活動データ
タイム
05:17
距離
9.7km
のぼり
724m
くだり
722m
活動詳細
すべて見る今回の私的怪我の件では、沢山の励ましのコメント、メッセージを頂きまして、皆様には多大なご心配とご迷惑をお掛けし、誠に申し訳ありませんでした。 この機会をお借りして、心からお詫びと感謝を申し上げます。 治療に携わって頂いた方には感謝の気持ちしかありません。 大変、有り難く思います。 まだまだ完治には程遠いのですが、取りあえず退院への運びとなりましたので、登山とまではいきませんが、暫くのベッド生活が続いた為、体全体のなまり取りと復活への狼煙を上げる事としましょう...か?(笑) ここも、一度は歩いておきたい古道です。 金剛証寺へ至る参詣道。 「朝熊岳道」 いっておきますか。(笑) 伊勢内宮の背後に位置し、志摩半島の最高峰となります。 山頂に弘法大師の開創といわれる金剛証寺があり、信仰の山として栄ました。 「朝熊岳道」は、伊勢神宮の鬼門を守る金剛証寺に至る最もポピュラーな参詣道で登山道です。 地元ではこの山を「タケ」と呼び、死者の魂がタケに宿ると考え、その鎮魂の為の「タケ参り」が盛んに行われてきたそうです。 俳句では、芭蕉の「此山のかなしき告よ野老掘」や支考の「ほととぎす啼ぬ夜白し朝熊山」が唱われていますね。 山頂からの展望は素晴らしく、日本百景にも選定されています。 伊勢市街や五十鈴川の流れ、二見や鳥羽の海、快晴の日には富士山や日本アルプスも望めるようです。 本日は「朝熊岳道」の入り口となる「であいの広場」へ駐車し、朝熊峠を目指します。 一町毎に町石、お地蔵様が残る岳道の樹林帯を抜け、ケーブルカーの廃線跡を陸橋で渡り、ゴツゴツの岩が露出した道や急坂も越え、朝熊峠へと進みます。 峠にはかつて旅館があり、道中で見られるケーブルカー跡もその名残です。 旅館跡地だったという広場からは、眼下に伊勢湾の展望が広がっていましたが、今は樹木に遮られ余り景観は見えません。(涙) そこから、民家の犬に吠えられながら朝熊山西峰に向かいますが、山頂は人工物が有るのみで、眺望などはありません。 これより先、進んで行く山頂には殆んど人工物が建てられており、山頂表示等はありません。 その後「朝熊ヶ岳」山頂を目指しますが、山頂には「八大龍王社」があり、眺望はそれなりに良く、初日の出の名所として知られています。 山頂を踏んだ後は、「朝熊山経塚群」を経由し「金剛証寺」へと向かいます。 弘法大師ゆかりの古刹は、パワースポットとしても人気が高いようです。 その後「朝熊山展望台」へと足を進め、パーキングエリアと一緒になっている「朝熊山広苑」の散策道を徘徊し、二見や鳥羽の海の見事な景観を堪能し、来た道のりをであいの広場まで戻ってまいります。 東名阪、伊勢道を伊勢IC→伊勢二見鳥羽ラインを朝熊IC→一般道でであいの広場の第一、第二駐車場。 25台駐車可能で、トイレ完備です。
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