恵那さん

恵那山と聞くと、かつて一緒に山登りを始め、今は異国の地でランタンを飛ばしている同期(語弊しかない)の奥さんを思い出します。 「I❤️ENA 」ティーシャツでもあれば、その同僚に送ってやろうと思っていたのですが、そんな物はありませんでした。 というわけで、今回登ったのは岐阜と長野の県境にドンと聳える恵那山です。 金曜日の夜に名古屋駅からレンタカーで広河原登山口駐車場まで行き、そこで車中泊をしました。 駐車場にはトイレはありますが、水はありませんでした。 翌朝、暗いうちから出発です。山登りの後、南木曽の方でキャンプをする予定なので、かなり早めのスタートです。 駐車場から登山口までは所々舗装された林道を緩やかに登ります。 登山口から川を渡るといよいよ登りの始まりです。急登を一気に登ります。木々の深い森の中を歩くので、眺望はほぼありません。 急登を終えると右手奥に恵那山頂が少しだけ顔を覗かせます。この辺りから笹原になってきますので、少しだけ景色がひらけます。 伊那谷に雲海が広がり、その奥に南アルプス。この景色が今回のハイライトです。 良い景色を見れたのも束の間で、そこからは笹との格闘が待っていました。 大きく育った笹が登山道に迫り出してきていて、掻き分けて進みます。笹についた朝露が尽く我々の服を濡らします。笹原を抜けた頃には「雨降ってた？」ってくらいびしょびしょになりました。。 笹原を抜けると山頂まではあと一息です。 相変わらず森は開けず、眺望の少ない道を歩き進めると、山頂にある展望台が見えました！とうちゃこです。 何も見えないで有名なこの展望台ですが、本当に何も見えませんでした…笑 ここが山頂かーと満足していたのですが、実はこの展望台があるのは2,190mの地点で、恵那山の最高点2,191mはもう少し先に行ったところにあります。 少し下って、避難小屋のそば過ぎ、もう少し歩くと最高点です。超地味です笑 最高点も踏めたので満足し、いそいそと下山です。 スタートが早かったので、下山の際には多くの方々とすれ違いました。 下り切って、駐車場に着くと、今朝とは違い満車で路駐の車もちらほら。さすがは百名山です。 その後、温泉に入り、南木曽のあたりでキャンプをして、中津川で『すや』の栗きんとんを買い、各々帰路につきました。 ℹ️情報まとめℹ️ (事前に各々でお調べください) 交通🚞 ○名古屋駅〜広河原登山口 車で2時間ほどでした。24時過ぎごろに到着しました。 山荘、テント場🏕 ○恵那山頂避難小屋 山頂にある避難小屋です。中は見ていないですが、結構きれいでした。 登山道⛰ ○広河原登山口〜山頂 林道を抜けると急登になります。その後、笹原を抜けるのですが、朝露でビショビショになりました。危険箇所は特にはありません。 温泉♨️ ○昼神温泉　湯ったり〜な昼神 広河原登山口駐車場から20分ほどのところにある公共温泉。料金は大人620円。露天風呂とサウナもあります。