い場所から三鈷峰やユートピア避難小屋を望むことができました。 一旦下山した後は寂静山に行きました。思っていた通り逆光ぎみで大山は黒っぽく見えますが、麓の黄葉が日光に照らされて鮮やかです。寄り道した甲斐がありました。 最後に登った豪円山の眺望はスキー場などの人工物が多くて好みではありませんが、ピークハント目的で登りました。 車で鍵掛峠に寄って絶景を見て帰る予定でしたが、モンベルに寄っているうちに雲が増えてきたのと車も多く通行しているので、鍵掛峠には行かずに家に帰りました。 大山を近くで見ることができ大満足の休日になりました。 【コース状況】 行者登山口~元谷分岐 歩きやすい登山道です。 元谷分岐~下宝珠越 岩がゴロゴロした登山道です。木の根っこを踏んで登る場所もあります。 下宝珠越~上宝珠越 尾根上の登山道で樹木の間から三鈷峰や剣ヶ峰方面が見えるようになります。なだらかな場所がある一方で、特に中宝珠越の先はロープが設置された岩場や滑落の危険がある場所があります。 上宝珠越~稜線分岐 低木が多くなります。傾斜は比較的緩やかです。 稜線分岐~三鈷峰 前半の下りは低木の中を進みますが、後半の登りはガレ場の危険地帯で慎重な歩行が必要です。大山遭難防止協会の登山届の地図では「危険」と表示されており、「一般道」や「難路」の表示ではありません。 稜線分岐~象ヶ鼻 低木の中の登山道で特に危険な箇所はない印象です。