金剛山(釜谷中(うさぎ谷)↑↓)

2022.10.15(土) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
2 時間 13
休憩時間
5
距離
2.7 km
上り / 下り
256 / 249 m

活動詳細

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上り 釜谷中ルート(うさぎ谷) 下り 釜谷中ルート(うさぎ谷) 今週は釜道中ルート。別名「うさぎ谷」。 以前も書きましたが、釜谷系統の登山ルートは、主要なルートとして4つあります。西から順に、①釜谷ルート、②釜谷道ルート、③釜谷中ルート(うさぎ谷)、④釜道ルート。似たような名前ばかりで紛らわしいので、便宜的に①〜④の番号を付しました。今回は③釜道中ルート(うさぎ谷)を登りました。 ①釜谷ルートと③釜谷中ルート(うさぎ谷)は、熟練の方以外にはオススメできません。いや、熟練の方にもオススメできません。土地勘のない方が興味本位で谷に入ると大変なことになりますので、土地勘とそれなりの覚悟?がある方のみが対象かなと思います。 それに対して、②釜谷道ルートと④釜道ルートは、全般的にみて危険な箇所が無いルートです。踏み跡はしっかりしており、夏草が通行の妨げになるような事態もあまりありません。ただし、市販の登山地図や登山アプリにはルートが掲載されていないので、事前にしっかりと予習をしてチャレンジしてください。 ②釜谷道ルートは尾根筋を通るため、釜谷尾根、あるいは、釜尾根(カマ尾根)などと呼ばれることもあるようですが、それとは別に、④釜道ルートを釜谷尾根と表記する例もあり、やや混乱気味です。 本日のルートは、②釜谷中ルート(うさぎ谷)です。はっきり言って、歩けないほどに荒れています。1〜2年前に谷筋の間伐が行われた後、間伐によって発生した大量の木材(枝材)が、谷筋とその両側の斜面に堆積しています。このため、従来からの踏み跡がすべて消失しています。道が判別できません。GPS機能を使って他の登山者の軌跡をトレースしながら、昔の踏み跡と赤いテープを探しつつ歩くことをオススメします。3年以上前の古いデータよりは、ここ1〜2年の新しいデータを参考にされる方がよいと思います。 本日は、うさぎ谷の標高700m地点付近から谷を離脱して、南西の方角へ進み、うさぎ谷本流の西側(南側)にある支流の谷をトラバースした後、釜谷道ルート(釜尾根)の標高720m付近に至るエスケープルートを辿りました。間伐材の堆積が激しく、また、夏草や山薔薇が生い茂っており、非常に厳しいルートです。本日は、時間の都合により山頂はめざさず、釜谷道ルート(釜尾根)への合流後、同じ道を引き返して地形の復習をしました。 このエスケープルート以外にも、うさぎ谷の標高670m付近から谷を離脱して、真南の方向へ進み、釜谷道ルート(釜尾根)の標高700m付近に至るエスケープルートもあります。ルートとしてはこちらの方が難易度が低いようです。 yamapで他の方の活動記録を見ると、うさぎ谷の谷筋を最後まで上り詰めて源流に至り、そのまま松の木ルートに合流する強者の方もいらっしゃるようです。また、標高700m付近からのエスケープルートの途中から南東へ向きを変えて、支流の谷をトラバースすることなく、松の木ルートの標高800m付近に合流している方もいらっしゃいます。もう少し勉強してから、草木が枯れる冬前頃(積雪前)に再チャレンジしてみたいなと思います。

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