活動データ
タイム
03:36
距離
8.2km
上り
776m
下り
773m
活動詳細
すべて見る今年も早いもので、余すところ2ヶ月と少しとなりました。年末のご挨拶には時期尚早ですが、例年にも増して、ほんと、新幹線のごとく超スピードでの1年でした。もう年末と正月の足音がすぐそこまで聞こえてくるようです。 今年も例年同様に、山行きにつきましては天候不順に悩まされました。それに加えて、個人的には加齢による体調異変で、6月末から7月上旬まで、心ならずもホスピタル遠征を強いられてしまいました。そのせいで、夏山遠征を諦めざる得ない状況になったのは、誠に残念なことでありました。その折には、「もう登山はできないかもしれない?」などと、若干自暴自棄的な気持ちに捕らわれましたが、トレーニングを再開してみると、脚力も体調も心配された以上に早期に回復し、「この分なら秋山遠征も大丈夫?」と、気持ち的にも充実して参りました。 ということで、9月24日頃から遠征開始の予定で準備を進めておりましたが、9月20日に急な腰痛(寝返りもできないような)が発症しましたので、この予期せぬアクシデントが落ち着くまで、とりあえず延期とすることにいたしました。実を申しますと、この腰痛は1~2年周期で不定期に起こっておりました。しかし、1週間ほどで、ウソのように治癒しておりましたので、10日もすれば出発できるだろうと、ストレッチなどの処置を施しながら様子を見ておりました。 今回の腰痛、やはり加齢のためか1週間で治癒はムツカシク、登山に差し障りがなくなるまでに2週間ほどかかりました。結果的には、「遠征に行けるようになった」と実感できましたのは10月5日頃で、この時期の出発は今までありませんので、「もう遅すぎではないか?」と出発を迷いましたが、ここで、遠征を中止してしまうと、百名山踏破の目標(実際はムリかもしれない)も終わってしまいますし、これから先の目標や生き甲斐もなくなってしまいそうな(大げさな~!!)気がしましたので、お天気とも相談しながら、やっと重たくなった腰を10月9日から上げることになりました。 残り百名山が17峰、百名城は20城、どこまで縮めることができるかわかりませんが、とにかく、登山とお城を楽しむという意識を再認識しながら、また、好天気と暖かい日が続きますようにと祈りながら、自宅を出発しました。 詳しくは、恥かしながら以下をご笑覧ください。 1)対象のお山&お城(◯は当レポートの対象となるお山&お城) お山 : ・丹沢山 (84/100) ・金峰山 (85/100) ・八ヶ岳(赤岳) (86/100) ・甲武信ヶ岳 (87/100) ・雲取山 (88/100) ◯草津白根山 (89/100) お城 : ・山中城 (81/100) ・小田原城 (82/100) ・甲府城 (83/100) ・武田氏館 (84/100) ・川越城 (85/100) ・八王子城 (86/100) 2)行程 ・第1日目: 2022年10月9日(日) 曇り 自宅(8:00)~山陽道~~601㎞龍野西SA(16:15)~名神道一部渋滞~806㎞多賀SA(19:40仮眠) ・第2日目: 2022年10月10日(月) 雨 多賀SA(6:30)~新東名他~~1135km山中城(11:05/12:45)~箱根等一般道~1163㎞小田原城(13:40/15:00)~1190㎞秦野天然温泉さざんか(¥850 16:00/17:30)~1215㎞東名上り中井PA(19:00仮眠) ・第3日目: 2022年10月11日(火) 晴れ 東名上り中井PA(6:20)~小田急秦野駅~菩提峠(7:30)~丹沢山~菩提峠(18:15)~天然温泉さざんか(¥750 19:30/21:00)~1292㎞東名上り中井PA(22:30仮眠) ・第4日目: 2022年10月12日(水) 曇り 東名上り中井PA(8:00)~中央道他~1417㎞甲府城(10:20/12:30)~1421㎞武田氏館(12:45/13:20)~イオンモール甲府昭和~1440㎞道の駅とよとみ(18:00仮眠) ・第5日目: 2022年10月13日(木) 曇り 道の駅とよとみ(8:30)~イオンモール甲府昭和~1454㎞山梨桜湯(¥500~/13:30)~1511㎞大弛峠(標高2300m15:20宿泊) ・第6日目: 