杢蔵山→八森山/山屋口

2022.10.16(日) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
8 時間 41
休憩時間
1 時間 14
距離
20.3 km
のぼり / くだり
1653 / 1649 m
5
1 27
20
1 8
1 8
1 5
56
14
19
51
3

活動詳細

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神室逍遥。 秋、深まりました。 一時でも目を離したら大切な瞬間を取りこぼしそうな…と、神室の役内周回を歩きながら考えていたのが二週間前。そして10月も半ばとなった今、確かにその瞬間に立ち会うことになりました。 杢蔵から八森を覆う広葉樹は一気にその色を変え、一週間前とは別物の秋色を纏っていました。一日中快晴といった僥倖に恵まれることはありませんでしたが、暖色に染め変えられた山襞を堪能するには十分な光を貰えた一日でした。あれほどまでに通った鳥海でさえ、綺麗な写真を探して数年前のフォルダにアクセスすることは少なくありません。ならばこの神室も、天候に恵まれた本当の絶景を捕らえるには、何年もの時間と併せて「運」すらも必要なのでしょうね。 都合九日の日帰りを重ねて169kmの距離を歩き、主稜線の全部と大半の登山道を歩くことができました。これもすべては、この山を常日頃から愛し、歩き続けている皆さんのお陰だと改めて思う次第です。蒲沢口や大又口が「落ち穂拾い」のようにひっそりと残っていますが、これはおいおい歩くことに致しましょう。

