活動データ
タイム
07:53
距離
20.6km
上り
1631m
下り
1629m
活動詳細
すべて見る今年も早いもので、余すところ2ヶ月と少しとなりました。年末のご挨拶には時期尚早ですが、例年にも増して、ほんと、新幹線のごとく超スピードでの1年でした。もう年末と正月の足音がすぐそこまで聞こえてくるようです。 今年も例年同様に、山行きにつきましては天候不順に悩まされました。それに加えて、個人的には加齢による体調異変で、6月末から7月上旬まで、心ならずもホスピタル遠征を強いられてしまいました。そのせいで、夏山遠征を諦めざる得ない状況になったのは、誠に残念なことでありました。その折には、「もう登山はできないかもしれない?」などと、若干自暴自棄的な気持ちに捕らわれましたが、トレーニングを再開してみると、脚力も体調も心配された以上に早期に回復し、「この分なら秋山遠征も大丈夫?」と、気持ち的にも充実して参りました。 ということで、9月24日頃から遠征開始の予定で準備を進めておりましたが、9月20日に急な腰痛(寝返りもできないような)が発症しましたので、この予期せぬアクシデントが落ち着くまで、とりあえず延期とすることにいたしました。実を申しますと、この腰痛は1~2年周期で不定期に起こっておりました。しかし、1週間ほどで、ウソのように治癒しておりましたので、10日もすれば出発できるだろうと、ストレッチなどの処置を施しながら様子を見ておりました。 今回の腰痛、やはり加齢のためか1週間で治癒はムツカシク、登山に差し障りがなくなるまでに2週間ほどかかりました。結果的には、「遠征に行けるようになった」と実感できましたのは10月5日頃で、この時期の出発は今までありませんので、「もう遅すぎではないか?」と出発を迷いましたが、ここで、遠征を中止してしまうと、百名山踏破の目標(実際はムリかもしれない)も終わってしまいますし、これから先の目標や生き甲斐もなくなってしまいそうな(大げさな~!!)気がしましたので、お天気とも相談しながら、やっと重たくなった腰を10月9日から上げることになりました。 残り百名山が17峰、百名城は20城、どこまで縮めることができるかわかりませんが、とにかく、登山とお城を楽しむという意識を再認識しながら、また、好天気と暖かい日が続きますようにと祈りながら、自宅を出発しました。 詳しくは、恥かしながら以下をご笑覧ください。 1)対象のお山&お城(◯は当レポートの対象となるお山&お城) お山 : ・丹沢山 (84/100) ・金峰山 (85/100) ・八ヶ岳(赤岳) (86/100) ・甲武信ヶ岳 (87/100) ◯雲取山 (88/100) ・草津白根山 (89/100) お城 : ・山中城 (81/100) ・小田原城 (82/100) ・甲府城 (83/100) ・武田氏館 (84/100) ・川越城 (85/100) ・八王子城 (86/100) 2)行程 ・第1日目: 2022年10月9日(日) 曇り 自宅(8:00)~山陽道~~601㎞龍野西SA(16:15)~名神道一部渋滞~806㎞多賀SA(19:40仮眠) ・第2日目: 2022年10月10日(月) 雨 多賀SA(6:30)~新東名他~~1135km山中城(11:05/12:45)~箱根等一般道~1163㎞小田原城(13:40/15:00)~1190㎞秦野天然温泉さざんか(¥850 16:00/17:30)~1215㎞東名上り中井PA(19:00仮眠) ・第3日目: 2022年10月11日(火) 晴れ 東名上り中井PA(6:20)~小田急秦野駅~菩提峠(7:30)~丹沢山~菩提峠(18:15)~天然温泉さざんか(¥750 19:30/21:00)~1292㎞東名上り中井PA(22:30仮眠) ・第4日目: 2022年10月12日(水) 曇り 