トムラウシの向こう側・・

2022.10.13(木) 5 DAYS

チェックポイント

DAY 1
合計時間
11 時間
休憩時間
2 時間 22
距離
13.8 km
のぼり / くだり
1775 / 465 m
2
42
1 35
36
DAY 2
合計時間
11 時間 18
休憩時間
3 時間 30
距離
13.7 km
のぼり / くだり
753 / 1278 m
DAY 3
合計時間
9 時間 46
休憩時間
2 時間 23
距離
8.9 km
のぼり / くだり
1219 / 1216 m
DAY 4
合計時間
12 時間 37
休憩時間
2 時間 50
距離
16.2 km
のぼり / くだり
1723 / 1200 m
DAY 5
合計時間
6 時間 49
休憩時間
1 時間 20
距離
10.9 km
のぼり / くだり
224 / 1536 m
4 43

活動詳細

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道央圏の登山者にとっては「オプタテシケの向こう側・・」になるのでしょうか。 そこは大雪山と十勝連峰の連絡道、 どことなく似ているんです、、羅臼岳と硫黄山を繋ぐ知床の稜線に。。 最低限の整備だけはされているものの静か、 踏み跡はしっかりしていても所々ハイマツや笹に覆われて 無心に歩いていると時々心が空高く飛んで行ってしまい 深い山奥、ぽつんとしている自分自身を見下ろしている心地にさせられます。 去年の同じ晩秋の頃、 ヒサゴ沼で2泊した中日の余り時間、小一時間ほど南沼の先を散策したのですが、 道はオプタテシケ方面へ真っすぐは伸びておらず謎の旭川方面へ連れていかれます。 後で地図を確認して分かりますが、ユウトムラウシ川の谷を渡らせず 池塘を見下ろしながらの稜線をぐるりUターンさせるそんな登山道です。 どこか似ている・・・ 苫小牧ー大洗の航路でなく房総半島をぐるり大回りする苫小牧ー東京の航路に。。 時間にして20時間が30時間になる半島先端巡りの大巻。 トムラウシーオプタテシケの稜線歩きだと5時間が7時間、くらいの時間差になるのではないでしょうか。 去年、その谷の向こう側をこちら側へ下ってくるはっきりとした獣道が笹原にくっきりと見え、 「まさか、あれが登山道じゃあるまい、、、?」と、残された疑問が 「この先は一度歩いてみたい」と、今秋の山旅につながったのでした。 晩秋の稜線、盛夏ほど渇くことは無くても一番の問題は水です。 双子池に2泊すればオプタテシケの先もゆっくり一日散策できると思い、 確実な南沼で2泊3日分の水を給水しようかとも思ったのですが、 先月の日高の稜線でもこの秋は水が豊富だったこともあり、 初日通過したトムラウシ公園から上の池塘はほとんどが水を溜め込んでおり、 双子池も満水なんじゃないか?と給水量を減らそう・・の誘惑が。。 1泊二日分の水だけ背負い、双子池で補充できれば連泊する、ということにしよう―― しかし私の思い違い甚だしく・・・ 双子池幕営地は池が給水源ではありませんでした。(何故か事前に情報収集しておりませんで) 二つの池は幕営地から300mくらいの離れでGPS無しで当たるには笹薮が深すぎます。。 双子池―― ここはいつか花の時季に是非戻ってきたい幕営地です。 知床の二ッ池幕営地がダブったのか、 私の中のイメージではオプタテシケの鞍部に大きく開けた平地があり、そばにはきらめく池が二つ。。 実際はオプタテシケ側の緩やかな斜面、オプタテシケ本体がオーバーハングして見えるほど間近で 夏季は雪渓から網の目に流水があるのでしょう、 苔に覆われた小岩の水路に挟まれて無数1張りサイズの湿った砂地が段々畑のように点在。 お隣のテントとは流水を挟み距離を保ちつつお花畑の中のひっそり幕営地、、 これ、私の想像の夏の様子ですが。 今回、流水はありませんでしたが、いたる所に澄んだ水瓶があり十分な給水が可能でした。 双子池の10分ほど手前に第三の小池があり、 こちらは登山道すぐ横なので笹薮こぎ無しです。。。 そしてそこには3~4張り可能な乾いた平地が――。 少々の距離を保って眺められるオプタテシケの二等辺三角形が美しい、 晩秋で幕営地の流水が無い時なら、こちら側の池平地もお勧めです。 5日間、お天気が安定しそうな予報だったので出掛けた山行ですが、 実際は天気予報に振り回された・・・?様々な空模様が楽しめた?5日間でした。 先週の沼の原がこの秋一番の冷え込みだったので それに比べると南沼で0℃を下る程度、双子池に至っては5℃を下回ることはなく暖かな夜が続き、 一時雪が降ってもおかしくない雲も通過しましたが新雪化粧となることは無く、 防寒以外でカッパを着ることもありませんで、、、 雪を払いながらのハイマツや笹道がさぞ不快だろうと、心配していた事態は避けられ、 同じ山域にいらしたどなたかの徳にあやかれた5日間でした。 登山道に雪がついていたのは南沼から北沼経由してのトムラウシ山頂のみ。 ここは午前中、雪が凍って滑りやすくなるので 軽アイゼンやチェーンスパイクがあったほうが心強いでしょう。 私が通ったのは午後遅くだったので絶対必要というほどではありませんでしたが、 踵が刺さると思って蹴り込む一歩がまったく雪に入らずつるっとするシーンが度々。。。 という情報も今週末、降雪がありそうで一気に初冬の山になりそうです。