杢蔵山・八森山 今日も今日とて山屋登山口から入っていきます。
今日も今日とて山屋登山口から入っていきます。
杢蔵山・八森山 ほんの一週間という時の流れと、晴れた空。それが先日との差異になりました。
ほんの一週間という時の流れと、晴れた空。それが先日との差異になりました。
杢蔵山・八森山 下部の木々は未だ青さを湛えておりました。
下部の木々は未だ青さを湛えておりました。
杢蔵山・八森山 しかし、30人クラスの巨大パーティーを追い越しながら少しずつ標高を上げていきますと…
しかし、30人クラスの巨大パーティーを追い越しながら少しずつ標高を上げていきますと…
杢蔵山・八森山 いつしか頭上は秋の色に覆われていました。
いつしか頭上は秋の色に覆われていました。
杢蔵山・八森山 先週は触れることのなかった小屋に、今回は立ち寄ってみました。ここでmasaruさんにお声がけいただきました。ありがとうございます。
先週は触れることのなかった小屋に、今回は立ち寄ってみました。ここでmasaruさんにお声がけいただきました。ありがとうございます。
杢蔵山・八森山 杢蔵本峰への森の中は、まさにイエロールームへと変貌を遂げていました。
杢蔵本峰への森の中は、まさにイエロールームへと変貌を遂げていました。
杢蔵山・八森山 ヤマルリトラノオの咲く笹帯から下を眺めると、白い枝を露わにしつつある森が見えました。
ヤマルリトラノオの咲く笹帯から下を眺めると、白い枝を露わにしつつある森が見えました。
杢蔵山・八森山 期待に胸を膨らませながら窓をくぐっていくと、
期待に胸を膨らませながら窓をくぐっていくと、
杢蔵山・八森山 ツートンカラーの非対称山稜が現れました。とてもよく踏まれた歩き易い道です。
ツートンカラーの非対称山稜が現れました。とてもよく踏まれた歩き易い道です。
杢蔵山・八森山 杢蔵山に到達した時点では、八森は軽い雲を被っていました。
杢蔵山に到達した時点では、八森は軽い雲を被っていました。
杢蔵山・八森山 しかし、ほどなくして青空の下、秋の光を浴びた八森と対峙することになりました。今日はそっちまで行きますからね。
しかし、ほどなくして青空の下、秋の光を浴びた八森と対峙することになりました。今日はそっちまで行きますからね。
杢蔵山・八森山 とても気分が良いです。風がなかったとは言いませんが、光があれば良いのです。
とても気分が良いです。風がなかったとは言いませんが、光があれば良いのです。
杢蔵山・八森山 デカくて重いその八森に心を奪われ、同じような写真を大量に撮りながら、半ば夢遊病のように足を回すだけの時。
デカくて重いその八森に心を奪われ、同じような写真を大量に撮りながら、半ば夢遊病のように足を回すだけの時。
杢蔵山・八森山 折角なので寄ってみました。いるんでしょ?クマさんカモシカさん。もしもーし?
折角なので寄ってみました。いるんでしょ?クマさんカモシカさん。もしもーし?
杢蔵山・八森山 経路展開は先週に同じく、左の尾根から回り込んで八森に向かいます。杉や笹の常緑性が、秋色のコントラストを際立たせているようでした。
経路展開は先週に同じく、左の尾根から回り込んで八森に向かいます。杉や笹の常緑性が、秋色のコントラストを際立たせているようでした。
杢蔵山・八森山 杢蔵北斜面。ここは相変わらずの陰鬱を保っていました。馴染みのある緑が、少しホッとします。
杢蔵北斜面。ここは相変わらずの陰鬱を保っていました。馴染みのある緑が、少しホッとします。
杢蔵山・八森山 振り返っての杢蔵北東面。滑走の標的にしたら、どうやって帰ればいいのでしょう…?
振り返っての杢蔵北東面。滑走の標的にしたら、どうやって帰ればいいのでしょう…?
杢蔵山・八森山 ところで、鳥海の調子はどうでしょうか?風は強すぎやしませんでしたか??
ところで、鳥海の調子はどうでしょうか?風は強すぎやしませんでしたか??
杢蔵山・八森山 さて、分岐点で一休みしましょう。気温と風速の都合もあって、着たり脱いだりが忙しい一日でした。
さて、分岐点で一休みしましょう。気温と風速の都合もあって、着たり脱いだりが忙しい一日でした。
杢蔵山・八森山 食欲の秋。ザックの中で潰れたパンケーキ、映えはなくとも腹には溜まる。それでいいんです。
食欲の秋。ザックの中で潰れたパンケーキ、映えはなくとも腹には溜まる。それでいいんです。
杢蔵山・八森山 個体差レベルで色が異なる、そんな遷移の一時を歩いています。
個体差レベルで色が異なる、そんな遷移の一時を歩いています。
杢蔵山・八森山 一杯森山頂に到着しました。今日は確かに視界良好でした。
一杯森山頂に到着しました。今日は確かに視界良好でした。
杢蔵山・八森山 ほぼ全部歩いたから、大体知ってる。そんな満足感が徐々にカラダを満たしていきます。
ほぼ全部歩いたから、大体知ってる。そんな満足感が徐々にカラダを満たしていきます。
杢蔵山・八森山 いつものように、小さなアップダウンが続きます。
いつものように、小さなアップダウンが続きます。
杢蔵山・八森山 一つ一つのピークに、それぞれの彩りがありました。
一つ一つのピークに、それぞれの彩りがありました。
杢蔵山・八森山 ふと振り返ると、岩盤露出とのコラボも見られました。
ふと振り返ると、岩盤露出とのコラボも見られました。
杢蔵山・八森山 一つの課題が終わろうとするその瞬間に、独特の「寂しさ」がやっぱりありました。
一つの課題が終わろうとするその瞬間に、独特の「寂しさ」がやっぱりありました。
杢蔵山・八森山 そして遂に、私の「神室逍遥」が繋がりました。
そして遂に、私の「神室逍遥」が繋がりました。
杢蔵山・八森山 この秋色の上に、完璧な青空を載せてみたい…それが嘘偽りのない気持ちです。でも、たったの一年で、そこまでを期待するのも無理がありますよね。
この秋色の上に、完璧な青空を載せてみたい…それが嘘偽りのない気持ちです。でも、たったの一年で、そこまでを期待するのも無理がありますよね。
杢蔵山・八森山 それでは八森に向かいましょう。彩度に優れる赤や黄色があったようですが、少し遅かったのかもしれません。
それでは八森に向かいましょう。彩度に優れる赤や黄色があったようですが、少し遅かったのかもしれません。
杢蔵山・八森山 この道は、いつか来た道。ホッとする道です。
この道は、いつか来た道。ホッとする道です。
杢蔵山・八森山 視線を左にやると、亀割山へと続く尾根が走っています。
視線を左にやると、亀割山へと続く尾根が走っています。
杢蔵山・八森山 そうして、八森山頂に至りました。
そうして、八森山頂に至りました。
杢蔵山・八森山 下山路でもサービスタイムがありました。日射を貰った紅葉の斜面はオレンジに染め上げられました。
下山路でもサービスタイムがありました。日射を貰った紅葉の斜面はオレンジに染め上げられました。
杢蔵山・八森山 登山道は曲沢を渡ります。水が綺麗で、不思議と落ち着く小さな河原でした。
登山道は曲沢を渡ります。水が綺麗で、不思議と落ち着く小さな河原でした。
杢蔵山・八森山 丁度いいタイミングでしたから、沢水で食事としました。秋は本当にお腹が空きます。
丁度いいタイミングでしたから、沢水で食事としました。秋は本当にお腹が空きます。
杢蔵山・八森山 さて、雲が徐々に重さを増してきました。天気予報通りですね。
さて、雲が徐々に重さを増してきました。天気予報通りですね。
杢蔵山・八森山 それでも前杢蔵まで降りてきたら、西日を貰うことができました。
それでも前杢蔵まで降りてきたら、西日を貰うことができました。
杢蔵山・八森山 最後に三角山付近から振り返って、今日の山ともお別れです。
最後に三角山付近から振り返って、今日の山ともお別れです。
杢蔵山・八森山 三角山のアンテナ施設群の脇から、林道を歩いて帰りました。
三角山のアンテナ施設群の脇から、林道を歩いて帰りました。
杢蔵山・八森山 朝は7台あったのに、皆さんキッチリ帰られましたね。お疲れ様でした。
朝は7台あったのに、皆さんキッチリ帰られましたね。お疲れ様でした。
杢蔵山・八森山 現有夏道の取りこぼしは、そのうち回収します。
現有夏道の取りこぼしは、そのうち回収します。

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