荒島岳(勝原ルート)

2022.10.13(木) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
7 時間 4
休憩時間
1 時間 14
距離
10.6 km
のぼり / くだり
1357 / 1359 m
1 32
29
13
49
9
6
23
19
1 4

活動詳細

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【前置き】  ※前置きから長いです。 前回、予定していた山を、「好天」予報で白山に変更した。 今回、前回に行かなかった山で予定していたが、登山日から数日が「晴れ」予報なのを見て、行き先を三ノ峰に変更した。前回の白山で、別山を見て「今年のうちにもう1回、別山行きたい」と思ったのと、この先、刈込池が紅葉シーズンに入ると上小池駐車場が激混みするため、「その前に」と思ったのもあり。 寝坊した。 自宅4時出発の予定が、目が覚めたら4時半過ぎ。 別山往復で10時間かかる私にとって、出発1時間遅れはかなり厳しい。越前三ノ峰と御舎利山を諦めるつもりで5時に自宅を出発。 天気は「晴れ」予報。 「晴れ」予報だからか、8号線は霧。 それがなぜか、福井市内に入ると(私は越前市)、小雨w 「えっ?」w すぐやんだが、その後も霧は晴れず、大野市内では、道路沿いの住宅も見えないほどの濃霧。しかも「荒島の郷」付近ではフツーに「雨」w 「えっ?、えっ?」w その雨も、荒島の郷を過ぎ、山の中に入るとすぐにやみ、あれだけ濃かった霧も無くなった(低く垂れ込めてた霧より高いところへ抜けた)。 順調に車を走らせ、とある橋のところで、ふと目に入った工事案内看板に、 「鳩ヶ湯より先、通行止め」。 「えっ?」w 「そ、そんなこといっても、柵の横からすり抜けて、上小池まで行けるんじゃ?」 という、淡い期待というか、諦め切れない自分へのごまかしというかw 結局、その後も、お猿さんファミリーがなかなか道をあけてくれない細いクネクネ道を延々と進み、鳩ヶ湯まで来て、そこの小さい橋の手前が完全に塞がれてるのを見て、降参。 自宅から80kmほど走ってきて、上小池駐車場まであと7~8km、というところで、失意のUターンw 大通りまで降りてきたところで、目的地を、そこから約1時間の、もともと行く予定だった山に変更して、大野市街方面へ向かって出発。 が、そこでふと・・・。 「ん?、ここ『西勝原』?、・・・ん・・・?」 で、登山口が、そこから10分弱の荒島岳(勝原ルート)に変更w 【本題】 勝原登山口の駐車場に着いたのは7時。 自分的に荒島岳は、結構、心の準備が要る山だが、三ノ峰を登る目的の一つが「がっつりした登りを登る」だったことを考えれば、荒島岳でも「相手にとって不足なし」w 今日も「訓練」で12kgを背負って出発。 もともとが「三ノ峰」だったので、それ用の水分と、別山山頂を想定して上着とかも入ってたし。 最初のコンクリート坂を休まず一気に登り、 「登山口」までのキツい登りを約30分、黙々と登り、 ようやく着いた「登山口」からは樹林帯の中へ。 荒島岳、いい山だw この山の、この緑がいい。 結構勾配のキツい登りが続くが、周囲の緑がいい。 ブナの森の中に一本道で続く階段がいい。 小荒島岳へ向かうなだらかな道中のブナの森がいい。 「白山ベンチ」からの白山・別山はハッキリ見えた。真ん中の木は邪魔だったけどw 行くつもりだった別山は、今日もカッコいい。 「あっちも良い天気なんだろうなぁ」。 白山ベンチを過ぎると、また登りが続く。 でもブナの木々がキレイで、登りも嫌いじゃないから、良い気分で登れた。 紅葉はまだ先。 幾分なだらかな緑の中の「深谷ノ頭」を越え、また急登を登り、シャクナゲ平に到着。 いつも荒島岳は「山頂で昼ご飯」で逆算して8時頃に登り始めるが、今日は結果的にそれより1時間くらい早く登り始めてるので、先に小荒島岳へ向かう。 どのみち、ここまでのハードな登りの後で、小荒島岳往復で脚をクールダウンしたいのもあり。 シャクナゲ平から小荒島岳の間は、比較的なだらかな道が多く、キレイなブナの森を抜けて、小荒島岳山頂に到着。 眺望はバッチリ。 荒島岳、どーん。 白山、どーん。 経ヶ岳、どーん。 部子山、どーん。 能郷白山、どーん。 御嶽山の山頂部は雲がかかっていたが、乗鞍岳は裾野までハッキリ見えてたから、今日の山頂からの眺望も期待できそう。 誰もいない小荒島岳山頂で眺望を楽しみ、小休憩して、荒島岳へ向かう。 