大雪山系・旭岳・トムラウシ 温泉登山口は紅葉が真っ盛り。
温泉登山口は紅葉が真っ盛り。
大雪山系・旭岳・トムラウシ 短縮コースとの分岐までの2時間はほとんど林道と言ってもいいほどの道幅と緩い傾斜で歩きやすい。
短縮コースとの分岐までの2時間はほとんど林道と言ってもいいほどの道幅と緩い傾斜で歩きやすい。
大雪山系・旭岳・トムラウシ 最初3時間くらいは視界も無いので黙々と歩きます。
最初3時間くらいは視界も無いので黙々と歩きます。
大雪山系・旭岳・トムラウシ カムイ天上、だったかな。初めて開けた視界の先にトムラウシ山が見えました。雪、ほとんどありません!
カムイ天上、だったかな。初めて開けた視界の先にトムラウシ山が見えました。雪、ほとんどありません!
大雪山系・旭岳・トムラウシ コマドリ沢。
コマドリ沢。
大雪山系・旭岳・トムラウシ 振り返ると二ぺ!
振り返ると二ぺ!
大雪山系・旭岳・トムラウシ コマドリ沢分岐からトムラウシ方面へ別谷沿いに枯れ沢脇の登山道を進みます。
コマドリ沢分岐からトムラウシ方面へ別谷沿いに枯れ沢脇の登山道を進みます。
大雪山系・旭岳・トムラウシ 晩秋、明るくていいわ~
晩秋、明るくていいわ~
大雪山系・旭岳・トムラウシ 前トムから西へ扇状に広がる斜面
前トムから西へ扇状に広がる斜面
大雪山系・旭岳・トムラウシ 前トムより二ぺ!
前トムより二ぺ!
大雪山系・旭岳・トムラウシ 行く先の展望が良いと心軽い
行く先の展望が良いと心軽い
大雪山系・旭岳・トムラウシ 前トムから遠く石狩~二ぺが良く見え、、、そう、沼の原の台地があの辺・・・と先週を懐かしく思い出します。
前トムから遠く石狩~二ぺが良く見え、、、そう、沼の原の台地があの辺・・・と先週を懐かしく思い出します。
大雪山系・旭岳・トムラウシ 前トム周辺は姿を見せてくれるナキウサギが多かったです。なんでお前はそんなに赤茶なの?もっとふかふか柔らかい毛皮かと思っていたのに――
前トム周辺は姿を見せてくれるナキウサギが多かったです。なんでお前はそんなに赤茶なの?もっとふかふか柔らかい毛皮かと思っていたのに――
大雪山系・旭岳・トムラウシ トムラウシ公園の池塘。とにかく給水地が心配な5日間、水溜まりの写真ばかり撮っていました。
トムラウシ公園の池塘。とにかく給水地が心配な5日間、水溜まりの写真ばかり撮っていました。
大雪山系・旭岳・トムラウシ トムラウシ公園は流水・池あり。この先は奇岩も多く独特な風景が続きます。
トムラウシ公園は流水・池あり。この先は奇岩も多く独特な風景が続きます。
大雪山系・旭岳・トムラウシ こぽこぽしている公園真っただ中。
こぽこぽしている公園真っただ中。
大雪山系・旭岳・トムラウシ お。出たな、オプタテシケ。。
お。出たな、オプタテシケ。。
大雪山系・旭岳・トムラウシ トムラウシ公園より上は所々、岩の隙間などに雪が残っていました。
トムラウシ公園より上は所々、岩の隙間などに雪が残っていました。
大雪山系・旭岳・トムラウシ 南沼、からっとした地面。夜、テントから顔を出すと北沼方面遠くに人魂のように揺れる灯り発見。天人峡から登って来たというカップルと翌日の双子池でまた一緒のお泊りとなりました。
南沼、からっとした地面。夜、テントから顔を出すと北沼方面遠くに人魂のように揺れる灯り発見。天人峡から登って来たというカップルと翌日の双子池でまた一緒のお泊りとなりました。
大雪山系・旭岳・トムラウシ 表面凍った南沼。テントからゆっくり10分の水場。
表面凍った南沼。テントからゆっくり10分の水場。
大雪山系・旭岳・トムラウシ ここは見たかった――北沼へ。青空を反映して青い沼、表面薄氷。
ここは見たかった――北沼へ。青空を反映して青い沼、表面薄氷。
大雪山系・旭岳・トムラウシ 夏場なら、ここ足元まで水があることを思うと随分と水が減ったもんです。山の北側ですが、まだ陽射しがあって救われました。夕刻、遅くなる前にテントに戻りたいので、てくてく行きます。
夏場なら、ここ足元まで水があることを思うと随分と水が減ったもんです。山の北側ですが、まだ陽射しがあって救われました。夕刻、遅くなる前にテントに戻りたいので、てくてく行きます。
大雪山系・旭岳・トムラウシ トムラウシへ登り返します。見慣れた表大雪の景色が現れました。
トムラウシへ登り返します。見慣れた表大雪の景色が現れました。
大雪山系・旭岳・トムラウシ 山の北側なので霧氷も綺麗に残っていました。
山の北側なので霧氷も綺麗に残っていました。
大雪山系・旭岳・トムラウシ 明日進む登山道は逆光で見えませんが、、十勝連峰、手が届きそうなほど近く見えます。
明日進む登山道は逆光で見えませんが、、十勝連峰、手が届きそうなほど近く見えます。
大雪山系・旭岳・トムラウシ すっかり雪がなくなっている二ペソツ、トムラウシの岩峰向こうに小さく見えました。
すっかり雪がなくなっている二ペソツ、トムラウシの岩峰向こうに小さく見えました。
大雪山系・旭岳・トムラウシ どうしよう。。。夕陽が落ちるのを待っていたら暗闇をテントまで下ることになるし・・
どうしよう。。。夕陽が落ちるのを待っていたら暗闇をテントまで下ることになるし・・
大雪山系・旭岳・トムラウシ 新しい山頂標識。こういうの記念にあまり撮ることもないのですが、表大雪と一緒に夕陽に照らされているのはいつか思い出したい光景でした。
新しい山頂標識。こういうの記念にあまり撮ることもないのですが、表大雪と一緒に夕陽に照らされているのはいつか思い出したい光景でした。
大雪山系・旭岳・トムラウシ 標高2000mを超えると、さすがにそよ風も冷たく、風を避けて隠れた岩影より、夕陽をパクッ!
標高2000mを超えると、さすがにそよ風も冷たく、風を避けて隠れた岩影より、夕陽をパクッ!
大雪山系・旭岳・トムラウシ 焼けるトムラウシを眺めに少しずつ下山開始。
焼けるトムラウシを眺めに少しずつ下山開始。
大雪山系・旭岳・トムラウシ 一日お疲れの太陽。
一日お疲れの太陽。
大雪山系・旭岳・トムラウシ 奇岩に囲まれた南沼幕営地
奇岩に囲まれた南沼幕営地
大雪山系・旭岳・トムラウシ 右からオプタテシケ、美瑛岳、十勝岳・・・と谷を挟んで手に取るほど近いのですが・・・
右からオプタテシケ、美瑛岳、十勝岳・・・と谷を挟んで手に取るほど近いのですが・・・
大雪山系・旭岳・トムラウシ 今夜は快晴、でも19時には半月が昇ってくるから、その前にちょっとだけ星空観賞を。
今夜は快晴、でも19時には半月が昇ってくるから、その前にちょっとだけ星空観賞を。
大雪山系・旭岳・トムラウシ テント場から
テント場から
大雪山系・旭岳・トムラウシ トムラウシの上空
トムラウシの上空
大雪山系・旭岳・トムラウシ テントはからっと乾いていたので出発を待つ必要も無かったのですが、もうちょっと暖かくなってから移動始めたく、取り合えず身軽でトムラウシ山頂へ、本日目指す山並みを一望。
テントはからっと乾いていたので出発を待つ必要も無かったのですが、もうちょっと暖かくなってから移動始めたく、取り合えず身軽でトムラウシ山頂へ、本日目指す山並みを一望。
大雪山系・旭岳・トムラウシ あ。トムラウシ山頂からはお向かいの岩々越しに朝陽が昇るようです。
あ。トムラウシ山頂からはお向かいの岩々越しに朝陽が昇るようです。
大雪山系・旭岳・トムラウシ 表大雪にも、もうあまり雪が残っていません。
表大雪にも、もうあまり雪が残っていません。
大雪山系・旭岳・トムラウシ 先週凍えた沼の原が眼下に。
先週凍えた沼の原が眼下に。
大雪山系・旭岳・トムラウシ さて、ゆっくりテントを撤収して歩き始めました。南沼から10分くらい急坂を下ったところに大きな沼あり。登山道脇に「ここ、誰かテント張ったなー」というスペースもあり、帰路、いよいよ最後でバテテしまったらこういうところでテント張ろうって気持ちになるんだろうか、、、と二日後の自分を想像してみます。
さて、ゆっくりテントを撤収して歩き始めました。南沼から10分くらい急坂を下ったところに大きな沼あり。登山道脇に「ここ、誰かテント張ったなー」というスペースもあり、帰路、いよいよ最後でバテテしまったらこういうところでテント張ろうって気持ちになるんだろうか、、、と二日後の自分を想像してみます。
大雪山系・旭岳・トムラウシ 地図に沼マークとなっているところはほぼ全部水が確認でき、その他にも小さな池塘が点在している稜線をひたすら進みます。。。そう、どういうわけか進む方向は旭川方面で――