2022年10月14日(金) 晴れ 大弛峠(6:00)~金峰山~大弛峠(10:50)~1542㎞山梨市はやぶさ温泉(¥700 12:30/13:30)~一般道~1619㎞赤岳山荘駐車場(15:40宿泊) ・第7日目: 2022年10月15日(土) 晴れ 赤岳山荘駐車場(6:15)~八ヶ岳赤岳 ~赤岳山荘駐車場(15:00)~1636㎞河童の湯(¥400 16:00/17:05)~1662㎞道の駅こぶちざわ(17:45仮眠) ・第8日目: 2022年10月16日(日) 晴れ 道の駅こぶちざわ(7:30)~一般道・高速~1848㎞川越城他(13;15/14:45)~コインランドリー(15:15/16:40)~1863㎞道の駅いちごの里よしみ(17:15仮眠) ・第9日目: 2022年10月17日(月) 小雨 道の駅いちごの里よしみ(7:00)~~1920km八王子城(9:55/13:25)~~1938㎞アパホテル八王子西(14:55宿泊) ・第10日目: 2022年10月18日(火) 曇り アパホテル八王子西(8:15)~~中央道~~2040㎞イオンモール甲府昭和(11:00/13:30)~一般道~2108㎞毛木平登山口駐車場(15:30仮眠) ・第11日目: 2022年10月19日(水) 晴れ 毛木平登山口駐車場(6:00)~甲武信ヶ岳 ~毛木平登山口駐車場(14:00)~増富の湯(定休日)~2184㎞山梨桜湯(¥500~/16:15)~2191㎞道の駅とよとみ(18:00仮眠) ・第12日目: 2022年10月20日(木) 晴れ 道の駅とよとみ(8:30)~~2197㎞イオンモール甲府昭和(8:50/12:45)~一般道~2265㎞丹波山村村営駐車場(15:15仮眠) ・第13日目: 2022年10月21日(金) 晴れ 丹波山村村営駐車場(5:30)~雲取山~丹波山村村営駐車場(14:00)~2275㎞丹波山温泉のめこい湯(¥900 14:30/16:00)~関越道他~2396㎞上里SA(19:15仮眠) ◯第14日目: 2022年10月22日(土) 曇り 上里SA(6:40)~関越道他~2487㎞石津硫黄鉱山跡登山口(8:30)~草津白根山~石津硫黄鉱山跡登山口(13:20)~2508㎞道の駅六合くつろぎの湯(¥400 14:20/15:50)~一般道~2565㎞道の駅みまき(17:25仮眠) ◯第15日目: 2022年10月23日(日) 晴れ 道の駅みまき(6:00)~一般道~2737㎞馬籠宿(10:25/11:40)~関ヶ原IC(15:45)~新名神道他~3048㎞三木SA(18:35/20:00)~山陽道~3163㎞吉備SA(21:20仮眠) ◯第16日目: 2022年10月24日(月) 晴れ 吉備SA(6:10)~山陽道他~3226㎞福山SA(7:00)~3459㎞美東SA(10:50)~熊本IC(14:55)~3700㎞自宅(16:00) (※)走行距離は累積値で表示しております。 3)感想等 当レポートの感想 : 今回秋遠征の最終レポート、千秋楽を迎えました。 昨日21日に20㎞歩いて、今日は休養したいところですが、お天気の都合に合わせ、連日の登山となりました。6峰目になります草津白根山です。武尊山にする手もありましたが、草津白根山よりハードな行程で時間もかかりますし、何と言っても武尊山の方が熊本より遠くになりますので、必然的に草津白根山を選ぶ形となりました。また、今回未踏の武尊山と皇海山は、登山口が接近?していますので、来年の宿題にする上でもベターな取り合わせ、と思いました。 草津白根山、情報ではピストンで5時間はかからないだろうと思います、10時から登山開始でも15時には戻ってきますので、関越道のSAの出発も慌てずユックリの時間帯でした。草津白根山で一番気になるのは、本峰にしても登山道にしても、立入禁止区域になっていることです。それが分かっていながら、自己責任の世界でルール違反をするのは、後ろめたく煮え切らないものがありました。しかし、何としてでも草津白根山を踏破するには、みんなで渡れば怖くない主義的になるしかありません。本当に気が引けましたが、わりと一般的な登山口、石津硫黄鉱山跡からあまり時間をかけずに踏破しようと、入山することにしました。 