長野県 東篭ノ塔山 林間学校引率① (午前)

2018年6月21日(木) 勤務校の中学2年生の宿泊行事の引率で、長野県の菅平高原へ。 以前は福島の安達太良に区の施設があり、林間学校では安達太良山に登っていましたが、震災後は長野の菅平に変更されました。 4年前は根子岳(荒天により途中撤退)でしたが、生徒や引率教員の体力に不安ありとの事で今年は上信国境のハイキングコースとして知られる篭ノ登山(篭ノ塔山)になりました。 自分は本来は引率に加わらない予定でしたが急遽 参加する事になり、何日も前から週間予報とにらめっこしながら迎えた林間学校。 本州に梅雨前線はかかっていましたが、二日目の登山では幸い雨には降られず、登山決行。 自分は、落伍する生徒がいた場合は付き添って真っ先に下山するという係でしたが、生徒は皆 足元の悪さや虫に文句を垂れたり悲鳴を上げたりしながらも、全員が歩き通す事ができました。 晴れていれば山頂から浅間山、八ヶ岳、北アルプス、奥秩父の山々の大パノラマのはずが、生憎の霧と曇りで展望皆無だったのは少々残念でしたが、個人的には1ヶ月半ぶりに山を歩けて満足です。 引率の登山ガイドの方に「篭ノ塔山(篭ノ登山)｣の山名由来を尋ねたのですが結局わからず、しかしバスの車窓からは古の峠路に点々と置かれた百体の観音様のうちの幾つかを見る事ができ、信仰の歴史を垣間見る事ができました。