東名上り中井PA(8:00)~中央道他~1417㎞甲府城(10:20/12:30)~1421㎞武田氏館(12:45/13:20)~イオンモール甲府昭和~1440㎞道の駅とよとみ(18:00仮眠) ・第5日目: 2022年10月13日(木) 曇り 道の駅とよとみ(8:30)~イオンモール甲府昭和~1454㎞山梨桜湯(¥500~/13:30)~1511㎞大弛峠(標高2300m15:20宿泊) ・第6日目: 2022年10月14日(金) 晴れ 大弛峠(6:00)~金峰山~大弛峠(10:50)~1542㎞山梨市はやぶさ温泉(¥700 12:30/13:30)~一般道~1619㎞赤岳山荘駐車場(15:40宿泊) ・第7日目: 2022年10月15日(土) 晴れ 赤岳山荘駐車場(6:15)~八ヶ岳赤岳 ~赤岳山荘駐車場(15:00)~1636㎞河童の湯(¥400 16:00/17:05)~1662㎞道の駅こぶちざわ(17:45仮眠) ・第8日目: 2022年10月16日(日) 晴れ 道の駅こぶちざわ(7:30)~一般道・高速~1848㎞川越城他(13;15/14:45)~コインランドリー(15:15/16:40)~1863㎞道の駅いちごの里よしみ(17:15仮眠) ・第9日目: 2022年10月17日(月) 小雨 道の駅いちごの里よしみ(7:00)~~1920km八王子城(9:55/13:25)~~1938㎞アパホテル八王子西(14:55宿泊) ・第10日目: 2022年10月18日(火) 曇り アパホテル八王子西(8:15)~~中央道~~2040㎞イオンモール甲府昭和(11:00/13:30)~一般道~2108㎞毛木平登山口駐車場(15:30仮眠) ・第11日目: 2022年10月19日(水) 晴れ 毛木平登山口駐車場(6:00)~甲武信ヶ岳 ~毛木平登山口駐車場(14:00)~増富の湯(定休日)~2184㎞山梨桜湯(¥500~/16:15)~2191㎞道の駅とよとみ(18:00仮眠) ◯第12日目: 2022年10月20日(木) 晴れ 道の駅とよとみ(8:30)~~2197㎞イオンモール甲府昭和(8:50/12:45)~一般道~2265㎞丹波山村村営駐車場(15:15仮眠) ◯第13日目: 2022年10月21日(金) 晴れ 丹波山村村営駐車場(5:30)~雲取山~丹波山村村営駐車場(14:00)~2275㎞丹波山温泉のめこい湯(¥900 14:30/16:00)~関越道他~2396㎞上里SA(19:15仮眠) ・第14日目: 2022年10月22日(土) 曇り 上里SA(6:40)~関越道他~2487㎞石津硫黄鉱山跡登山口(8:30)~草津白根山~石津硫黄鉱山跡登山口(13:20)~2508㎞道の駅六合くつろぎの湯(¥400 14:20/15:50)~一般道~2565㎞道の駅みまき(17:25仮眠) ・第15日目: 2022年10月23日(日) 晴れ 道の駅みまき(6:00)~一般道~2737㎞馬籠宿(10:25/11:40)~関ヶ原IC(15:45)~新名神道他~3048㎞三木SA(18:35/20:00)~山陽道~3163㎞吉備SA(21:20仮眠) ・第16日目: 2022年10月24日(月) 晴れ 吉備SA(6:10)~山陽道他~3226㎞福山SA(7:00)~3459㎞美東SA(10:50)~熊本IC(14:55)~3700㎞自宅(16:00) (※)走行距離は累積値で表示しております。 3)感想等 当レポートの感想 : 甲武信ヶ岳登頂が終わった翌日20日は、お天気関係なく、休養&移動日に当てておりましたが、この20日も素晴しい好天気でしたね。空を見上げて恨めしく思いながら、イオンモールで時間をつぶし、手ごろな時間に雲取山の登山口駐車場へ移動を開始しました。丹波山村村営駐車場まで、甲府市から山越えで約70㎞、2時間と少しかかりました。