活動データ
タイム
06:36
距離
12.8km
のぼり
951m
くだり
951m
チェックポイント
活動詳細
すべて見る登山部発足して1年が経過し、メンバーたちもそれぞれ経験を積み山に慣れてきたが、ここに来て体力任せに登るメンバーの姿も目立つ。 ウェルネスの希望もあり週間天気予報では不安もあったが参加メンバーも比較的多いことで『疲れにくい歩き方の習得』と『適切な行動食の摂り方』を学び最低6時間歩くことを目標に訓練登山を23日に設定した。 訓練登山にあたり選んだ山は比婆山連峰と吾妻山。 県民の森公園センター→烏帽子山→吾妻山往復→比婆山御陵→池の段→立烏帽子山→公園センターを行けるとこまで行くことにした。 当日、迎えた朝は清々しい秋晴れだが天候には一抹の不安がある。 雨男 山猿である。コイツの雨の呪いは怖い。 しかし集合時間に現れない山猿… 電話すると登山日を勘違い、相変わらずの頭のネジ不足を露呈し天候は1日晴れに決まった。 改めて参加メンバーは子だくさん、ノグサー、ウェルネス、爺ィ、部長。 ウェルネス、爺ィの大食い編隊ブラザーズにはダイエットという裏目標もある。 2人の体重はウェルネスはFM山陰、爺ィはFM NHKに近い(山陰以外の方すいません。周波数を参考に) 果たして全ての目標を達成することができるのか… AM9:00 登山口に向かう車の中で朝飯をしっかり食うメンバーたち。 爺ィは娘さんに作ってもらった自慢の愛娘弁当と濃厚プリンを軽くペロリ。今回はロングコース、エネルギー補給も完璧に意気揚々と登山を開始する。 AM10:00前 まずは出雲峠を目指して、足の運びに注意しながら緩やかな道を進む。 ふと爺ィのザックのサイドポケットにあるおにぎりに目がとまる部長。理由を聞くと… 「これは予備の予備です。入りきらなくて…」 奴のザックにはどんだけ食料が入っているのか?まぁいい、今回は先が長い。ヤツにはヤツの食料計画があるのだろうと気に留めないことにする。 出雲峠に着き休憩を要求する爺ィ。 テンポ良く行きたいところだが、今回も爺ィに休憩全権を与えることになった。 11:25 烏帽子山に到着 爺ィからの当然の権利行使。しばし休憩後、出発前に 「あっ、おにぎり食べていいですか?」 と爺ィ。予備の予備と言っていたおにぎりを頬張る。 コイツは山下 清か?ベースレイヤーよりランニングがお似合いだ。 さらにこの時点で既に予備ですらない。 食料計画はどこに… 吾妻山に向かい大膳原に下る途中、 「この道をまた登り返すんですよねぇ〜」 と弱気な発言をする爺ィ。部長の頭の中には毎度のエスケープの文字がよぎる… 大膳原に着きザックをデポし吾妻山に向かう。 ここから見る吾妻山のたおやかな山容は美しく、見とれながら歩いていると何故か登山道は下っている。 SLウェルネスの十八番である方向音痴の炸裂でキャンプ場に逆戻り。 彼に任せっきりで道を進むと知らず知らずのうちに公園センターに到着しそうだ。 何度か吾妻山国民休暇村に下りそうな道案内を回避し吾妻山山頂に着く。 子だくさんはアリバイ写真を撮り、ウェルネスはカメラマン、素晴らしい景色を満喫した後、13:30 大膳原の小屋に下り食事にする。 いつものごとく大量の昼飯を食べたダイエッター2人。しかし、烏帽子山の登り返しで明暗がはっきりわかれる。 快調に歩くウェルネス含む3人と、10歩進むと止まり、また10歩進むと止まる得意技の牛歩戦術を駆使する爺ィ。コイツが野党の国会議員になれば超一流になれるだろう。 快調に歩みを進める3人を見上げる爺ィの表情は、母親に置いていかれた寂しげな子犬の様。 しかしノグサーの励ましもあり必死についていく。 比婆山御陵手前、エスケープルートに差し掛かった時点で今後のコースを全員で相談する。 越原越までは行ってその先の判断をすると言い張る空元気の爺ィ。 御陵の登りは緩やか…後は下り…続行と結論を出した。 越原越に到着した爺ィの表情と足取りを見ると限界だ。ここからエスケープと判断し、今回も目標達成出来ず公園センターに引き返すことにした。 帰路にあるコンビニで本日2個目の濃厚プリンを食べる爺ィの姿を見た部長、子だくさん、ノグサーは コイツは登山の消費カロリーより摂取カロリーが高いのでは…との結論を出した。 まずは食事制限が第一目標であると気づいたが、ヤツには最大の障害であろうことは想像に難くない。 登山部で、計画通りの縦走を出来る日が訪れるのか…
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