じっくり、ゆっくり、八方尾根

2022.10.18(火) 3 DAYS

チェックポイント

DAY 1
合計時間
8 時間 5
休憩時間
2 時間 57
距離
6.8 km
のぼり / くだり
832 / 394 m
1 25
43
4 2
56
30
DAY 2
合計時間
9 時間 27
休憩時間
4 時間 27
距離
6.4 km
のぼり / くだり
661 / 554 m
2 32
1 44
20
1 47
13
1 41
16
21
DAY 3
合計時間
3 時間 55
休憩時間
1 時間 25
距離
3.7 km
のぼり / くだり
310 / 291 m
2 27
16
28

活動詳細

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一日目 黒菱駐車場は車のライトも届かない程の濃霧の中。 行ける所まで行ってみよう。 扇雪渓手前から雪混じりの冷たいみぞれ。 初日はここで撤退。 それでも夜には満天の星空に。 二日目 星空の中、八方池山荘を出発。 狙っていた事が叶うよう、好天の続くことを願いながらゆっくりゆっくり。 願わくば剱岳の見えるあの稜線まで辿り着きたい。 三日目 二日目に間に合わなかった、五竜岳と鹿島槍ヶ岳が朝日を浴びる姿が見られれば。 じっくり腰を据えて八方尾根からの光景を目に焼き付けていこう。 かたつむりになったつもりでゆっくりゆっくり進んで行く。

