活動データ
タイム
07:04
距離
10.6km
のぼり
1357m
くだり
1359m
活動詳細
すべて見る【前置き】 ※前置きから長いです。 前回、予定していた山を、「好天」予報で白山に変更した。 今回、前回に行かなかった山で予定していたが、登山日から数日が「晴れ」予報なのを見て、行き先を三ノ峰に変更した。前回の白山で、別山を見て「今年のうちにもう1回、別山行きたい」と思ったのと、この先、刈込池が紅葉シーズンに入ると上小池駐車場が激混みするため、「その前に」と思ったのもあり。 寝坊した。 自宅4時出発の予定が、目が覚めたら4時半過ぎ。 別山往復で10時間かかる私にとって、出発1時間遅れはかなり厳しい。越前三ノ峰と御舎利山を諦めるつもりで5時に自宅を出発。 天気は「晴れ」予報。 「晴れ」予報だからか、8号線は霧。 それがなぜか、福井市内に入ると(私は越前市)、小雨w 「えっ?」w すぐやんだが、その後も霧は晴れず、大野市内では、道路沿いの住宅も見えないほどの濃霧。しかも「荒島の郷」付近ではフツーに「雨」w 「えっ?、えっ?」w その雨も、荒島の郷を過ぎ、山の中に入るとすぐにやみ、あれだけ濃かった霧も無くなった(低く垂れ込めてた霧より高いところへ抜けた)。 順調に車を走らせ、とある橋のところで、ふと目に入った工事案内看板に、 「鳩ヶ湯より先、通行止め」。 「えっ?」w 「そ、そんなこといっても、柵の横からすり抜けて、上小池まで行けるんじゃ?」 という、淡い期待というか、諦め切れない自分へのごまかしというかw 結局、その後も、お猿さんファミリーがなかなか道をあけてくれない細いクネクネ道を延々と進み、鳩ヶ湯まで来て、そこの小さい橋の手前が完全に塞がれてるのを見て、降参。 自宅から80kmほど走ってきて、上小池駐車場まであと7~8km、というところで、失意のUターンw 大通りまで降りてきたところで、目的地を、そこから約1時間の、もともと行く予定だった山に変更して、大野市街方面へ向かって出発。 が、そこでふと・・・。 「ん?、ここ『西勝原』?、・・・ん・・・?」 で、登山口が、そこから10分弱の荒島岳(勝原ルート)に変更w 【本題】 勝原登山口の駐車場に着いたのは7時。 自分的に荒島岳は、結構、心の準備が要る山だが、三ノ峰を登る目的の一つが「がっつりした登りを登る」だったことを考えれば、荒島岳でも「相手にとって不足なし」w 今日も「訓練」で12kgを背負って出発。 もともとが「三ノ峰」だったので、それ用の水分と、別山山頂を想定して上着とかも入ってたし。 最初のコンクリート坂を休まず一気に登り、 「登山口」までのキツい登りを約30分、黙々と登り、 ようやく着いた「登山口」からは樹林帯の中へ。 荒島岳、いい山だw この山の、この緑がいい。 結構勾配のキツい登りが続くが、周囲の緑がいい。 ブナの森の中に一本道で続く階段がいい。 小荒島岳へ向かうなだらかな道中のブナの森がいい。 「白山ベンチ」からの白山・別山はハッキリ見えた。真ん中の木は邪魔だったけどw 行くつもりだった別山は、今日もカッコいい。 「あっちも良い天気なんだろうなぁ」。 白山ベンチを過ぎると、また登りが続く。 でもブナの木々がキレイで、登りも嫌いじゃないから、良い気分で登れた。 紅葉はまだ先。 幾分なだらかな緑の中の「深谷ノ頭」を越え、また急登を登り、シャクナゲ平に到着。 いつも荒島岳は「山頂で昼ご飯」で逆算して8時頃に登り始めるが、今日は結果的にそれより1時間くらい早く登り始めてるので、先に小荒島岳へ向かう。 どのみち、ここまでのハードな登りの後で、小荒島岳往復で脚をクールダウンしたいのもあり。 シャクナゲ平から小荒島岳の間は、比較的なだらかな道が多く、キレイなブナの森を抜けて、小荒島岳山頂に到着。 眺望はバッチリ。 荒島岳、どーん。 白山、どーん。 経ヶ岳、どーん。 部子山、どーん。 能郷白山、どーん。 御嶽山の山頂部は雲がかかっていたが、乗鞍岳は裾野までハッキリ見えてたから、今日の山頂からの眺望も期待できそう。 