活動データ
タイム
03:58
距離
8.2km
のぼり
554m
くだり
549m
活動詳細
すべて見る今年も早いもので、余すところ2ヶ月と少しとなりました。年末のご挨拶には時期尚早ですが、例年にも増して、ほんと、新幹線のごとく超スピードでの1年でした。もう年末と正月の足音がすぐそこまで聞こえてくるようです。 今年も例年同様に、山行きにつきましては天候不順に悩まされました。それに加えて、個人的には加齢による体調異変で、6月末から7月上旬まで、心ならずもホスピタル遠征を強いられてしまいました。そのせいで、夏山遠征を諦めざる得ない状況になったのは、誠に残念なことでありました。その折には、「もう登山はできないかもしれない?」などと、若干自暴自棄的な気持ちに捕らわれましたが、トレーニングを再開してみると、脚力も体調も心配された以上に早期に回復し、「この分なら秋山遠征も大丈夫?」と、気持ち的にも充実して参りました。 ということで、9月24日頃から遠征開始の予定で準備を進めておりましたが、9月20日に急な腰痛(寝返りもできないような)が発症しましたので、この予期せぬアクシデントが落ち着くまで、とりあえず延期とすることにいたしました。実を申しますと、この腰痛は1~2年周期で不定期に起こっておりました。しかし、1週間ほどで、ウソのように治癒しておりましたので、10日もすれば出発できるだろうと、ストレッチなどの処置を施しながら様子を見ておりました。 今回の腰痛、やはり加齢のためか1週間で治癒はムツカシク、登山に差し障りがなくなるまでに2週間ほどかかりました。結果的には、「遠征に行けるようになった」と実感できましたのは10月5日頃で、この時期の出発は今までありませんので、「もう遅すぎではないか?」と出発を迷いましたが、ここで、遠征を中止してしまうと、百名山踏破の目標(実際はムリかもしれない)も終わってしまいますし、これから先の目標や生き甲斐もなくなってしまいそうな(大げさな~!!)気がしましたので、お天気とも相談しながら、やっと重たくなった腰を10月9日から上げることになりました。 残り百名山が17峰、百名城は20城、どこまで縮めることができるかわかりませんが、とにかく、登山とお城を楽しむという意識を再認識しながら、また、好天気と暖かい日が続きますようにと祈りながら、自宅を出発しました。 詳しくは、恥かしながら以下をご笑覧ください。 1)対象のお山&お城(◯は当レポートの対象となるお山&お城) お山 : ・丹沢山 (84/100) ◯金峰山 (85/100) ・八ヶ岳(赤岳) (86/100) ・甲武信ヶ岳 (87/100) ・雲取山 (88/100) ・草津白根山 (89/100) お城 : ・山中城 (81/100) ・小田原城 (82/100) ◯甲府城 (83/100) ◯武田氏館 (84/100) ・川越城 (85/100) ・八王子城 (86/100) 2)行程 ・第1日目: 2022年10月9日(日) 曇り 自宅(8:00)~山陽道~~601㎞龍野西SA(16:15)~名神道一部渋滞~806㎞多賀SA(19:40仮眠) ・第2日目: 2022年10月10日(月) 雨 多賀SA(6:30)~新東名他~~1135km山中城(11:05/12:45)~箱根等一般道~1163㎞小田原城(13:40/15:00)~1190㎞秦野天然温泉さざんか(¥850 16:00/17:30)~1215㎞東名上り中井PA(19:00仮眠) ・第3日目: 2022年10月11日(火) 晴れ 東名上り中井PA(6:20)~小田急秦野駅~菩提峠(7:30)~丹沢山~菩提峠(18:15)~天然温泉さざんか(¥750 19:30/21:00)~1292㎞東名上り中井PA(22:30仮眠) ◯第4日目: 2022年10月12日(水) 曇り 東名上り中井PA(8:00)~中央道他~1417㎞甲府城(10:20/12:30)~1421㎞武田氏館(12:45/13:20)~イオンモール甲府昭和~1440㎞道の駅とよとみ(18:00仮眠) ◯第5日目: 2022年10月13日(木) 曇り 道の駅とよとみ(8:30)~イオンモール甲府昭和~1454㎞山梨桜湯(¥500~/13:30)~1511㎞大弛峠(標高2300m15:20宿泊) ◯第6日目: 2022年10月14日(金) 晴れ 大弛峠(6:00)~金峰山~大弛峠(10:50)~1542㎞山梨市はやぶさ温泉(¥700 12:30/13:30)~一般道~1619㎞赤岳山荘駐車場(15:40宿泊) ・第7日目: 2022年10月15日(土) 晴れ 赤岳山荘駐車場(6:15)~八ヶ岳赤岳 ~赤岳山荘駐車場(15:00)~1636㎞河童の湯(¥400 16:00/17:05)~1662㎞道の駅こぶちざわ(17:45仮眠) ・第8日目: 2022年10月16日(日) 晴れ 道の駅こぶちざわ(7:30)~一般道・高速~1848㎞川越城他(13;15/14:45)~コインランドリー(15:15/16:40)~1863㎞道の駅いちごの里よしみ(17:15仮眠) ・第9日目: 2022年10月17日(月) 小雨 道の駅いちごの里よしみ(7:00)~~1920km八王子城(9:55/13:25)~~1938㎞アパホテル八王子西(14:55宿泊) ・第10日目: 