登山口着は、小生がどん尻近かったハズですが、先客7~8台の車でした。この先客数で、少し安堵いたしました。早速登山口をスタート、また、「立入禁止」の看板がありましたが、ゴメンナサイと目をつぶって通過してしまいました。登山道は熊笹に覆われて、整備?されている感じでした。小生一人ボッチ、熊笹の間から、熊が出てきそうな気配がして、恐かったですね~。登山道は急登で、火口縁まで上り一辺倒がずっと続いていきます。途中、ふり返りますと、浅間山の雄姿が素晴しかったですね。 熊笹と疎林から抜け出てガレ場となり、ほんの少しで、山頂稜線火口縁に飛び出しました、目の前には爆裂火口が広がり、見事な景観に唖然としてしまいました。前を行く登山者に本峰の位置を確認して、一端火口縁から火口内下りていきます。自然が作った素晴しい箱庭的な火口内の木道を歩いていきます。本峰稜線の鞍部まで横切る歩道が遠くに見えておりましたが、あっという間にその歩道を進んで、鞍部に着きました。その鞍部から火口の外を覗きますと、遥か下方に、スキー場とキレイなビルらしきものが見えました。小生には直感で、あそこは万座温泉スキー場に違いないと、そして「私をスキーに連れてっての舞台になったんだ」と呟いてしまいました。とにかく、素晴しい景観です。お天気がよければ、もっと感動したかもしれません。 その鞍部から砂礫状の短い稜線を歩いて、山頂があると言う藪道に入ります。そして5分ほどでしょうか、藪コギして進みますと、「草津白根山」の山頂プレートが木の枝に架けてありました。周囲の展望はありませんが、ホッと嬉しい瞬間でした。証拠写真を撮って、早々にその場を引き上げました。もと来た道を引き返します、火口の展望台への分岐で行くべきかどうか迷いましたが、何となく早く降りろという天の声?が聞こえたような気がしました。その声?に従って足早に爆裂火口を脱出、そして、急坂の登山道を転げ落ちるように(ちょっと大げさ)、下っていきました。予想以上に早く車に着いてしまいましたが、一応、これで遠征登山終了と思うと、充実感とともに、あと数日秋らしい快晴が続けば90峰を超えるのにと、残念な気持ちが交錯しました。思い悩んでも仕方がありませんので、簡単なランチと後始末を済ませて登山口を後にしました。 さあ、これから長い帰宅の途につきます。まず、登山バッジ、これが道の駅草津運動茶屋公園にあると聞きましたので、これを求めました。そして、お風呂、草津温泉に浸かりたいと思っていましたが、温泉街の入口から分岐して15分ほどの道の駅六合の¥400に惹かれて、そちらで汗を流しました。もう、温泉宿に泊まるより、帰宅モードとなりました。その後、日が暮れるまで行ける処まで進もうということで、長野県東御市(とうみし)まで移動、昨年秋と同様に、道の駅みまきにお世話になりました。翌日は、ここ3年同じ道筋の一般道(信濃路~木曽路)を通って、関ヶ原ICから高速に乗りました。途中、馬籠宿に立寄って観光、そして、23日は、新名神~山陽道を走って吉備SAで仮眠、翌24日例のごとく、吉備SAで果物、福山SAで尾道ラーメンなどの土産を買い求めて、16時に無事帰宅いたしました。いつも、そうなんですが、帰りの道中は疲れのせいか、すぐ眠たくなってなかなか車が進みません。給水所をつないでマラソン完走する時と同様に、サービスエリアをつないで熊本ICまでたどり着きました、誠に、まことにお疲れさま‼‼‼で~す。 いつものごとく、だらだらと長い拙作レポにおつき合いいただき、誠にありがとうございました。今年は、いろいろとあって夏山遠征に行けなくて、苦しい一年でした。来年古希を迎えますし、残りの百名山、完登できるかどうか?、お山はあっても歳は待ってくれないと焦りだけを感じております昨今です。あと大ものばかりが十峰ほど残りましたので、来シーズン以降どのようにトレーニングを積んで、どのように計画して、残りのお山をどう踏破していくか、夢で終る?かもしれませんが、考えをめぐらしたいと思っています。何はなくとも健康が一番ですので、健康に十分留意して、来年の遠征に備えたいと思います。まだ、3~4回はこのシリーズレポは続いていきますので、今後もご愛顧、何卒よろしくお願いいたします。 敬具
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