地図に沼マークとなっているところはほぼ全部水が確認でき、その他にも小さな池塘が点在している稜線をひたすら進みます。。。そう、どういうわけか進む方向は旭川方面で――
大雪山系・旭岳・トムラウシ 多分、毎年枝打ち管理はされているんだと思います。「ここは来年でいいかなーー」と判断された箇所だったのでしょうか。夏季の成長で晩秋はちょっとやっかいな登山道になっていました。けれど道に迷うほどでもないし、このくらいは、ネ。。。
多分、毎年枝打ち管理はされているんだと思います。「ここは来年でいいかなーー」と判断された箇所だったのでしょうか。夏季の成長で晩秋はちょっとやっかいな登山道になっていました。けれど道に迷うほどでもないし、このくらいは、ネ。。。
大雪山系・旭岳・トムラウシ ユウトムラウシ川の谷を大きく回る稜線登山道脇にある最後の沼。これより先はハイマツや笹丈が高く所々ある展望台より見える谷下の池塘以外は見えなくなりました。給水するならこの大きな沼が最終だったんだろう。
ユウトムラウシ川の谷を大きく回る稜線登山道脇にある最後の沼。これより先はハイマツや笹丈が高く所々ある展望台より見える谷下の池塘以外は見えなくなりました。給水するならこの大きな沼が最終だったんだろう。
大雪山系・旭岳・トムラウシ おい、どうしたトムラウシ。。。随分ぺっちゃんこになってしまったネ。
おい、どうしたトムラウシ。。。随分ぺっちゃんこになってしまったネ。
大雪山系・旭岳・トムラウシ さて、ユウトムラウシ川を正面に見下ろすターニングポイントに2時間弱で到着しました。谷の旭川側はトムラウシからゆっくりと下り坂の展望登山道・・・
さて、ユウトムラウシ川を正面に見下ろすターニングポイントに2時間弱で到着しました。谷の旭川側はトムラウシからゆっくりと下り坂の展望登山道・・・
大雪山系・旭岳・トムラウシ 正面は多分、前トムからユウトムラウシ川に落ちる尾根・・・この向こうを昨日、温泉登山口から登って来たんだわ――落差こそ少ないですが、この目の前に点在する沼沼・・・幌尻の七つ沼カールを目の前にした感動がよみがえります――
正面は多分、前トムからユウトムラウシ川に落ちる尾根・・・この向こうを昨日、温泉登山口から登って来たんだわ――落差こそ少ないですが、この目の前に点在する沼沼・・・幌尻の七つ沼カールを目の前にした感動がよみがえります――
大雪山系・旭岳・トムラウシ そしてこのユウトムラウシ川の谷・富良野側の尾根をツリガネ山方面へ一度ぐんぐん下るんです。。この時点ではまだ明日の降雪予報を信じていたので、復路は雪を払いながら時間かかるだろうなぁ。。。と好天の下、時折想像して気を滅入らせていました。
そしてこのユウトムラウシ川の谷・富良野側の尾根をツリガネ山方面へ一度ぐんぐん下るんです。。この時点ではまだ明日の降雪予報を信じていたので、復路は雪を払いながら時間かかるだろうなぁ。。。と好天の下、時折想像して気を滅入らせていました。
大雪山系・旭岳・トムラウシ 「ここ、絶対誰か(テント)張ってるワ。。。」①
「ここ、絶対誰か(テント)張ってるワ。。。」①
大雪山系・旭岳・トムラウシ デジャヴです。。。知床南岳周辺のハイマツブッシュを潜っている気分。
デジャヴです。。。知床南岳周辺のハイマツブッシュを潜っている気分。
大雪山系・旭岳・トムラウシ ツリガネ山・・・釣鐘よりサイの角です。実はこの裏にもう一つ類似のサイ角地形ありで、オプタテシケ方面から眺めるとサイが2頭で面白い。。
ツリガネ山・・・釣鐘よりサイの角です。実はこの裏にもう一つ類似のサイ角地形ありで、オプタテシケ方面から眺めるとサイが2頭で面白い。。
大雪山系・旭岳・トムラウシ 小さいながらも5日間で一番目立った鋭鋒です。1555でしょうか?
小さいながらも5日間で一番目立った鋭鋒です。1555でしょうか?
大雪山系・旭岳・トムラウシ 「ここ、絶対誰か(テント)張ってるワ。。。」②―――復路、時間がかなり押しているにもかかわらず、ここで珈琲を入れざるを得ない気分になりぎりぎり30分休憩取りました。それくらい帰る先にあるトムラウシは谷から吹き上げる白いガスに覆われ心を灰色にしたんです――こういう心境も思い出としては美しく鮮明。ハイマツに囲まれて風当たりの弱い最高の休息地でした。
「ここ、絶対誰か(テント)張ってるワ。。。」②―――復路、時間がかなり押しているにもかかわらず、ここで珈琲を入れざるを得ない気分になりぎりぎり30分休憩取りました。それくらい帰る先にあるトムラウシは谷から吹き上げる白いガスに覆われ心を灰色にしたんです――こういう心境も思い出としては美しく鮮明。ハイマツに囲まれて風当たりの弱い最高の休息地でした。
大雪山系・旭岳・トムラウシ ユウトムラウシ川の谷を挟んで向こうにトムラウシ山、ツリガネ山の急坂を登り始めたところで振り返ってみました。この5日間で一番急な斜面だったかな。長い鎖が一本垂れていました。
左右に振れる鎖より個人的には伸び放題の太いハイマツの枝に両手でしがみつく方がよほど安定感ありますが、それでも一本の鎖は「ちゃんと登山道は管理下にありますよー」の主張を感じます。
ユウトムラウシ川の谷を挟んで向こうにトムラウシ山、ツリガネ山の急坂を登り始めたところで振り返ってみました。この5日間で一番急な斜面だったかな。長い鎖が一本垂れていました。 左右に振れる鎖より個人的には伸び放題の太いハイマツの枝に両手でしがみつく方がよほど安定感ありますが、それでも一本の鎖は「ちゃんと登山道は管理下にありますよー」の主張を感じます。
大雪山系・旭岳・トムラウシ ツリガネ山を越えて振り返る・・・当然サイの頭と角は逆向きに――こういう地形・・歩く側としては、頭と角の間の鞍部に向けて進みたいと思うじゃあないですか?登山道を敷く側としては歩く道の標高差より整備しやすい地形を選ぶのは当然で――ハイマツ帯をつっきる鞍部方面より岩場伝いに越えられるサイの鼻頂点が登山道としては適しているわけです。復路、この岩々の急坂を登るのは忘れていただけに心厳しかったです――
ツリガネ山を越えて振り返る・・・当然サイの頭と角は逆向きに――こういう地形・・歩く側としては、頭と角の間の鞍部に向けて進みたいと思うじゃあないですか?登山道を敷く側としては歩く道の標高差より整備しやすい地形を選ぶのは当然で――ハイマツ帯をつっきる鞍部方面より岩場伝いに越えられるサイの鼻頂点が登山道としては適しているわけです。復路、この岩々の急坂を登るのは忘れていただけに心厳しかったです――
大雪山系・旭岳・トムラウシ 「ここ、絶対誰か(テント)張ってるワ。。。」③・・・水場なんかない小さなビバーク可能地ですが、オプタテシケ方面の展望が素晴らしい。。
「ここ、絶対誰か(テント)張ってるワ。。。」③・・・水場なんかない小さなビバーク可能地ですが、オプタテシケ方面の展望が素晴らしい。。
大雪山系・旭岳・トムラウシ こういうのとか(ツリガネ山)・・・
こういうのとか(ツリガネ山)・・・
大雪山系・旭岳・トムラウシ こういう風景とか(コスマヌプリより美真岳)・・・ハイマツにびっしり覆われた緩やかな丘斜面がしばらく訪れていない知床(南岳周辺)を思い出させます。。。あー晩秋に出掛けられるかなぁ。。。
こういう風景とか(コスマヌプリより美真岳)・・・ハイマツにびっしり覆われた緩やかな丘斜面がしばらく訪れていない知床(南岳周辺)を思い出させます。。。あー晩秋に出掛けられるかなぁ。。。
大雪山系・旭岳・トムラウシ 「ここ、絶対誰か(テント)張ってるワ。。。」④
「ここ、絶対誰か(テント)張ってるワ。。。」④
大雪山系・旭岳・トムラウシ トムラウシに引き返すにはあまりにも遠くまで来た。
トムラウシに引き返すにはあまりにも遠くまで来た。
大雪山系・旭岳・トムラウシ 「ここ、絶対誰か(テント)張ってるワ。。。」⑤・・美真岳山頂
「ここ、絶対誰か(テント)張ってるワ。。。」⑤・・美真岳山頂
大雪山系・旭岳・トムラウシ 快晴ならば日没1時間前はまだまだ明るく暖かいですが、双子池は既に大きな山の影になっていて日没ムード満々です。早くテント張って潜り込みたいですが、何よりも道中の最重要案件は双子池の給水状況です。。池一つは水が輝いているようですが、、、幕営地ってどこだろう?池まで笹薮に道がついているんだろうか?と、この時はまだ池が水源だと信じていました。

