活動データ
タイム
06:33
距離
79.7km
のぼり
1999m
くだり
1987m
チェックポイント
活動詳細
すべて見る今回ヤマップと佐渡市とのコラボ企画もあり、平日の休みを利用して新潟県佐渡島の登山と観光を兼ねて佐渡の島旅に出かけた。 遠征にあたり交通手段をどうするか考えたが、沖縄に次いで大きな面積を誇る佐渡島の移動は、バスはあるが島中のスポットを移動するには時間的な制約も多く車は必須。東京の自宅からの移動も含めると時間的な制約や手続きなどの手間、それとなにより乗り慣れたマイカーで3日間島を走り回れる事など、総合的に判断しマイカーで行く事にした。 新潟までは過去3回八海山登山やサッカー応援で車で来たことはあるのが、佐渡島は今回が初上陸。それとカーフェリーに車での乗船も初体験。 紅葉のこの時期の佐渡島への島旅と、登山の3日間は好天にも恵まれ、久しぶりのワクワク感とときめき感、そして佐渡島の自然の美しさと雄大さで心身共にリフレッシュ出来た3日間となった。 【一日目】 新潟港6:00始発のフェリーに乗るべく自宅を前夜22:00に出発。無事に8:30に佐渡島両津港に初上陸。佐渡汽船「おけさ丸」の船旅も、以前何度も乗っている東海汽船の客船よりも豪華さや居住性などこの佐渡汽船の方が豪華で広く感じた。早々第一の目的地島山の「尻立山」に向かった。平日という事もあり観光客は少なく、佐渡の人たちの日常の生活に溶け込んだ感じの、のんびりした世界に入り込む。島を周回する県道も車は少なく、乗り慣れたマイカーで最高の景色を眺めながらの快適なドライブ。そして尻立山のあるドンデン高原までの紅葉の壁の峠道も、最高のドライブルートになった。高原ロッジの登山口から尻立山頂上までわずか20分弱のトレッキングだったが、コースも山頂も色とりどりの紅葉が真っ盛りで、特に高原に囲まれた山頂からの景色は、言葉を無くすほど美しかった。後でわかるがヤマップが島山バッジを佐渡島最高峰の金北山ではなく、この尻立山にしたのは大いに納得できた。この山はドンデン山とも呼ばれその由来が「鈍嶺(どんでん)」と言われるように、穏やかな丘陵で以前は山頂付近で放牧が行われたいた事もあり芝の高原が広がっている。 そして下山後、車で30分ほど移動し標高900m付近にあり樹齢300年以上の大佐渡石名天然杉などの天然杉が群生する悠久の森をトレッキング。この一帯は大佐渡山脈主稜線上にあり、豪雪と強い季節風など非常に厳しい環境にあるため、長い年月をかけ特異な形状に生長した杉が多い。そして材木には適さず伐採されずに残った天然杉が多く残っている。今まで登ってきた登山コースでもあまり見た事も無く、屋久島の樹齢2000年の古代杉には及ばないが、300年以上の見事な天然大杉の光景に、身も心も浄化されたような気がした。 この後は佐渡島を縦断し、真野湾が一望できる1泊目の宿「潮津の里」に向かった。明日は最高峰「金北山」と佐渡金山を散策する佐渡ヶ島遠征②に続く。
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