「荒島岳へ」っていうより意識としては「もちが壁へ」だったかなw もちが壁は、黙々w あまり足を止めたり休んだりすると却ってしんどいので、黙々と登った。 でもキツい。「勾配が」というより「段差が」かな。 登り切って、無事に荒島岳山頂に到着。 先客は10人ほど。 眺望は、雲が出てきていたが、良好。 荒島岳は登山を始めて5回目だが、今回初めて、この山頂から槍ヶ岳と穂高連峰が見えた。残念ながら御嶽山は雲がかかったままだったが、乗鞍岳は見えた。 白山は、最初は見えていたが、雲がかかり始め、下山開始の頃には雲の中。 山頂の標柱周辺は賑わっていたので、一段低い、広いスペースに腰を降ろして昼ご飯。 山頂には1時間弱、滞在した。時折、陽が射すと暑くも感じたが、風は無風で、肌寒くはなく快適だった。 下山は黙々と。 下山時にはもう「曇り」の時間帯が多かったけど、どのみち、もちが壁から下は、ほぼ樹林帯の中。中盤で、ブナの緑に足を止めたことは何回かあったけど、あとは黙々と下った。 でもやっぱり、「登山口」を過ぎてから駐車場までの下りは、集中力が切れるw 道中、階段を含め段差が大きいところが多いので、下山の終盤時には足の疲労を感じた。 最後のコンクリート坂は、自分的には走った方が楽なので、小走りで駆け下りて、無事、下山完了。 お疲れさん。。 ★天気は、「曇り時々晴れ のち 曇り一時晴れ」。 どのみち、もちが壁を越えるまで、ほぼ樹林帯の中なので、陽が射しても木洩れ陽程度だが、午前中は、数少ない眺望ポイントでは白山もキレイに見えていた。 山頂で昼ご飯を食べてた辺りから雲が湧き上がり、白山も雲に隠れ、下山時は「曇り」に。 ★気温は、 ・朝7時過ぎの駐車場→18℃。 ・「白山ベンチ」→16℃。 ・小荒島岳山頂→24℃(晴天)。 ・シャクナゲ平→21℃。 ・荒島岳山頂→22℃。 ・下山の「深谷ノ頭」→16℃(曇天)。 ・トトロの木→17℃ ・「登山口」→18℃。 ・14時半の駐車場→24℃。 小荒島岳山頂のみ、遮る物のない晴天。 荒島岳山頂は、無風で曇り時々晴れ。 20℃前後の中での登山だったが、汗はダラダラ。暑かった。 ★服装は、長袖+半袖Tシャツの重ね着で、基本は袖を捲った「半袖」。 あ、下は履いてました。 登り始めは袖を下ろして「長袖」だったが、コンクリート坂を登り始めた数分の間で、もう暑くて「半袖」に。 その後は一度も袖を下ろさず。山頂も無風で肌寒くもなく。 ★水分補給は、 ・荒島岳の前に向かった小荒島岳山頂までで麦茶1本。 ・山頂でコーヒー、カップ1杯。 ・下山の、深谷ノ頭辺りまででアクエリアス1本。 ・下山完了まででアクエリアス1本弱。 ★エネルギー補給は、 ・道中、塩キャラメルと塩飴、随時。 ・山頂でカップヌードル・シーフード(普通サイズ)と羊羹とゼリー。 ★画像データ時刻や個人的ログからのタイム。 ●駐車場〜荒島岳山頂 → 4時間。  ※小荒島岳往復含む。  ・駐車場〜コンクリート道完登→7分。  ・コンクリート道完登〜「登山口」→31分。  ・「登山口」〜シャクナゲ平→1時間32分。  ・シャクナゲ平〜小荒島岳→22分。  ・小荒島岳→ 14分。  ・小荒島岳〜シャクナゲ平→18分。  ・シャクナゲ平〜もちが壁完登→42分。  ・もちが壁完登〜山頂→14分。 ●山頂→54分。 ●荒島岳山頂〜駐車場 → 2時間11分。 余談ですが、この日は、父の月命日でした。 そう思いながら登ってる時に、ふと。 その昔、小学生の頃、地元の山岳会の「市民ハイキング」で荒島岳に登って、その下山時に、タケちゃんマンの替え歌で、「荒島岳を登る父」の歌を唄って下りてきたシーンを思い出しましたw 近くにいた若いお姉さんに褒められて浮かれてw 今の自分に当てはめて考えると、当時の周囲の方は、さぞうるさかったことでしょうw この場を借りてお詫びいたしますw

荒島岳 予定変更で、突然、頭に浮かんだ「荒島岳」。
「まさか今日、この坂を登ることになるとは」
の気持ちw
予定変更で、突然、頭に浮かんだ「荒島岳」。 「まさか今日、この坂を登ることになるとは」 の気持ちw
荒島岳 「登山口」までの登り。
序盤からいい天気。
「登山口」までの登り。 序盤からいい天気。
荒島岳 駐車場からのしんどい登りを終え、リフト跡に到着。
「登山口」の目前。
駐車場からのしんどい登りを終え、リフト跡に到着。 「登山口」の目前。
荒島岳 登り始めて約30分。
「登山口」の標柱(写真左下)。
ここから先が木々の中。