美真岳からの下りで一か所だけ素晴らしく平な幕営可能地を振り返りざまにみかけ、ここ?とGPSを取り出し位置確認。。双子池幕営地は完全に下りきったもっと先と分かり、そのまま足を止めずに進みましたが、ここがまさに小沼付きのオプタテ展望・リトル幕営地だったのです。
快晴ならば日没1時間前はまだまだ明るく暖かいですが、双子池は既に大きな山の影になっていて日没ムード満々です。早くテント張って潜り込みたいですが、何よりも道中の最重要案件は双子池の給水状況です。。池一つは水が輝いているようですが、、、幕営地ってどこだろう?池まで笹薮に道がついているんだろうか?と、この時はまだ池が水源だと信じていました。 美真岳からの下りで一か所だけ素晴らしく平な幕営可能地を振り返りざまにみかけ、ここ?とGPSを取り出し位置確認。。双子池幕営地は完全に下りきったもっと先と分かり、そのまま足を止めずに進みましたが、ここがまさに小沼付きのオプタテ展望・リトル幕営地だったのです。
大雪山系・旭岳・トムラウシ GPSが私を導いた双子池幕営指定地は思っていた地形とは全く違い、、、霜が降りては溶け――の繰り返しの時季だからか、流水は無いのに地面はどこもじめっとしています。しかし有難いことにこのような水瓶は至るところに残っており、連泊分の給水は可能。明日はきっと雨降りなので少しでも水の影響の無い地面をくまなく探しテントを設営しました。
GPSが私を導いた双子池幕営指定地は思っていた地形とは全く違い、、、霜が降りては溶け――の繰り返しの時季だからか、流水は無いのに地面はどこもじめっとしています。しかし有難いことにこのような水瓶は至るところに残っており、連泊分の給水は可能。明日はきっと雨降りなので少しでも水の影響の無い地面をくまなく探しテントを設営しました。
大雪山系・旭岳・トムラウシ 3日目のお天気は「良い」とは決して言えず・・・美瑛岳までの散策を予定していたのですが雪も降るかも?だったので昼過ぎにはテントに戻ってくるゆっくり予定で早朝雲が少ない時間に出発、まだトムラウシの頭も見えていました。
3日目のお天気は「良い」とは決して言えず・・・美瑛岳までの散策を予定していたのですが雪も降るかも?だったので昼過ぎにはテントに戻ってくるゆっくり予定で早朝雲が少ない時間に出発、まだトムラウシの頭も見えていました。
大雪山系・旭岳・トムラウシ 朝陽まで拝めて、、ナキウサギは賑やかに鳴いているし、アマツバメの群れは楽しそうに上空を旋回しているし、、今日は天気が悪化しそうな気がしません。。(実際降られませんでした。小動物の観天望気は人間の予報より時には正確。。)
朝陽まで拝めて、、ナキウサギは賑やかに鳴いているし、アマツバメの群れは楽しそうに上空を旋回しているし、、今日は天気が悪化しそうな気がしません。。(実際降られませんでした。小動物の観天望気は人間の予報より時には正確。。)
大雪山系・旭岳・トムラウシ なるほど。双子池ってこんななんですね。幕営地からはうんと離れているんです。笹薮を漕いで水を汲みに行きたい地形じゃありません。
なるほど。双子池ってこんななんですね。幕営地からはうんと離れているんです。笹薮を漕いで水を汲みに行きたい地形じゃありません。
大雪山系・旭岳・トムラウシ 二ぺ額
二ぺ額
大雪山系・旭岳・トムラウシ 立派な標識が無ければ名も無いピーク、に到着。
立派な標識が無ければ名も無いピーク、に到着。
大雪山系・旭岳・トムラウシ テントで停滞は性に合わないので・・・今日は大して降らんと信じ10時くらいを折り返し時間として美瑛岳方面へ進むことにします。オプタテシケの十勝側は赤茶の砂利道、そしてペンキや標識など途端に整備のしっかりしていること!
テントで停滞は性に合わないので・・・今日は大して降らんと信じ10時くらいを折り返し時間として美瑛岳方面へ進むことにします。オプタテシケの十勝側は赤茶の砂利道、そしてペンキや標識など途端に整備のしっかりしていること!
大雪山系・旭岳・トムラウシ べベツ岳への道に立派なケルン。
べベツ岳への道に立派なケルン。
大雪山系・旭岳・トムラウシ あれ、石垣山っていうのかな。時間的に区切りがいいのであそこで休憩して折り返すかのう。。
あれ、石垣山っていうのかな。時間的に区切りがいいのであそこで休憩して折り返すかのう。。
大雪山系・旭岳・トムラウシ 天気は回復傾向にあるのかな、時々視界が開けるんです。石垣山眼下に美瑛岳の避難小屋が見え、何やら動く物体が、、、あ。熊じゃなくて登山者だ、、それも一人二人でなくて、、耳にも複数方面から鈴の音が聞こえます。

