活動データ
タイム
08:49
距離
12.0km
のぼり
984m
くだり
983m
活動詳細
すべて見る山友のKさんからのお誘いで、魔女の瞳を見に一切経山へ行って来ました。 当初、計画でのルートは下山口近くの兎平駐車場へ車をデポし、もう1台で不動沢登山口へ向かいそこから入山、五色沼〜一切経山〜鎌沼〜浄土平〜桶沼〜兎平駐車場のルート。 先ずは集合場所の兎平駐車場へ向け深夜2時自宅を出ました。 出発地の自宅周辺は雨、栃木辺りまでは雨でした。 前日確認した天気予報では一切経山は雨の予報は無いので、福島辺りまで行けば大丈夫だろう…と言う事で気にせず向かいました。 待ち合わせ時間の少し前に到着。 メチャクチャ寒い! 車の温度計では外気は2℃ 風もあるので体感はもっと。 駐車場には先着車が2台。土日ともなれば駐車場は朝早いうちに満車と聞いていたので一番心配していたのは駐車場問題。 なんだ大丈夫じゃん! 平日に休めない人には申し訳無いですが…やっぱり平日に限る。 Kさんと合流し、朝食済ませてから、Kさんの車をその場にデポし、登山口のある不動沢に向け磐梯吾妻スカイラインを走ります。 走りながら…結構距離あるなぁ〜 歩いたら大変、しかも有毒ガス地帯もある。 ここは歩いちゃいかん! デポしての行動はルート設定にプラスαをもたらしてくれますが、必ず取りに戻らなくてはならない定めがあります。 車中、もう来てしまったから車デポした場所には絶対戻らなきゃならないよ~などと冗談を交えながら10分ほどの移動。 車で10分は歩くと結構ある(笑) 不動沢駐車場へ到着、こちらはトイレもあります。すでに5〜6台の車。登山客だけでも無い様です。 登山者は下の駐車場へ と言う看板を見付け、指示に従いそちらの方へ。 こちらにはまだ誰も居ませんでした。 準備しながら、空から白いものが落ちてくるのを確認。 まさかな… まさかではありません、間違いなく雪です。 初雪です。 生まれが北国岩手、ウィンタースポーツ好きの私は雪見ると血が騒ぎ小躍りしたくなります(笑) が、登る前からこれでは流石にちょっとためらいます。 それでも朝7時、予定よりも早く入山します。 目指すは魔女の瞳。 紅葉はもう終わりの様相ですが、紅葉の落ち葉が敷き詰められた登山道を歩けるのも好きです。 天気は曇天、時折落ちてくる雪。そして風も強そうです。 予報では回復となるはずですが…どうなるやら。 自分は約2週間ぶり、相変わらず腰に残る違和感アリ。 Kさんも痛めた膝を誤魔化しながらの登山。 お互いに、労りながら(笑)歩いて行きます。 Kさんとは昨年の4月ぶり、近況を話しながら楽しく登って行きます。 途中、慶応吾妻山荘があるので寄り道して休憩をします。 山荘はクローズ、物置きスペースまでは入れますが、それ以上は入れません。 カフェと書かれた店先に良く見るタテ型黒板があり、○○様歓迎など書かれています。 予約での営業もされているのか…? 水場の水は豊富です。 汲み放題です(笑) この水でKさんがコーヒーを煎れてくれました。 美味しかったです。 休憩後は五色沼を目指します。 登るにつれ、森が変化して行く。 広葉樹だった森にダケカンバや針葉樹が見られる様になり登り詰めて開けた場所 が五色沼を火口としたお鉢巡りとなりそうな稜線。 沼の対岸に一切経山が見え、目を凝らして見ると登山者も見えます。 風が目まぐるしく五色沼に変化を付けてくれる。 やはり、曇りよりも時折射す太陽の光が魔女の瞳をより深いブルーにしてくれる。 山頂への登りで、この日初めてスルーする登山者と出会う。やり過ごした後、この時に先を歩いていたKさんが何かを思い出した様にこちらを振り返る。 その神妙な表情を見て、えっ?!何? クマ?と思ってしまった私。 そうではありません。 トラブル発生です。 少し先、五色沼を見下ろし、一切経山を見上げられる風を避けられる場所でランチをしながら今後の行程を見直します。 結論だけ、ルートを見直し、シモフリ新道を使う周回ルートへ変更。 トラブルの内容は…内緒です。 休憩中は黒い雲に覆われたり、日が射し青空を見せたり。時に雪が落ちて来たり。 目まぐるしいですが、魔女の瞳を目的にして来たので当たりと言って良いでしょう。 山頂は風が強いので撮影のみ。 シモフリ新道への下り口を探しますが…見当たりません。 向かうはずの駱駝山方面は規制線としてロープが張られ、立ち入り禁止。 どこ? YAMAPの地図見ながらウロウロです。 この辺なはず…、あっ 行き過ぎたを繰り返す。 YAMAPユーザーさんの「注意・報告」を思い出しました。 ロープに結び付けられたピンテ2本の間を跨いで入ると…。 ピンテを探します。 ありました! 率直な感想。「えっ!ここ?!」です。 今日の様に晴れて視界が効くのなら問題ありませんが、ガスって真っ白であったなら…ちょっと考えた方が良いかもしれません。 これは…分かりにくい。 砂礫の道は雨でも降った後では分かりにくさは増すと思われ、ある様で無い踏み跡。こちらから下山する人はピンテ探しながら人それぞれの歩き方をするのかもしれません。 ピンテ見つかれば、後は次を見付けながら辿るだけですが、何度も何度もYAMAPの地図で確認しながら下りて行きました。 一切経山までの登りとは明らかに違う雰囲気。 駱駝山への道、そこから先の雰囲気もまったく別の山と言う感じ。 特に駱駝山へは岩場もあります。 岩場好きな人にはオススメしますが、危険な箇所もあるので注意をして歩いて下さい。 ただし、晴れて視界良ければ景色は最高です! 刻々と表情を変えて行く吾妻小富士、上から見下ろすよりも迫力がありました。遠くには安達太良山の乳首まで見えました。振り返れば紅葉残る一切経山。 トラブルではありましたが、楽しめました~。 面白かったです。 ただし、このルートは所々 えっ?!って思う様な箇所はあります。 天気の良い日、歩いた事のある人と一緒なら良いのかなぁ~とは思いました。 下山は無事、不動沢へ。 デポした車を回収しに兎平駐車場へ向かいました。 ちなみに、ソフトバンクはどちらの駐車場も圏外でした。 コンパスにて登山届を提出していましたが、下山通知を出せず…。電波の繋がる場所まで下りる事にはなりました。 その後は喜多方まで移動、温泉と喜多方ラーメンを楽しみ、再会を約束してお別れをしました。 Kさんは翌日も山を登る予定ではありましたが…流石に疲れたそうで帰る事に。 自分も疲れはしましたが、とても楽しむ事が出来ました。 山はやっぱりいいなぁ~ 今日も良い山旅でした。
もしも不適切なコンテンツをお見かけした場合はお知らせください。