一切経山・駱駝山・白とんがり・中天狗…魔女の瞳に会いに

2022.10.24(月) 日帰り

活動データ

タイム

08:49

距離

12.0km

のぼり

984m

くだり

983m

チェックポイント

DAY 1
合計時間
8 時間 49
休憩時間
1 時間 55
距離
12.0 km
のぼり / くだり
984 / 983 m
41
1 13
2 26
52
11
3
1 1
26

活動詳細

すべて見る

山友のKさんからのお誘いで、魔女の瞳を見に一切経山へ行って来ました。 当初、計画でのルートは下山口近くの兎平駐車場へ車をデポし、もう1台で不動沢登山口へ向かいそこから入山、五色沼〜一切経山〜鎌沼〜浄土平〜桶沼〜兎平駐車場のルート。 先ずは集合場所の兎平駐車場へ向け深夜2時自宅を出ました。 出発地の自宅周辺は雨、栃木辺りまでは雨でした。 前日確認した天気予報では一切経山は雨の予報は無いので、福島辺りまで行けば大丈夫だろう…と言う事で気にせず向かいました。 待ち合わせ時間の少し前に到着。 メチャクチャ寒い! 車の温度計では外気は2℃ 風もあるので体感はもっと。 駐車場には先着車が2台。土日ともなれば駐車場は朝早いうちに満車と聞いていたので一番心配していたのは駐車場問題。 なんだ大丈夫じゃん! 平日に休めない人には申し訳無いですが…やっぱり平日に限る。 Kさんと合流し、朝食済ませてから、Kさんの車をその場にデポし、登山口のある不動沢に向け磐梯吾妻スカイラインを走ります。 走りながら…結構距離あるなぁ〜 歩いたら大変、しかも有毒ガス地帯もある。 ここは歩いちゃいかん! デポしての行動はルート設定にプラスαをもたらしてくれますが、必ず取りに戻らなくてはならない定めがあります。 車中、もう来てしまったから車デポした場所には絶対戻らなきゃならないよ~などと冗談を交えながら10分ほどの移動。 車で10分は歩くと結構ある(笑) 不動沢駐車場へ到着、こちらはトイレもあります。すでに5〜6台の車。登山客だけでも無い様です。 登山者は下の駐車場へ と言う看板を見付け、指示に従いそちらの方へ。 こちらにはまだ誰も居ませんでした。 準備しながら、空から白いものが落ちてくるのを確認。 まさかな… まさかではありません、間違いなく雪です。 初雪です。 生まれが北国岩手、ウィンタースポーツ好きの私は雪見ると血が騒ぎ小躍りしたくなります(笑) が、登る前からこれでは流石にちょっとためらいます。 それでも朝7時、予定よりも早く入山します。 目指すは魔女の瞳。 紅葉はもう終わりの様相ですが、紅葉の落ち葉が敷き詰められた登山道を歩けるのも好きです。 天気は曇天、時折落ちてくる雪。そして風も強そうです。 予報では回復となるはずですが…どうなるやら。 自分は約2週間ぶり、相変わらず腰に残る違和感アリ。 Kさんも痛めた膝を誤魔化しながらの登山。 お互いに、労りながら(笑)歩いて行きます。 Kさんとは昨年の4月ぶり、近況を話しながら楽しく登って行きます。 途中、慶応吾妻山荘があるので寄り道して休憩をします。 山荘はクローズ、物置きスペースまでは入れますが、それ以上は入れません。 カフェと書かれた店先に良く見るタテ型黒板があり、○○様歓迎など書かれています。 予約での営業もされているのか…? 水場の水は豊富です。 汲み放題です(笑) この水でKさんがコーヒーを煎れてくれました。 美味しかったです。 休憩後は五色沼を目指します。 登るにつれ、森が変化して行く。 広葉樹だった森にダケカンバや針葉樹が見られる様になり登り詰めて開けた場所 が五色沼を火口としたお鉢巡りとなりそうな稜線。 沼の対岸に一切経山が見え、目を凝らして見ると登山者も見えます。 風が目まぐるしく五色沼に変化を付けてくれる。 やはり、曇りよりも時折射す太陽の光が魔女の瞳をより深いブルーにしてくれる。 山頂への登りで、この日初めてスルーする登山者と出会う。やり過ごした後、この時に先を歩いていたKさんが何かを思い出した様にこちらを振り返る。 その神妙な表情を見て、えっ?!何? クマ?と思ってしまった私。 そうではありません。 トラブル発生です。 少し先、五色沼を見下ろし、一切経山を見上げられる風を避けられる場所でランチをしながら今後の行程を見直します。 結論だけ、ルートを見直し、シモフリ新道を使う周回ルートへ変更。 トラブルの内容は…内緒です。 休憩中は黒い雲に覆われたり、日が射し青空を見せたり。時に雪が落ちて来たり。 目まぐるしいですが、魔女の瞳を目的にして来たので当たりと言って良いでしょう。 山頂は風が強いので撮影のみ。 シモフリ新道への下り口を探しますが…見当たりません。 向かうはずの駱駝山方面は規制線としてロープが張られ、立ち入り禁止。 どこ? YAMAPの地図見ながらウロウロです。 この辺なはず…、あっ 行き過ぎたを繰り返す。 YAMAPユーザーさんの「注意・報告」を思い出しました。 ロープに結び付けられたピンテ2本の間を跨いで入ると…。 ピンテを探します。 ありました! 率直な感想。「えっ!ここ?!」です。 今日の様に晴れて視界が効くのなら問題ありませんが、ガスって真っ白であったなら…ちょっと考えた方が良いかもしれません。 これは…分かりにくい。 砂礫の道は雨でも降った後では分かりにくさは増すと思われ、ある様で無い踏み跡。こちらから下山する人はピンテ探しながら人それぞれの歩き方をするのかもしれません。 ピンテ見つかれば、後は次を見付けながら辿るだけですが、何度も何度もYAMAPの地図で確認しながら下りて行きました。 一切経山までの登りとは明らかに違う雰囲気。 駱駝山への道、そこから先の雰囲気もまったく別の山と言う感じ。 特に駱駝山へは岩場もあります。 岩場好きな人にはオススメしますが、危険な箇所もあるので注意をして歩いて下さい。 ただし、晴れて視界良ければ景色は最高です! 刻々と表情を変えて行く吾妻小富士、上から見下ろすよりも迫力がありました。遠くには安達太良山の乳首まで見えました。振り返れば紅葉残る一切経山。 トラブルではありましたが、楽しめました~。 面白かったです。 ただし、このルートは所々 えっ?!って思う様な箇所はあります。 天気の良い日、歩いた事のある人と一緒なら良いのかなぁ~とは思いました。 下山は無事、不動沢へ。 デポした車を回収しに兎平駐車場へ向かいました。 ちなみに、ソフトバンクはどちらの駐車場も圏外でした。 コンパスにて登山届を提出していましたが、下山通知を出せず…。電波の繋がる場所まで下りる事にはなりました。 その後は喜多方まで移動、温泉と喜多方ラーメンを楽しみ、再会を約束してお別れをしました。 Kさんは翌日も山を登る予定ではありましたが…流石に疲れたそうで帰る事に。 自分も疲れはしましたが、とても楽しむ事が出来ました。 山はやっぱりいいなぁ~ 今日も良い山旅でした。