美瑛富士の裾に抱かれたこの避難小屋・・・石垣山から見下ろすと、その美瑛富士の中腹のご立派なこと・・それはまるで化粧回しを巻いた横綱のお尻のようでした。

明るくなったり暗くなったりを繰り返す石垣山の山頂をなかなか後に出来ず、そうこうしている内に美瑛避難小屋周辺にいたであろう登山者が現れました。人との会話が久々でちょっと嬉しいオレ。尋ねられたので「ゆっくり往復5時間くらい?」とオプタテシケまでの距離を説明しました。まさかこの天気で本当にオプタテシケを目指すとは思っておらず。。。
天気は回復傾向にあるのかな、時々視界が開けるんです。石垣山眼下に美瑛岳の避難小屋が見え、何やら動く物体が、、、あ。熊じゃなくて登山者だ、、それも一人二人でなくて、、耳にも複数方面から鈴の音が聞こえます。 美瑛富士の裾に抱かれたこの避難小屋・・・石垣山から見下ろすと、その美瑛富士の中腹のご立派なこと・・それはまるで化粧回しを巻いた横綱のお尻のようでした。 明るくなったり暗くなったりを繰り返す石垣山の山頂をなかなか後に出来ず、そうこうしている内に美瑛避難小屋周辺にいたであろう登山者が現れました。人との会話が久々でちょっと嬉しいオレ。尋ねられたので「ゆっくり往復5時間くらい?」とオプタテシケまでの距離を説明しました。まさかこの天気で本当にオプタテシケを目指すとは思っておらず。。。
大雪山系・旭岳・トムラウシ オプタテシケへ戻る道中、日帰り女性が一名下ってきて「迷いやすいから気を付けてください。。」と。多くの登山者に踏みつけられた石の表面が顕著なので迷いそうという感じではありませんが、真っ白なガスの中、ぼんやり浮かび上がる目前のシルエットがどれも険しく山頂にふさわしく見え、何度「あれがオプタテシケの山頂か?」と騙されたことか。。。これは幾つ手前のニセピークだったかなぁ~
オプタテシケへ戻る道中、日帰り女性が一名下ってきて「迷いやすいから気を付けてください。。」と。多くの登山者に踏みつけられた石の表面が顕著なので迷いそうという感じではありませんが、真っ白なガスの中、ぼんやり浮かび上がる目前のシルエットがどれも険しく山頂にふさわしく見え、何度「あれがオプタテシケの山頂か?」と騙されたことか。。。これは幾つ手前のニセピークだったかなぁ~
大雪山系・旭岳・トムラウシ ずっと鈴の音が聞こえていたから、、、石垣山で一緒になったご夫婦、本当にオプタテシケ山頂までやって来たんです。もう驚き。この天気で。。。しかもすぐ向こう下のテントに戻る私とは違い、本日里まで下山予定、完全ヘッドランプ下山ですよ。。人間がその気になった時ってとんでもないパワーが放出されるんですね。