誰もいない小荒島岳山頂で眺望を楽しみ、小休憩して、荒島岳へ向かう。 「荒島岳へ」っていうより意識としては「もちが壁へ」だったかなw もちが壁は、黙々w あまり足を止めたり休んだりすると却ってしんどいので、黙々と登った。 でもキツい。「勾配が」というより「段差が」かな。 登り切って、無事に荒島岳山頂に到着。 先客は10人ほど。 眺望は、雲が出てきていたが、良好。 荒島岳は登山を始めて5回目だが、今回初めて、この山頂から槍ヶ岳と穂高連峰が見えた。残念ながら御嶽山は雲がかかったままだったが、乗鞍岳は見えた。 白山は、最初は見えていたが、雲がかかり始め、下山開始の頃には雲の中。 山頂の標柱周辺は賑わっていたので、一段低い、広いスペースに腰を降ろして昼ご飯。 山頂には1時間弱、滞在した。時折、陽が射すと暑くも感じたが、風は無風で、肌寒くはなく快適だった。 下山は黙々と。 下山時にはもう「曇り」の時間帯が多かったけど、どのみち、もちが壁から下は、ほぼ樹林帯の中。中盤で、ブナの緑に足を止めたことは何回かあったけど、あとは黙々と下った。 でもやっぱり、「登山口」を過ぎてから駐車場までの下りは、集中力が切れるw 道中、階段を含め段差が大きいところが多いので、下山の終盤時には足の疲労を感じた。 最後のコンクリート坂は、自分的には走った方が楽なので、小走りで駆け下りて、無事、下山完了。 お疲れさん。。 ★天気は、「曇り時々晴れ のち 曇り一時晴れ」。 どのみち、もちが壁を越えるまで、ほぼ樹林帯の中なので、陽が射しても木洩れ陽程度だが、午前中は、数少ない眺望ポイントでは白山もキレイに見えていた。 山頂で昼ご飯を食べてた辺りから雲が湧き上がり、白山も雲に隠れ、下山時は「曇り」に。 ★気温は、 ・朝7時過ぎの駐車場→18℃。 ・「白山ベンチ」→16℃。 ・小荒島岳山頂→24℃(晴天)。 ・シャクナゲ平→21℃。 ・荒島岳山頂→22℃。 ・下山の「深谷ノ頭」→16℃(曇天)。 ・トトロの木→17℃ ・「登山口」→18℃。 ・14時半の駐車場→24℃。 小荒島岳山頂のみ、遮る物のない晴天。 荒島岳山頂は、無風で曇り時々晴れ。 20℃前後の中での登山だったが、汗はダラダラ。暑かった。 ★服装は、長袖+半袖Tシャツの重ね着で、基本は袖を捲った「半袖」。 あ、下は履いてました。 登り始めは袖を下ろして「長袖」だったが、コンクリート坂を登り始めた数分の間で、もう暑くて「半袖」に。 その後は一度も袖を下ろさず。山頂も無風で肌寒くもなく。 ★水分補給は、 ・荒島岳の前に向かった小荒島岳山頂までで麦茶1本。 ・山頂でコーヒー、カップ1杯。 ・下山の、深谷ノ頭辺りまででアクエリアス1本。 ・下山完了まででアクエリアス1本弱。 ★エネルギー補給は、 ・道中、塩キャラメルと塩飴、随時。 ・山頂でカップヌードル・シーフード(普通サイズ)と羊羹とゼリー。 ★画像データ時刻や個人的ログからのタイム。 ●駐車場〜荒島岳山頂 → 4時間。 ※小荒島岳往復含む。 ・駐車場〜コンクリート道完登→7分。 ・コンクリート道完登〜「登山口」→31分。 ・「登山口」〜シャクナゲ平→1時間32分。 ・シャクナゲ平〜小荒島岳→22分。 ・小荒島岳→ 14分。 ・小荒島岳〜シャクナゲ平→18分。 ・シャクナゲ平〜もちが壁完登→42分。 ・もちが壁完登〜山頂→14分。 ●山頂→54分。 ●荒島岳山頂〜駐車場 → 2時間11分。 余談ですが、この日は、父の月命日でした。 そう思いながら登ってる時に、ふと。 その昔、小学生の頃、地元の山岳会の「市民ハイキング」で荒島岳に登って、その下山時に、タケちゃんマンの替え歌で、「荒島岳を登る父」の歌を唄って下りてきたシーンを思い出しましたw 近くにいた若いお姉さんに褒められて浮かれてw 今の自分に当てはめて考えると、当時の周囲の方は、さぞうるさかったことでしょうw この場を借りてお詫びいたしますw
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