活動データ
タイム
00:05
距離
141m
のぼり
0m
くだり
21m
チェックポイント
活動詳細
すべて見る((#TNFマウンテンセイフティー 応募用)) 私は遭難経験者です。 仕事で道のない山にも入る設計士をしているのですが、岡山県北の津黒山系の山に仕事で入った際に遭難してしまい、ほぼ丸一日かけて鳥取県側に抜けて助かったという命の危険を感じた経験でした。 20年前のスマホのない時代の話でしたが、 私は設計士ですので一応、紙の地図とコンパスを使った登山はできます。 しかし、最近の山は手入れをする人が減り、低山であっても上空まで木々に覆われ視界のない荒れた場所が増えていて、紙の地図では自分の位置がわからないし、会社から付与されていた衛星電話も上空が木々で覆われていると使用できなかったので、道迷いの遭難となってしまいました。 私は山のプロですとは、さすがに恥ずかしくて言えないレベルの人間ですが、 仕事で山に入っている時間の中で怖い思いをした様々な経験から自信を持って言える事は、 ■ソロ登山の際は、サブスマホを持って山に入る事は、 かなり色々なリスクを回避できると思っております。 まず、スマホのGPS登山アプリがある現在では、 上空まで木々に覆われて視界のない場所で道に迷ったとしても、上空が見える場所にまでどうにか移動できれば、ほぼGPSは反応して無事に脱出できると思います。 次の対策として、もしメインスマホにトラブルがあり紛失したり故障した場合の安全策として、サブスマホを携帯しておけば安心感は倍増すると思います。 ((スマホの数=地図の数だと思います。)) ((YAMAPは同じアカウントで、メインスマホとサブスマホに同時ログインしてそれぞれ開始ボタンを押せば、2つのスマホで地図を見ながら登山することが可能です。)) ((サブスマホにSIMカード(携帯会社との契約)がなしでも、事前にWi-Fii環境やテザリングで地図をダウンロードしておけば、YAMAPは問題なく現場で使用できます。)) ・使わなくなった昔のスマホ ・中古で買う一世代前の5000円のスマホ 20年前は、GPS地図装置を買うだけで20万円なんて時代から考えれば、 5000円は夢のような値段だと思います。 サブスマホは、遭難防止だけではなく、 次の安全効果として... 『ラジオ』や『音楽』をスピーカー再生できるので、 ■熊やイノシシが、機械音を怖がって近づいて来ないと言うメリットがあります! ((私の会社では、鈴よりもラジオ機を携帯して流す事が、山での鳥獣被害防止策として伝統的に引き継がれた事でした。私は熊にもイノシシにも山で遭遇した事がありますが、ラジオを流しながら歩いていて熊やイノシシに遭遇した事はありません。)) 20年前は、 山には、熊狩りやイノシシ狩りをされる猟師さんも多くおられました。 私が入社した25年前は、『山の猟師さんに鉄砲で撃たれないためにも、ラジオを大音量で流せ』 と先輩に教えられました。 今は猟師さんも減り、 襲われる危険性のある鳥獣の数はあきらかに山で増えています。 ・できるだけソロの登山を避ける! ・ソロならば、何かの音を出しながら山に入る! 『鳥獣に襲いかかられるのは、出会い頭が一番危ないと言われています』 何かの音を出しながら歩く事は、鳥獣さん達に向こうから逃げてもらい遭遇しないための重要な対策です! ((「誰かと話をしながら登る」「ラジオ機で音声を流す」「スマホのスピーカーでラジオや音楽を流す」「歌を歌う」「ガザガザ音をできるだけ出しながら登る」etc.etc.)) あと最後に、 ■携帯モバイルバッテリー ((・できれば紙の地図とコンパスも)) のご携帯も必ず忘れないように、 どうかご安全に! お互い楽しく登山をして行きましょう♪
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