しかし天気が回復していく山頂の時間を共有してくれる「人間の存在」は私には嬉しいものでした。一人でも絶対わあわあ叫んでいたでしょうが、一緒に頭のネジを緩めて「あっちが――」とか「こっちがスゴイ――」とか騒いでくれる人がいるのはやはり感動倍増です。お互い、「もう少し粘ればもっと見えるんじゃないだろうか」と名残惜しく山頂で別れました。。この時、夕刻もしも快晴になるようなことがあれば、早め夕食を済ませてもう一度オプタテシケの山頂に戻ってくるつもりになっていたオレ。
ずっと鈴の音が聞こえていたから、、、石垣山で一緒になったご夫婦、本当にオプタテシケ山頂までやって来たんです。もう驚き。この天気で。。。しかもすぐ向こう下のテントに戻る私とは違い、本日里まで下山予定、完全ヘッドランプ下山ですよ。。人間がその気になった時ってとんでもないパワーが放出されるんですね。 しかし天気が回復していく山頂の時間を共有してくれる「人間の存在」は私には嬉しいものでした。一人でも絶対わあわあ叫んでいたでしょうが、一緒に頭のネジを緩めて「あっちが――」とか「こっちがスゴイ――」とか騒いでくれる人がいるのはやはり感動倍増です。お互い、「もう少し粘ればもっと見えるんじゃないだろうか」と名残惜しく山頂で別れました。。この時、夕刻もしも快晴になるようなことがあれば、早め夕食を済ませてもう一度オプタテシケの山頂に戻ってくるつもりになっていたオレ。
大雪山系・旭岳・トムラウシ すぐ真下に見える私のテントです。これが中々近づかんのだわ。。。さすが標高差にして600m、すぐそこってのは目の錯覚。
すぐ真下に見える私のテントです。これが中々近づかんのだわ。。。さすが標高差にして600m、すぐそこってのは目の錯覚。
大雪山系・旭岳・トムラウシ あ。トムラウシ方面のお天気も回復してるや。
あ。トムラウシ方面のお天気も回復してるや。
大雪山系・旭岳・トムラウシ 私は降られませんでしたが、この辺は一雨あったようでテントにはしっかり雨粒がのっていました。そしてその夕方、天気が回復することは無く、夜半過ぎにも星空・月明りを確認すべくテントの外へ顔を出しましたが、曇天、、というより濃いガスに周辺は覆われ続けたのでした。
私は降られませんでしたが、この辺は一雨あったようでテントにはしっかり雨粒がのっていました。そしてその夕方、天気が回復することは無く、夜半過ぎにも星空・月明りを確認すべくテントの外へ顔を出しましたが、曇天、、というより濃いガスに周辺は覆われ続けたのでした。
大雪山系・旭岳・トムラウシ 今回はオプタテシケから向こうの展望に疑問を残したまま終わるんだな、、と諦めうとうとして迎えた4時過ぎ、テントの天井を月明りが照らしているように感じ、せっかくなので半月光に照らされるオプタテシケ山でも鑑賞しようと外へ出ます。惰性でカメラをいじっている内に、これはご来光、素晴らしいんじゃないか、、、どっちにしろテントが乾くまでの時間、持て余すだろうし・・・と靴紐をしっかり締め、テルモス・おやつのみ持ってオプタテシケ方面へ。。。無風5℃と暖かく足元は乾いた歩きやすい道ですから――
今回はオプタテシケから向こうの展望に疑問を残したまま終わるんだな、、と諦めうとうとして迎えた4時過ぎ、テントの天井を月明りが照らしているように感じ、せっかくなので半月光に照らされるオプタテシケ山でも鑑賞しようと外へ出ます。惰性でカメラをいじっている内に、これはご来光、素晴らしいんじゃないか、、、どっちにしろテントが乾くまでの時間、持て余すだろうし・・・と靴紐をしっかり締め、テルモス・おやつのみ持ってオプタテシケ方面へ。。。無風5℃と暖かく足元は乾いた歩きやすい道ですから――
大雪山系・旭岳・トムラウシ おっと。こんなのを見てしまったら先へ進まずにはいられん――二ぺシルエット。
おっと。こんなのを見てしまったら先へ進まずにはいられん――二ぺシルエット。
大雪山系・旭岳・トムラウシ どこまで行くかな。。と半月照らすオプタテシケ山頂を見上げます。そろそろへッとランプが不要になる暁間近。。
どこまで行くかな。。と半月照らすオプタテシケ山頂を見上げます。そろそろへッとランプが不要になる暁間近。。
大雪山系・旭岳・トムラウシ 今日、日曜日は登山日和だわ。。登ってくる予定の数名に登山口は雲の下でも上は快晴だから――迷わず歩き始めて!と伝えたかったのですが、どういうわけか電波が取れず・・・
今日、日曜日は登山日和だわ。。登ってくる予定の数名に登山口は雲の下でも上は快晴だから――迷わず歩き始めて!と伝えたかったのですが、どういうわけか電波が取れず・・・
大雪山系・旭岳・トムラウシ 二ぺ肩から出た!
二ぺ肩から出た!
大雪山系・旭岳・トムラウシ 自分が立っている所がまさにモルゲンの風景の中です。
自分が立っている所がまさにモルゲンの風景の中です。
大雪山系・旭岳・トムラウシ じゃ―――表大雪じゃ。
じゃ―――表大雪じゃ。
大雪山系・旭岳・トムラウシ 昨日の内かそれとも夜半過ぎかに天気が回復したら月明りに照らされる十勝連峰だけでも眺めたい、、、と、オプタテシケの向こうに広がる山並みに少なからず執着を覚えていたオレ。。4時半過ぎにご来光散歩に出たその足でそのままオプタテシケの山頂を目指すとは。。。?いいのか?今日は荷物背負ってトムラウシまで戻るんだのに――
昨日の内かそれとも夜半過ぎかに天気が回復したら月明りに照らされる十勝連峰だけでも眺めたい、、、と、オプタテシケの向こうに広がる山並みに少なからず執着を覚えていたオレ。。4時半過ぎにご来光散歩に出たその足でそのままオプタテシケの山頂を目指すとは。。。?いいのか?今日は荷物背負ってトムラウシまで戻るんだのに――
大雪山系・旭岳・トムラウシ でもこれ、ここで引き返したら一か月は後悔しそう。昨日のご夫婦も頑張ってヘッドライトで下山しただろうし、私も最後南沼周辺ではヘッドライトで頑張ることになったとしても登り続けたいオプタテシケの早朝。
でもこれ、ここで引き返したら一か月は後悔しそう。昨日のご夫婦も頑張ってヘッドライトで下山しただろうし、私も最後南沼周辺ではヘッドライトで頑張ることになったとしても登り続けたいオプタテシケの早朝。
大雪山系・旭岳・トムラウシ ここ、案外長いんですわ。。急坂を登り切ってからの標高差50m?15分弱かかるんです。しかし――山頂の標識も白ではなくカラフルな色彩の中に突っ立っているのが見え、進まずにはいられん。。
ここ、案外長いんですわ。。急坂を登り切ってからの標高差50m?15分弱かかるんです。しかし――山頂の標識も白ではなくカラフルな色彩の中に突っ立っているのが見え、進まずにはいられん。。
大雪山系・旭岳・トムラウシ ほー。
昨日の石垣山からは美瑛富士が横綱だと思っていましたが貴方は大関だったのね。。オプタテシケからの風景の主役は美瑛岳でした。その堂々とした姿は――
ほー。 昨日の石垣山からは美瑛富士が横綱だと思っていましたが貴方は大関だったのね。。オプタテシケからの風景の主役は美瑛岳でした。その堂々とした姿は――
大雪山系・旭岳・トムラウシ こちらからは目をそらしがち。。。あまりにも遠いトムラウシに心ざわつき、この朝の景観を楽しみ損ねそうでさ。。
こちらからは目をそらしがち。。。あまりにも遠いトムラウシに心ざわつき、この朝の景観を楽しみ損ねそうでさ。。
大雪山系・旭岳・トムラウシ 逆さオプタテシケ・・・を撮るつもりが逆さ十勝連峰をとらえていました。
逆さオプタテシケ・・・を撮るつもりが逆さ十勝連峰をとらえていました。
大雪山系・旭岳・トムラウシ 網の目流水に囲まれた段々畑幕営地・・に戻ってきました、8時、、、本来テント撤収して歩き始めている時間ですが。。。
網の目流水に囲まれた段々畑幕営地・・に戻ってきました、8時、、、本来テント撤収して歩き始めている時間ですが。。。
大雪山系・旭岳・トムラウシ 一時間半の遅れと引き換えに得た朝の感動は大きい。
一時間半の遅れと引き換えに得た朝の感動は大きい。
大雪山系・旭岳・トムラウシ 二度目朝食やお湯の沸かしなおし、テント内の片付けなどかなり慌ただしくも早朝散歩からの足の疲れを回復させることに集中集中。。おっとこの二日間で晴れ渡った双子池は今朝だけだったかな、テント場から二ぺが眺められることに今気づきました。ヒサゴ沼同様に素晴らしい幕営地です。
二度目朝食やお湯の沸かしなおし、テント内の片付けなどかなり慌ただしくも早朝散歩からの足の疲れを回復させることに集中集中。。おっとこの二日間で晴れ渡った双子池は今朝だけだったかな、テント場から二ぺが眺められることに今気づきました。ヒサゴ沼同様に素晴らしい幕営地です。
大雪山系・旭岳・トムラウシ こちら、双子池から10分ほどトムラウシ方面へ歩いたところにある第三の小池です。トムラウシ公園の沼に水があればこの小池も水が豊富だと思っていいだろう。。。晩秋の給水事情の総まとめ。
こちら、双子池から10分ほどトムラウシ方面へ歩いたところにある第三の小池です。トムラウシ公園の沼に水があればこの小池も水が豊富だと思っていいだろう。。。晩秋の給水事情の総まとめ。
大雪山系・旭岳・トムラウシ 登山道と小池の間にある笹に囲まれた土俵サイズの空き地、3〜4張り可能だろう。向かいのオプタテシケの山容が素晴らしい。
登山道と小池の間にある笹に囲まれた土俵サイズの空き地、3〜4張り可能だろう。向かいのオプタテシケの山容が素晴らしい。
大雪山系・旭岳・トムラウシ 美真岳よりトムラウシ方面。多少雲がかかっているだけ・・・と信じて進みますが、一日お天気安定してそうだからと強硬したオプタテシケ朝散歩、、案外早くにトムラウシ方面は雲に隠れ、風の吹き始めも早かったんですーー今はまだのんきモードですが。
美真岳よりトムラウシ方面。多少雲がかかっているだけ・・・と信じて進みますが、一日お天気安定してそうだからと強硬したオプタテシケ朝散歩、、案外早くにトムラウシ方面は雲に隠れ、風の吹き始めも早かったんですーー今はまだのんきモードですが。
大雪山系・旭岳・トムラウシ 奥のサイの鼻がツリガネ山、その手前にダブルのサイの鼻が重なる面白地形です。ちょっと。。。昼前なのに既にトムラウシは薄暗い。。。
奥のサイの鼻がツリガネ山、その手前にダブルのサイの鼻が重なる面白地形です。ちょっと。。。昼前なのに既にトムラウシは薄暗い。。。
大雪山系・旭岳・トムラウシ おっとーー!まだいたの?!
思わず声に出てしまうほどの驚き、艶やかな熊糞です。食べるモノないから既に稜線撤退していると信じていましたが。そして余りに呆れ果てたため写真を撮り忘れました、この少し先にけしからぬ落し物が・・・500mlのはちみつボトルです。1/3くらい水で薄められた残量が入っていて重い・・・どうする?回収すべきか?自分のトイレゴミだけでも十分重いのですが、放置する罪悪感はきっと後半の登山道での不幸を呼びそうで、仕方なく回収。