吾妻山・一切経山 不動沢登山口、ここから入ります。
不動沢登山口、ここから入ります。
吾妻山・一切経山 紅葉はもう終盤
紅葉はもう終盤
吾妻山・一切経山 苔は元気です
苔は元気です
吾妻山・一切経山 いい色づき
いい色づき
吾妻山・一切経山 もう落葉してますね〜
もう落葉してますね〜
吾妻山・一切経山 シモフリ新道、新しく控え目な指標。この日持ち歩いていた山と高原地図2016版にはこのルートは載ってません。まさに新道?
シモフリ新道、新しく控え目な指標。この日持ち歩いていた山と高原地図2016版にはこのルートは載ってません。まさに新道?
吾妻山・一切経山 ウツボグサ咲いてました
ウツボグサ咲いてました
吾妻山・一切経山 慶応がKOになってる(笑)
慶応がKOになってる(笑)
吾妻山・一切経山 山鳥山、ここ…山?
山鳥山、ここ…山?
吾妻山・一切経山 いいグラデーション!
いいグラデーション!
吾妻山・一切経山 オレンジとイエローの共演
オレンジとイエローの共演
吾妻山・一切経山 シャクナゲはもう来春の準備しています
シャクナゲはもう来春の準備しています
吾妻山・一切経山 登山道を塞ぐ倒木
登山道を塞ぐ倒木
吾妻山・一切経山 ナナカマドはほとんど落葉してました
ナナカマドはほとんど落葉してました
吾妻山・一切経山 1枚1枚色付きが違っていて、良いですね~
1枚1枚色付きが違っていて、良いですね~
吾妻山・一切経山 ナナカマドの実も落ちている
ナナカマドの実も落ちている
吾妻山・一切経山 井戸溝
井戸溝
吾妻山・一切経山 水は少ない
水は少ない
吾妻山・一切経山 これ、大丈夫か?(笑)
これ、大丈夫か?(笑)
吾妻山・一切経山 振り返って…
振り返って…
吾妻山・一切経山 紅葉
紅葉
吾妻山・一切経山 黄葉
黄葉
吾妻山・一切経山 吾妻山荘入り口、ちょっと休憩して行きます
吾妻山荘入り口、ちょっと休憩して行きます
吾妻山・一切経山 こちらの指標には慶応山荘と書かれています
こちらの指標には慶応山荘と書かれています
吾妻山・一切経山 アカマツ?の森を抜けて慶応山荘へ
アカマツ?の森を抜けて慶応山荘へ
吾妻山・一切経山 慶応山荘、立派です
慶応山荘、立派です
吾妻山・一切経山 水量が凄い、水…汲み放題です。
水量が凄い、水…汲み放題です。
吾妻山・一切経山 傾斜があって地面まで繋がる屋根。ソーラーパネルも付いています。雪が多いんでしょうね~
傾斜があって地面まで繋がる屋根。ソーラーパネルも付いています。雪が多いんでしょうね~
吾妻山・一切経山 雪、ありました(笑)
雪、ありました(笑)
吾妻山・一切経山 ここにも
ここにも
吾妻山・一切経山 落ち葉の登山道を行きます
落ち葉の登山道を行きます
吾妻山・一切経山 落ち葉の上にも雪が…
落ち葉の上にも雪が…
吾妻山・一切経山 シャクナゲが多いです
シャクナゲが多いです
吾妻山・一切経山 ここも紅葉
ここも紅葉
吾妻山・一切経山 ナナカマドの実だけが残っています。ダケカンバの白が引き立てますね~
ナナカマドの実だけが残っています。ダケカンバの白が引き立てますね~
吾妻山・一切経山 苔の上にも雪
苔の上にも雪
吾妻山・一切経山 クリスマスカラーですね
クリスマスカラーですね
吾妻山・一切経山 五色沼、沼の向こうは一切経山
五色沼、沼の向こうは一切経山
吾妻山・一切経山 松ぼっくり
松ぼっくり
吾妻山・一切経山 風の強い場所なんでしょうね、枝が片側にばかり伸びてます。そしてこの時、空から白い物が落ちてきました。