鹿島槍ヶ岳・五竜岳(五龍岳)・唐松岳 初日。
何も見えない。でも、天然のミストで呼吸が楽。
初日。 何も見えない。でも、天然のミストで呼吸が楽。
鹿島槍ヶ岳・五竜岳(五龍岳)・唐松岳 雲の切れ間から覗く青い空が嬉しいんだな。
雲の切れ間から覗く青い空が嬉しいんだな。
鹿島槍ヶ岳・五竜岳(五龍岳)・唐松岳 白馬岳は全く見えないが、晩秋の趣の山肌の色彩を追う。
白馬岳は全く見えないが、晩秋の趣の山肌の色彩を追う。
鹿島槍ヶ岳・五竜岳(五龍岳)・唐松岳 木道が滑る滑る。たぶん、歩き方が下手くそなんだろう。
木道が滑る滑る。たぶん、歩き方が下手くそなんだろう。
鹿島槍ヶ岳・五竜岳(五龍岳)・唐松岳 霙に打たれながら進む。
霙に打たれながら進む。
鹿島槍ヶ岳・五竜岳(五龍岳)・唐松岳 秋と冬の境目、上の方は雪になっているのだろう。
秋と冬の境目、上の方は雪になっているのだろう。
鹿島槍ヶ岳・五竜岳(五龍岳)・唐松岳 扇雪渓。雪が積もり始めている中、今日はここまで来れた事に納得をしよう。
あと二日ある。
扇雪渓。雪が積もり始めている中、今日はここまで来れた事に納得をしよう。 あと二日ある。
鹿島槍ヶ岳・五竜岳(五龍岳)・唐松岳 二日目。
八方池手前からからの五竜岳上空のオリオン座。
地表は半月の月明りに照らされている。
二日目。 八方池手前からからの五竜岳上空のオリオン座。 地表は半月の月明りに照らされている。
鹿島槍ヶ岳・五竜岳(五龍岳)・唐松岳 池に写り込む、雪化粧した白馬岳と上空の星達。
池に写り込む、雪化粧した白馬岳と上空の星達。
鹿島槍ヶ岳・五竜岳(五龍岳)・唐松岳 肉眼では真っ暗でほぼ何も見えていない。
肉眼では真っ暗でほぼ何も見えていない。
鹿島槍ヶ岳・五竜岳(五龍岳)・唐松岳 星達が次第に姿を消していき、東の空が徐々に白んでくる。
星達が次第に姿を消していき、東の空が徐々に白んでくる。
鹿島槍ヶ岳・五竜岳(五龍岳)・唐松岳 日の出間近の時刻、肉眼でも白い稜線が。気温がぐっと下がってきた。
日の出間近の時刻、肉眼でも白い稜線が。気温がぐっと下がってきた。
鹿島槍ヶ岳・五竜岳(五龍岳)・唐松岳 頂きに炎が燈る。
頂きに炎が燈る。
鹿島槍ヶ岳・五竜岳(五龍岳)・唐松岳 今回の山行一番の目的がこの光景に立ち会う事だった。
今回の山行一番の目的がこの光景に立ち会う事だった。
鹿島槍ヶ岳・五竜岳(五龍岳)・唐松岳 静寂の中。
光線が力強さを増していき、
静寂の中。 光線が力強さを増していき、
鹿島槍ヶ岳・五竜岳(五龍岳)・唐松岳 徐々に全体が紅く染まっていく。
徐々に全体が紅く染まっていく。
鹿島槍ヶ岳・五竜岳(五龍岳)・唐松岳 白馬岳の稜線上にちらちらと明かりがともるのが見えた。日の出を見る登山者だろうか。
白馬岳の稜線上にちらちらと明かりがともるのが見えた。日の出を見る登山者だろうか。
鹿島槍ヶ岳・五竜岳(五龍岳)・唐松岳 僅かの間、光が雪に当たり金色に見える瞬間がある。
僅かの間、光が雪に当たり金色に見える瞬間がある。
鹿島槍ヶ岳・五竜岳(五龍岳)・唐松岳 八方池からほんの僅かに覗く鹿島槍ヶ岳の双耳峰。明朝はこれを間近に見たい。
八方池からほんの僅かに覗く鹿島槍ヶ岳の双耳峰。明朝はこれを間近に見たい。
鹿島槍ヶ岳・五竜岳(五龍岳)・唐松岳 池の周りを一回り。
池の周りを一回り。
鹿島槍ヶ岳・五竜岳(五龍岳)・唐松岳 見事な三段紅葉が姿を現してくれた。
見事な三段紅葉が姿を現してくれた。
鹿島槍ヶ岳・五竜岳(五龍岳)・唐松岳 尾根をゆっくり登っていく。早朝のガスに沈む遠見尾根、奥にやはり雪を纏った鹿島槍ヶ岳が輝いている。
尾根をゆっくり登っていく。早朝のガスに沈む遠見尾根、奥にやはり雪を纏った鹿島槍ヶ岳が輝いている。
鹿島槍ヶ岳・五竜岳(五龍岳)・唐松岳 刻一刻と様相が変わっていく様に目を奪われてしまう。いかんいかん、こんなことだからなかなか前に進めないのだ。
刻一刻と様相が変わっていく様に目を奪われてしまう。いかんいかん、こんなことだからなかなか前に進めないのだ。
鹿島槍ヶ岳・五竜岳(五龍岳)・唐松岳 と、思いつつ南に目を転じると五竜岳がこれ見よがしに立ち上がっている。
と、思いつつ南に目を転じると五竜岳がこれ見よがしに立ち上がっている。
鹿島槍ヶ岳・五竜岳(五龍岳)・唐松岳 この日の夕方のテレビで、白馬岳の三段紅葉が報じられていた。
この日の夕方のテレビで、白馬岳の三段紅葉が報じられていた。
鹿島槍ヶ岳・五竜岳(五龍岳)・唐松岳 夏道は雪の季節のルートより五竜側斜面をトラバースする様だ。
夏道は雪の季節のルートより五竜側斜面をトラバースする様だ。
鹿島槍ヶ岳・五竜岳(五龍岳)・唐松岳 まだ白い保護色になり切っていないライチョウ。
登山道から動かないので、すぐ傍を静かに通り過ぎてきた。
まだ白い保護色になり切っていないライチョウ。 登山道から動かないので、すぐ傍を静かに通り過ぎてきた。
鹿島槍ヶ岳・五竜岳(五龍岳)・唐松岳 次第にしっかりした雪になってきた。
携行している軽アイゼンを付けることになるのか、グリップを確かめながら進む。
次第にしっかりした雪になってきた。 携行している軽アイゼンを付けることになるのか、グリップを確かめながら進む。
鹿島槍ヶ岳・五竜岳(五龍岳)・唐松岳 11時まで行けたところを今日の山頂とすることに。
苦手の長い下りに備えて、足の疲労をピークにはできない。
11時まで行けたところを今日の山頂とすることに。 苦手の長い下りに備えて、足の疲労をピークにはできない。
鹿島槍ヶ岳・五竜岳(五龍岳)・唐松岳 無事、雪のないところまで降りてくることが出来た。
昨日より確実に葉を落とした木々の白い幹が美しい。
無事、雪のないところまで降りてくることが出来た。 昨日より確実に葉を落とした木々の白い幹が美しい。
鹿島槍ヶ岳・五竜岳(五龍岳)・唐松岳 夕刻の白馬岳を眺める。気が付かなかったが、頂上付近に山荘が写っていた。
夕刻の白馬岳を眺める。気が付かなかったが、頂上付近に山荘が写っていた。
鹿島槍ヶ岳・五竜岳(五龍岳)・唐松岳 三日目。
定位置で朝日を待ちわびる。
三日目。 定位置で朝日を待ちわびる。
鹿島槍ヶ岳・五竜岳(五龍岳)・唐松岳 五竜岳、
五竜岳、
鹿島槍ヶ岳・五竜岳(五龍岳)・唐松岳 鹿島槍ヶ岳共に今日はスッキリした姿で出迎えてくれた。
これで今回の山旅、思い残すことはない。
鹿島槍ヶ岳共に今日はスッキリした姿で出迎えてくれた。 これで今回の山旅、思い残すことはない。
鹿島槍ヶ岳・五竜岳(五龍岳)・唐松岳 今回最後の八方池。二日もこの光景に出会えた事に感謝感謝。
今回最後の八方池。二日もこの光景に出会えた事に感謝感謝。
鹿島槍ヶ岳・五竜岳(五龍岳)・唐松岳 帰路の黒菱林道、途中で無理やり路駐して見上げる。
帰路の黒菱林道、途中で無理やり路駐して見上げる。
鹿島槍ヶ岳・五竜岳(五龍岳)・唐松岳 最終日、錦繍の光の中帰れる幸運。
最終日、錦繍の光の中帰れる幸運。
鹿島槍ヶ岳・五竜岳(五龍岳)・唐松岳 大好きな山岳写真家の菊池哲男山岳アートギャラリーに立ち寄った。
見てきた光景の一部が素晴らしい作品として展示されている。
三日間の山行の、申し分のない締め括りになった。
大好きな山岳写真家の菊池哲男山岳アートギャラリーに立ち寄った。 見てきた光景の一部が素晴らしい作品として展示されている。 三日間の山行の、申し分のない締め括りになった。

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