この日記を目にするごく少ない人に怒りを伝えて何になる?なのですが、私は声を大にして主張したい。。所持品をザック外付けにするべからず!!最近のスタイルなのでしょうが、食料の落とし物は大変迷惑ですから。。先日は日高でミックスナッツの半分食べかけ大袋が落ちていたし、、本来人間を察知してすごすご逃げていくはずの熊が異常行動(警戒しながらも人間に近づいてくる)を取るならば、それはきっとこういう落とし物に一度でも興味を持ったことがある個体だから、のはず。。。と私は思っています。はちみつボトルを入れたジップロックは無残に破かれており、、、それでもボトルは破壊されていなかったので、「何だコレ?」と熊も諦めたのでしょうが、、それがこの糞の落とし主だったら――と悪い方に悪い方に想像するわけです。はちみつボトルに悪戯したのは狐さんだったのかも・・・という可能性は蒸気のぼった頭には考え及ばず――ただ熊のプーさん&はちみつのイメージに縛られ頭を抱える登山者が一人登山道で右往左往したのでした・・・・。
おっとーー!まだいたの?! 思わず声に出てしまうほどの驚き、艶やかな熊糞です。食べるモノないから既に稜線撤退していると信じていましたが。そして余りに呆れ果てたため写真を撮り忘れました、この少し先にけしからぬ落し物が・・・500mlのはちみつボトルです。1/3くらい水で薄められた残量が入っていて重い・・・どうする?回収すべきか?自分のトイレゴミだけでも十分重いのですが、放置する罪悪感はきっと後半の登山道での不幸を呼びそうで、仕方なく回収。 この日記を目にするごく少ない人に怒りを伝えて何になる?なのですが、私は声を大にして主張したい。。所持品をザック外付けにするべからず!!最近のスタイルなのでしょうが、食料の落とし物は大変迷惑ですから。。先日は日高でミックスナッツの半分食べかけ大袋が落ちていたし、、本来人間を察知してすごすご逃げていくはずの熊が異常行動(警戒しながらも人間に近づいてくる)を取るならば、それはきっとこういう落とし物に一度でも興味を持ったことがある個体だから、のはず。。。と私は思っています。はちみつボトルを入れたジップロックは無残に破かれており、、、それでもボトルは破壊されていなかったので、「何だコレ?」と熊も諦めたのでしょうが、、それがこの糞の落とし主だったら――と悪い方に悪い方に想像するわけです。はちみつボトルに悪戯したのは狐さんだったのかも・・・という可能性は蒸気のぼった頭には考え及ばず――ただ熊のプーさん&はちみつのイメージに縛られ頭を抱える登山者が一人登山道で右往左往したのでした・・・・。
大雪山系・旭岳・トムラウシ ツリガネ山の角をてっぺんまで登らされて、、、向こう側の急坂に垂れる鎖場を通過中。
ツリガネ山の角をてっぺんまで登らされて、、、向こう側の急坂に垂れる鎖場を通過中。
大雪山系・旭岳・トムラウシ ユウトムラウシ川の谷の向こう側にチラ見えしているトムラウシ。
ユウトムラウシ川の谷の向こう側にチラ見えしているトムラウシ。
大雪山系・旭岳・トムラウシ まだ3時なのにこの暗さ。。
まだ3時なのにこの暗さ。。
大雪山系・旭岳・トムラウシ 二日前に一度通っていなかったら登山道不明瞭で心細くなったであろう広い笹原・・・これでも下に踏み跡があるので道に迷うことは無いと思うのですが、視界が悪いと進む方向に目標物も確認できず。。不安になるものです。
二日前に一度通っていなかったら登山道不明瞭で心細くなったであろう広い笹原・・・これでも下に踏み跡があるので道に迷うことは無いと思うのですが、視界が悪いと進む方向に目標物も確認できず。。不安になるものです。
大雪山系・旭岳・トムラウシ 時折こんな風景が開けるとほっとします・・・忠別~化雲。
時折こんな風景が開けるとほっとします・・・忠別~化雲。
大雪山系・旭岳・トムラウシ こんな太陽でも照ってくれると有難く・・(谷から吹き上げてくる風が強くなりカッパなしだと体も冷えます)
こんな太陽でも照ってくれると有難く・・(谷から吹き上げてくる風が強くなりカッパなしだと体も冷えます)
大雪山系・旭岳・トムラウシ ハイマツの道をぶんぶんかき分け進みます。
ハイマツの道をぶんぶんかき分け進みます。
大雪山系・旭岳・トムラウシ 時々トムラウシも姿を現すのだから天気荒模様というわけでもなく・・
時々トムラウシも姿を現すのだから天気荒模様というわけでもなく・・
大雪山系・旭岳・トムラウシ 南沼まであと15分ほどの急坂下にある小池、登山道に一張り分のスペースもありますが、ここまで来たら南沼まで行ってしまいたい。。。ここと同じく上も風が凪いでいることを望みつつ進みます。
南沼まであと15分ほどの急坂下にある小池、登山道に一張り分のスペースもありますが、ここまで来たら南沼まで行ってしまいたい。。。ここと同じく上も風が凪いでいることを望みつつ進みます。
大雪山系・旭岳・トムラウシ せっせと歩いて何とかヘッドランプに世話にならずに南沼に到着。しかしこの日は心に焦りもあったのか歩行距離が長く疲れてしまっていたのか、南沼に到着してから珍な事態が幾つか。。。思い出しての教訓とするべく書き残しておこう――

①二日目・・南沼を出て少し行ったところ、振り返りトムラウシの見え方を記憶に焼き付け、登山道脇の岩の隙間に燃料缶やトイレゴミなどをデポしてオプタテシケ方面へ出掛けたんです。。そう、戻ったこの日は既にトムラウシはガスに飲まれ、目標物が見えずゴミデポ位置を通り越し探しに戻るはめに。。。誰もいないのだからトイレブースの裏とかもっと分かりやすいところにデポしておけば良かったな。。

②真っ暗間近で幕営地に到着、テントを立てるか水汲みが先か・・・南沼までは雪も多少残っているようなので、一昨日テントを張っていた所にザックを置いて水汲みを先にします。顔まで洗って爽やかにポリタンクを手にぶらさげて・・・しかしこの間に暗闇も真っ白ガスに包まれ、花壇保護のロープが無かったらどっちがテント場かも分からない状態でGPSの世話になっていたことでしょう。しかし――トムラウシ山頂・オプタテシケ・北沼・温泉下山道の十字路の標識からはタコ足のように放射状にテント場が分散されているのが南沼の広い幕営地。。。どの方向がザックを置いた平地に繋がるのか分からず、、目検討で歩いていたらテント場を既に通り越しオプタテシケ方面の登山道を進んでしまっているようでした。気が付いて登山道を正確に戻り、一番近い幕営地、そこが私のザックの場所ですから。。多分テントを設営した後でも中で灯りを灯していない限り、見つけるのは困難だっただろう。テント場で迷子になったのが初めて。十分な燃料に食料、テントシュラフまであってテント場内で遭難とかあり得ん!