2022年10月18日(火) 曇り アパホテル八王子西(8:15)~~中央道~~2040㎞イオンモール甲府昭和(11:00/13:30)~一般道~2108㎞毛木平登山口駐車場(15:30仮眠) ・第11日目: 2022年10月19日(水) 晴れ 毛木平登山口駐車場(6:00)~甲武信ヶ岳 ~毛木平登山口駐車場(14:00)~増富の湯(定休日)~2184㎞山梨桜湯(¥500~/16:15)~2191㎞道の駅とよとみ(18:00仮眠) ・第12日目: 2022年10月20日(木) 晴れ 道の駅とよとみ(8:30)~~2197㎞イオンモール甲府昭和(8:50/12:45)~一般道~2265㎞丹波山村村営駐車場(15:15仮眠) ・第13日目: 2022年10月21日(金) 晴れ 丹波山村村営駐車場(5:30)~雲取山~丹波山村村営駐車場(14:00)~2275㎞丹波山温泉のめこい湯(¥900 14:30/16:00)~関越道他~2396㎞上里SA(19:15仮眠) ・第14日目: 2022年10月22日(土) 曇り 上里SA(6:40)~関越道他~2487㎞石津硫黄鉱山跡登山口(8:30)~草津白根山~石津硫黄鉱山跡登山口(13:20)~2508㎞道の駅六合くつろぎの湯(¥400 14:20/15:50)~一般道~2565㎞道の駅みまき(17:25仮眠) ・第15日目: 2022年10月23日(日) 晴れ 道の駅みまき(6:00)~一般道~2737㎞馬籠宿(10:25/11:40)~関ヶ原IC(15:45)~新名神道他~3048㎞三木SA(18:35/20:00)~山陽道~3163㎞吉備SA(21:20仮眠) ・第16日目: 2022年10月24日(月) 晴れ 吉備SA(6:10)~山陽道他~3226㎞福山SA(7:00)~3459㎞美東SA(10:50)~熊本IC(14:55)~3700㎞自宅(16:00) (※)走行距離は累積値で表示しております。 3)感想等 当レポートの感想 : 丹沢山が終わった翌日、甲府市へ移動。これから山梨県界隈を中心に、お城2つ、お山を4つ頑張る計画です。何とかお天気が上手くつながってくれることを祈るばかりです。しかし、10/17~10/18両日お天気がクズれる予報で、停滞を強いられる可能性が高いので、どうしようかと迷っていました。そのようなことを考えながら、まずは、甲府市の100名城2城を訪れました。 まずは甲府城、戦国大名武田氏の滅亡後、豊臣秀吉の命により築城が始められ、浅野長政・幸長父子によって完成したとのこと。また、関ヶ原の戦い以降は徳川家の居城となり幕末まで存続。甲府城は江戸時代の初めは、徳川将軍家一門が城主となる特別な城でしたが、その後に祖先が甲斐出身で側用人の柳沢吉保が城主となり、大名の城として最も整備され、城下町とともに大きく発展したとのことです。甲府城の石垣は、よそから運んだものではなく、城郭が立つ一条小山や近くの山から切り出された安山岩?だそうで、効率よく野面積みの工法が用いられました。天守台、その他の石垣も立派ですね。また、すぐ近くの武田氏館、武田信玄の父、武田信虎が築いた武田氏の本拠で、一般的には「躑躅が崎館」(つつじがさきのやかた)の呼び名で親しまれています。大正8年(1919)に武田神社が創建された場所は、信虎、信玄、勝頼の武田氏三代が居住し、政務を執り行った館の中心だったとのこと。しかし、武田氏館は、現在祠が中心のようで、当時を偲ぶものが少ないのは残念だった。 10/12はお城訪問で終わって翌日金峰山に登頂するつもりでしたが、お天気が芳しくなく、10/13は終日停滞ということになりました。翌日14日のお天気は良好との予報でしたので、13日午後から登山口となる大弛峠(おおだるみとうげ)へ移動しました。標高2300mを超える大弛峠、甲府市内から遠かったですね、ほぼ一本道ですが、何度もため息をつくくらい長いスーパー林道でした。大弛峠、休日は九重の牧ノ戸峠を彷彿とするくらいの車の多さと聞いていますが、さすがにウィークデイ、駐車場も空いていました。今夜は、この峠で車中泊しますが、10台近くはいたでしょうか。それはさておき、暗くて分かりませんが、車はドップリ夜露に濡れて、ガスの中だったと思います。また、寒かったですねぇ~。今回の遠征で一番寒い夜でした。 10/14となりました。昨晩とはうって変わって、凍える朝ですが、青空が見えています。いい天気になりそうです。登山口を6時に出発、登山道はよく整備されていて、累積標高差も500mを超えるぐらい、これならファミリー登山にもピッタリのお山と思いました。冷たい朝の中、汗もかかずに快適な登山でした。お天気は徐々に回復基調、まだ雲が残っているせいか、富士山の眺望はいま一つでした。しかし、昨年登りました、すぐお隣の瑞牆山、バッチリ見えておりました。八ヶ岳やその他の山なみ、西側の眺望はよかったですね。明日の赤岳登山のため、赤岳山荘まで移動する予定ですので、山頂も早々に退散しました。時間があれば五丈岩のまわりなど、ユックリできなかったのが心残りでした。
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