なかなか遠いと感じましたが、途中、大菩薩嶺への登山口入口を通過して「あっ、ここはあの時、バスで通った」などと、大菩薩嶺に登った十数年前が懐かしく思い出されました。 村営駐車場には15時すぎ到着で、夕方近くで空いていて10台ぐらいの車がありましたが、登山者が次々下山して帰宅の途について、さらに車は少なくなり、小生も含めて最終的に5~6台ぐらいになったでしょうか。そのまま登山者が帰ってこない車もありますが、それらの車の持ち主は、今宵は山荘(小屋)泊まりのはずで、小生のような車中泊者は2~3台ぐらいだったかもしれません。この駐車場、入口に「キャンプ禁止、火器使用禁止」など看板がありましたので、若干気兼ねしつつの車中泊となりました。毛木平と違って車中泊車は複数台、それにトイレもきれいで電灯があったりして、心細いことはありませんでした。 翌日は暗い内5:30には出発。20㎞を超える長い歩行距離となりますので、ある程度覚悟して気合いを入れてのスタートでした。ところが、ここの登山道は傾斜もきつくなく、よく整備されていて、歩き易いことこの上ない(すこし褒めすぎ)、ペースも程よく上がり気味となりました。七ツ石山の分岐そして七ツ石小屋ぐらいまでは、ずっと樹林帯、七ツ石山の尾根に出ると疎林帯となり、登山道はさらに道幅も広くなって、歩き易くなりました。一部傾斜がきつくなるところもありますが、全般的に、ここの登山道は、距離は長いが、歩き易く疲れにくいと言う点では、小生が今まで登ったお山の中では一番印象に残ったお山かもしれません。 それと、この雲取山、丹沢山と同様に、富士山の展望台というべきお山ですね。好天気にも恵まれましたが、丹沢山からの富士山、と甲乙つけがたい、と思いました。山頂もその途中の眺望も素晴しかったと思いますが、今日の道中で最初に目にした富士山、七ツ石小屋からの富士山には大感動し格別でした。ほんと、この雲取山の醍醐味だと思いました。山頂では、先日甲武信ヶ岳の山頂でご一緒だった京都の方とまたお会いし、お互いの奇遇を喜びあいました。彼は60歳とのことでしたが、30年前に日本百名山、二百名山、三百名山を済ませて、現在百名山を二回り目しているとの話しでした。スゴイな、このような人もいるものだと感心しました。 下山は淡々と歩を進めるだけでしたが、歩き易いので、そこそこ、いいペースとなりました。駐車場へは、思った以上に早く到着し、時間調整には助かりました。また、長い距離を歩いたワリには、疲れもさほどではなかったようです。道の駅たばやまの「のめこい湯」(少々お高い)で汗を流して、関越道のSAを目指して移動を開始。当然のことながら、この辺りの土地勘もありませんし、週末の夕方ラッシュに遇ったりして、関越道のSAまでの道のりに、疲れてしまいました。 明日、22日まで天気はもちますが、23日ぐらいからお天気がくずれて、24~25日にかけて寒気がやってくるという予報ですので、このまま登山を続けるか、どうするか迷っておりました。残りは、草津白根山、武尊山、皇海山と計画しておりましたが、恐らく24日以降、お山は冬(雪)模様になるハズと予想されますので、登山は23日ぐらいまでが限度だろうと考えました。それで、皇海山は移動と2日予定ですのでムリ、22~23の2日間で草津白根山と武尊山の2峰ということになりますが、そうなると、雲取山を含めると3連ちゃんになりますので、これもキビシイということで、連日になりますが、22日草津白根山を済ませて、ムリせず今秋の遠征を終わろう、武尊山と皇海山は来年への宿題にしようという結論に達しました。何となく究極の選択に近いところですが、明日22日は草津白根山へ登頂し、その後帰宅すると決めました。そのような予定で行動しますが、今日も一日、とにかくお疲れさま‼‼‼と言って就寝でした。
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