活動データ
タイム
18:47
距離
39.3km
のぼり
2147m
くだり
2147m
チェックポイント
活動詳細
すべて見る『登山をやらない人は富士山に憧れる 登山をした者は、卑しくも槍ヶ岳に憧れる』 誰の言葉だったか覚えては無いが、私もその一人なのは間違いない。 槍ヶ岳に挑んだコトは何度もあった しかし、天候悪化など色々あり 登頂は叶った事はない。 帰る言い訳を探していたのもあるだろう。 ◇◆◇◆◇思い出◆◇◆◇◆ 早朝のさわんどバスターミナルの空気は冷たく、 秋の終わりが近いコトを感じました。 上高地入りし、紅葉真っ盛りの河童橋を横目に この日のロングトレイルの先を急ぎました。 最初に槍ヶ岳が望むコトが出来る「槍見河原」まで黙々と歩き、そこで一息休憩を入れました。 残念ながら姿を見るコトは出来ませんでした。 短い休憩の後、槍沢ロッヂまで出発 気持ちよさそうに泳ぐ岩魚を眺めている内に、あっという間に到着した。 疲労感があまり無いので、そのままの勢いで先へ先へ進む事に! ババ平を過ぎたあたりから、斜度が増し本番が始まった事を感じます。 河原・ロッヂとお預けだった槍ヶ岳が、ついにその全貌を見せてくれた。 「ついに捉えた‼️」そう思うも だんだん大きくなるが近づかない槍ヶ岳… 見えてからが長いとは聞いていたが 想像以上に長かったです。 最後の登りを終える頃にはすっかりガスに隠れ、風が強くて吹いてました。 今日の登頂を断念するか悩んでいた際、同じ宿泊者の方々に「頑張れ!」と優しく背中を押してもらい挑戦! 今まで遠目で見ていた槍ヶ岳の穂先へ いよいよ挑戦する⛰ 矢印があるので、道はとてもわかりやすい。 岩にへばりつくように進み ゆっくりでも確実に1歩を踏み出す。 無意識の1歩が絶対に無いよう、強く意識を持つ。 最後の梯子を登りついに山頂へ‼️ そこには誰もおらず、何も見えず ただただ冷たい風が吹き荒れていた。 三角点にそっと手を置き、そのまま社へ ココまで来れたんだ… 今の自分には、景色が見えずとも関係ない この頂を独占し立っている事実だけで満足だった! 雪も降り始め、日暮も近い為、 早々に小屋までのUターン この日の宿泊者はとても少なく、皆が初登頂を祝福してくれた。 この後は飲み会状態。 久しぶりのお酒か、嬉しさが原因か、よく進んだ🍺 夜の星は叶わないが、また来るから構わない。 山荘ご飯に舌鼓をし ホットワイン締めくくり、床へ着いた。 翌3時半過ぎ、星空を見れたらと起床 寒い中準備を進めて外を見ると吹雪!積もり始めている。 同室の方も同じ時間に起床した為、外が明るくなるまで皆で雑談 私には、今年最初の冬暁はココ、槍ヶ岳山荘でした✨ その場に居合わせた人達と一緒に下山 一期一会とはまさにこの事だと実感致しました。 ババ平まで降り、また長い道を歩いて帰路に着く。 最後までご一緒した方や、ババ平までの方や、道中何度もお会いした方 今回の登山は、私の中に最高の思い出を残してくれました。 素敵な人達との繋がりは、幸せな時間を与えてくれ 天候が、登る山が、それだけが全てではない事を教えてくれました。 またこんな登山がしたい!そう思いました。 ◆◇◆◇◆おわり◇◆◇◆◇
活動の装備
- モンベル(mont-bell)ランドナーパック33
- モンベル(mont-bell)チェーンスパイク
- モンベル(mont-bell)アルパインポール カムロック アンチショック
- モンベル(mont-bell)アルパインクルーザー2300
- モンベル(mont-bell)ストームクルーザー ジャケット Men's
- モンベル(mont-bell)シャミース ライニングジャケット Men's
もしも不適切なコンテンツをお見かけした場合はお知らせください。