③5日前の天気予報でも最終日は強風予報となっておりましたので、気温は0℃としてもテントがバサバサ揺らされ気温は持っていかれるだろう、と多めに着込んで耳栓までして安眠を得ようを目を閉じたのでした。。が、夜中、暑くて目が覚めます。大汗かいて重くなったシュラフを背負って下りるんだわ、、と想像すると無意識にもズボンは膝まで、上着のフリースは両腕肩まで脱いで体の熱さましに努めていました。アイロンで半乾きにした靴下類もその際、貼り付けていた体から剥がれ落ちてシュラフ内に散在・・・几帳面なあたしにとってはもはや安眠どころではない散らかりようとなり、結局深夜過ぎお目目はぱっちり覚めてしまったのでした。思い出して耳栓を取ると、はるか上空では大風が旋回しているようですが、幕営地地上付近は無風状態で、、、こりゃ、熱がこもるわけです。ほんと、天気予報にふりまわされた5日間だったな。。。と苦笑。
せっせと歩いて何とかヘッドランプに世話にならずに南沼に到着。しかしこの日は心に焦りもあったのか歩行距離が長く疲れてしまっていたのか、南沼に到着してから珍な事態が幾つか。。。思い出しての教訓とするべく書き残しておこう―― ①二日目・・南沼を出て少し行ったところ、振り返りトムラウシの見え方を記憶に焼き付け、登山道脇の岩の隙間に燃料缶やトイレゴミなどをデポしてオプタテシケ方面へ出掛けたんです。。そう、戻ったこの日は既にトムラウシはガスに飲まれ、目標物が見えずゴミデポ位置を通り越し探しに戻るはめに。。。誰もいないのだからトイレブースの裏とかもっと分かりやすいところにデポしておけば良かったな。。 ②真っ暗間近で幕営地に到着、テントを立てるか水汲みが先か・・・南沼までは雪も多少残っているようなので、一昨日テントを張っていた所にザックを置いて水汲みを先にします。顔まで洗って爽やかにポリタンクを手にぶらさげて・・・しかしこの間に暗闇も真っ白ガスに包まれ、花壇保護のロープが無かったらどっちがテント場かも分からない状態でGPSの世話になっていたことでしょう。しかし――トムラウシ山頂・オプタテシケ・北沼・温泉下山道の十字路の標識からはタコ足のように放射状にテント場が分散されているのが南沼の広い幕営地。。。どの方向がザックを置いた平地に繋がるのか分からず、、目検討で歩いていたらテント場を既に通り越しオプタテシケ方面の登山道を進んでしまっているようでした。気が付いて登山道を正確に戻り、一番近い幕営地、そこが私のザックの場所ですから。。多分テントを設営した後でも中で灯りを灯していない限り、見つけるのは困難だっただろう。テント場で迷子になったのが初めて。十分な燃料に食料、テントシュラフまであってテント場内で遭難とかあり得ん! ③5日前の天気予報でも最終日は強風予報となっておりましたので、気温は0℃としてもテントがバサバサ揺らされ気温は持っていかれるだろう、と多めに着込んで耳栓までして安眠を得ようを目を閉じたのでした。。が、夜中、暑くて目が覚めます。大汗かいて重くなったシュラフを背負って下りるんだわ、、と想像すると無意識にもズボンは膝まで、上着のフリースは両腕肩まで脱いで体の熱さましに努めていました。アイロンで半乾きにした靴下類もその際、貼り付けていた体から剥がれ落ちてシュラフ内に散在・・・几帳面なあたしにとってはもはや安眠どころではない散らかりようとなり、結局深夜過ぎお目目はぱっちり覚めてしまったのでした。思い出して耳栓を取ると、はるか上空では大風が旋回しているようですが、幕営地地上付近は無風状態で、、、こりゃ、熱がこもるわけです。ほんと、天気予報にふりまわされた5日間だったな。。。と苦笑。
大雪山系・旭岳・トムラウシ 夜中に降るものは無く、テントはからっとしていたので、空が白み始めるころにはテント撤収始めます。トムラウシ山頂も穏やかに見えていました。
夜中に降るものは無く、テントはからっとしていたので、空が白み始めるころにはテント撤収始めます。トムラウシ山頂も穏やかに見えていました。
大雪山系・旭岳・トムラウシ 有難いことに下山道、岩は乾いており、、、奇岩シルエットの合間をトムラウシ公園目指してゆっくり下山開始。
有難いことに下山道、岩は乾いており、、、奇岩シルエットの合間をトムラウシ公園目指してゆっくり下山開始。
大雪山系・旭岳・トムラウシ こんな枯れた草むらあったかな。。トムラウシ公園。
こんな枯れた草むらあったかな。。トムラウシ公園。
大雪山系・旭岳・トムラウシ 振り返りすっきりとトムラウシが姿を見せていたので一枚撮影。。しかしこんなにギンザンマシコが映っていようとは。。。
振り返りすっきりとトムラウシが姿を見せていたので一枚撮影。。しかしこんなにギンザンマシコが映っていようとは。。。
大雪山系・旭岳・トムラウシ 上空の風はあっても視界は悪くない、そんな下山の半日。
上空の風はあっても視界は悪くない、そんな下山の半日。
大雪山系・旭岳・トムラウシ あああ、オプタテシケがこんな間近だなんて。。。前トムより
あああ、オプタテシケがこんな間近だなんて。。。前トムより
大雪山系・旭岳・トムラウシ 山頂にこんな雲を溜め込んじゃって。。二ぺだろう?
山頂にこんな雲を溜め込んじゃって。。二ぺだろう?
大雪山系・旭岳・トムラウシ 朝陽に浮き上がる怪しさ、1898ピークかな?
朝陽に浮き上がる怪しさ、1898ピークかな?
大雪山系・旭岳・トムラウシ 前トムのナキウサギ、朝陽を有難がるのはなにも登山者ばかりじゃない――
前トムのナキウサギ、朝陽を有難がるのはなにも登山者ばかりじゃない――
大雪山系・旭岳・トムラウシ コマドリ沢を包む稜線を足早に雲が流れます。
コマドリ沢を包む稜線を足早に雲が流れます。
大雪山系・旭岳・トムラウシ コマドリ沢近辺でも日溜りにナキウサギが。。ここまでくると気温も暖か、風も当たらず、気持ちは半分下りきった気分です。
コマドリ沢近辺でも日溜りにナキウサギが。。ここまでくると気温も暖か、風も当たらず、気持ちは半分下りきった気分です。
大雪山系・旭岳・トムラウシ 有難い木道が延々と。。。こちらも乾いていて足運びが楽でした。下る方向は陽射しが暖かでも振り返るトムラウシは真っ黒な雪雲の中でそれが刻刻とおいらを追いかけてくるのさぁ・・・腰を下ろして足を休める時間すら節約するのでした。
有難い木道が延々と。。。こちらも乾いていて足運びが楽でした。下る方向は陽射しが暖かでも振り返るトムラウシは真っ黒な雪雲の中でそれが刻刻とおいらを追いかけてくるのさぁ・・・腰を下ろして足を休める時間すら節約するのでした。
大雪山系・旭岳・トムラウシ 冬来るなら温泉から歩くことになろう、、と短縮コースは選択肢にはありませんでしたが―――心底後悔するほど登りより下りが長く辛かったのです。
冬来るなら温泉から歩くことになろう、、と短縮コースは選択肢にはありませんでしたが―――心底後悔するほど登りより下りが長く辛かったのです。
大雪山系・旭岳・トムラウシ それでも短縮コースとの分岐以下はふかふか柔らかい林道ほどに歩きやすい傾斜だったのが救い。
それでも短縮コースとの分岐以下はふかふか柔らかい林道ほどに歩きやすい傾斜だったのが救い。
大雪山系・旭岳・トムラウシ 5日前より更に色艶やかになっているかな――ようやく温泉登山口へ。風呂から上がると車は雨に濡れていました。間一髪だったな。。。
5日前より更に色艶やかになっているかな――ようやく温泉登山口へ。風呂から上がると車は雨に濡れていました。間一髪だったな。。。
大雪山系・旭岳・トムラウシ 先日、鹿肉カレーを振舞ったら餃子パーティーするから――と下山日に有難いお誘いが。とにかく5日間粗食だからあたし食べるよーと予告をしておくと60個の大きな餃子を包んで待っていてくれた有難い同僚です。車の運転があるのでビールは飲まず、食べることに専念しました・・・半分は私の胃袋に入ったはず。しかし餃子とかラーメンとか、下山後の喝入れには最高のメニューですワ。

留守していた5日間の間に、どこよりも紅葉が美しくなっていた我が町に無事帰りついたのでした。待っているものは畑の収穫・掃除に月末の仕事。。。さて、次の好天に向けて張り切ってこ―――!
先日、鹿肉カレーを振舞ったら餃子パーティーするから――と下山日に有難いお誘いが。とにかく5日間粗食だからあたし食べるよーと予告をしておくと60個の大きな餃子を包んで待っていてくれた有難い同僚です。車の運転があるのでビールは飲まず、食べることに専念しました・・・半分は私の胃袋に入ったはず。しかし餃子とかラーメンとか、下山後の喝入れには最高のメニューですワ。 留守していた5日間の間に、どこよりも紅葉が美しくなっていた我が町に無事帰りついたのでした。待っているものは畑の収穫・掃除に月末の仕事。。。さて、次の好天に向けて張り切ってこ―――!

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