風の強い場所なんでしょうね、枝が片側にばかり伸びてます。そしてこの時、空から白い物が落ちてきました。
吾妻山・一切経山 松ぼっくりだらけ 〜! 誰か集めた?
松ぼっくりだらけ 〜! 誰か集めた?
吾妻山・一切経山 五色沼を見ながら一切経山へ
五色沼を見ながら一切経山へ
吾妻山・一切経山 陽射しで目まぐるしく変わる色合い
陽射しで目まぐるしく変わる色合い
吾妻山・一切経山 西吾妻山方面でしょうか
西吾妻山方面でしょうか
吾妻山・一切経山 五色沼見ながらぐるっと回って来ました。左側のピークは先程まで居た場所
五色沼見ながらぐるっと回って来ました。左側のピークは先程まで居た場所
吾妻山・一切経山 シラタマちゃん。そして…この後、トラブル発生。
シラタマちゃん。そして…この後、トラブル発生。
吾妻山・一切経山 霜柱
霜柱
吾妻山・一切経山 マイヅルソウの実?
マイヅルソウの実?
吾妻山・一切経山 一切経山が見えて来ました。山頂に人も見えます
一切経山が見えて来ました。山頂に人も見えます
吾妻山・一切経山 魔女の瞳
魔女の瞳
吾妻山・一切経山 濃いブルーです
濃いブルーです
吾妻山・一切経山 山頂へ来ました
山頂へ来ました
吾妻山・一切経山 吾妻小富士も見える
吾妻小富士も見える
吾妻山・一切経山 山頂
山頂
吾妻山・一切経山 基準点
基準点
吾妻山・一切経山 綺麗に整う火口
綺麗に整う火口
吾妻山・一切経山 これから向かう先を見下ろします。ピンテを探しながら…。
これから向かう先を見下ろします。ピンテを探しながら…。
吾妻山・一切経山 ヤマハハコがいっぱい!
ヤマハハコがいっぱい!
吾妻山・一切経山 これも黄葉?
これも黄葉?
吾妻山・一切経山 雰囲気がガラッと変わりますね~
雰囲気がガラッと変わりますね~
吾妻山・一切経山 ススキは秋を感じますね~
ススキは秋を感じますね~
吾妻山・一切経山 雰囲気まったく違う
雰囲気まったく違う
吾妻山・一切経山 駱駝山、岩山だぁ~
駱駝山、岩山だぁ~
吾妻山・一切経山 岩の隙間から吾妻小富士、はるか後方に安達太良山が見えているのですが…
岩の隙間から吾妻小富士、はるか後方に安達太良山が見えているのですが…
吾妻山・一切経山 こちらのルートは登りでも下りでもシンドいかも…駱駝山山頂へはここから直ぐ
こちらのルートは登りでも下りでもシンドいかも…駱駝山山頂へはここから直ぐ
吾妻山・一切経山 中天狗
中天狗
吾妻山・一切経山 吾妻小富士も違った姿を見せてくれる。
どこか故郷の山にも似てるなぁ~
吾妻小富士も違った姿を見せてくれる。 どこか故郷の山にも似てるなぁ~
吾妻山・一切経山 福島は盆地なんだなぁ~
福島は盆地なんだなぁ~
吾妻山・一切経山 振り返って、左は駱駝山、中央奥が一切経山。駱駝は2瘤ラクダ?
振り返って、左は駱駝山、中央奥が一切経山。駱駝は2瘤ラクダ?
吾妻山・一切経山 ルート上の渡渉点、これ渡って直ぐにもう1箇所。
ルート上の渡渉点、これ渡って直ぐにもう1箇所。
吾妻山・一切経山 下山してきました。
今日も会う事はありませんでしたが、小動物にしては大き過ぎる糞が登山道の真ん中にありました。
下山してきました。 今日も会う事はありませんでしたが、小動物にしては大き過ぎる糞が登山道の真ん中にありました。

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