登り始めて約30分。 「登山口」の標柱(写真左下)。 ここから先が木々の中。
荒島岳 緑の中を行く。
緑が好きなので、「登山口」までのしんどい登りの疲労も回復w
緑の中を行く。 緑が好きなので、「登山口」までのしんどい登りの疲労も回復w
荒島岳 大木が多い山。
大木が多い山。
荒島岳 大きな木が続く。
癒されるw
大きな木が続く。 癒されるw
荒島岳 「山頂まで3.0km」。
緑の中を気持ち良く登る。
「山頂まで3.0km」。 緑の中を気持ち良く登る。
荒島岳 見事な巨木の脇を通る。
見事な巨木の脇を通る。
荒島岳 ブナの中の登り。
ガシガシ進む。
ブナの中の登り。 ガシガシ進む。
荒島岳 また巨木。
思わず見上げる。
雄大。
また巨木。 思わず見上げる。 雄大。
荒島岳 「白山ベンチ」
・・・の少し手前のポイントからの白山。
この日は眺望も良かった。
「白山ベンチ」 ・・・の少し手前のポイントからの白山。 この日は眺望も良かった。
荒島岳 ブナの森の中を登って行く。
荒島の中盤。
この辺りが良い。
ブナの森の中を登って行く。 荒島の中盤。 この辺りが良い。
荒島岳 ブナの中の、一直線の登り。
癒しの緑だが、急登。
ブナの中の、一直線の登り。 癒しの緑だが、急登。
荒島岳 「山頂まで2.0km」。
急登が続く。
でもブナがキレイだから平気w
「山頂まで2.0km」。 急登が続く。 でもブナがキレイだから平気w
荒島岳 しばらくのなだらか空間。
ブナの森。
しばらくのなだらか空間。 ブナの森。
荒島岳 シャクナゲ平の手前の、急登。
なんてキレイなんでしょうw
シャクナゲ平の手前の、急登。 なんてキレイなんでしょうw
荒島岳 登り始めて2時間チョイ、シャクナゲ平に到着。
登り始めて2時間チョイ、シャクナゲ平に到着。
荒島岳 昼時まで時間があるので、先に小荒島岳に向かう。
ここもブナがキレイ。
道もなだらかで、脚をクールダウン。
昼時まで時間があるので、先に小荒島岳に向かう。 ここもブナがキレイ。 道もなだらかで、脚をクールダウン。
荒島岳 小荒島岳の山頂に到着。
空は真っ青。
小荒島岳の山頂に到着。 空は真っ青。
荒島岳 はい、荒島岳。どーん。
はい、荒島岳。どーん。
荒島岳 白山連峰も、どーん。
行くはずだった別山もハッキリ見えている。
白山連峰も、どーん。 行くはずだった別山もハッキリ見えている。
荒島岳 白山の左側。
経ヶ岳も、どーん。
白山の左側。 経ヶ岳も、どーん。
荒島岳 どっしり部子山、どーん。
どっしり部子山、どーん。
荒島岳 能郷白山。
どーん。
能郷白山。 どーん。
荒島岳 左奥に、チラッと乗鞍岳。
右奥には御嶽山。
この日は遠くも見えていた。
左奥に、チラッと乗鞍岳。 右奥には御嶽山。 この日は遠くも見えていた。
荒島岳 小荒島岳で、コアラのマーチ。
(2回目w)
小荒島岳で、コアラのマーチ。 (2回目w)
荒島岳 シャクナゲ平へ戻る道中。
ブナがキレイで足が止まるw
シャクナゲ平へ戻る道中。 ブナがキレイで足が止まるw
荒島岳 もちが壁に突入。
凶悪な段差w
もちが壁に突入。 凶悪な段差w
荒島岳 もちが壁の途中の眺望。
部子山と大野市街。
良い眺めだ。
もちが壁の途中の眺望。 部子山と大野市街。 良い眺めだ。
荒島岳 もちが壁は続く。
見上げるような登り。
もちが壁は続く。 見上げるような登り。
荒島岳 前荒島から、最後の急登を見上げる。
前荒島から、最後の急登を見上げる。
荒島岳 紅葉の見頃は、まだ先のよう。
紅葉の見頃は、まだ先のよう。
荒島岳 もちが壁の最後の登り。
斜度でいったら、ここが一番かな。
弱りきった足に、この登りはキツいw
もちが壁の最後の登り。 斜度でいったら、ここが一番かな。 弱りきった足に、この登りはキツいw
荒島岳 もちが壁を登り終えた。
でも、なにげに、まだ登りが続く。
もちが壁を登り終えた。 でも、なにげに、まだ登りが続く。
荒島岳 振り返って見たところ。
足元には、今登ってきた急登。
奥には白山どーん。
振り返って見たところ。 足元には、今登ってきた急登。 奥には白山どーん。
荒島岳 槍ヶ岳が見えた!
キレットを挟んで穂高連峰も!
槍ヶ岳が見えた! キレットを挟んで穂高連峰も!
荒島岳 乗鞍岳、どーん。
裾野まで見えてる。
乗鞍岳、どーん。 裾野まで見えてる。
荒島岳 登り始めて4時間。
荒島岳山頂に到着。
登り始めて4時間。 荒島岳山頂に到着。
荒島岳 「無事の登山、楽しい登山」
のお礼。
「無事の登山、楽しい登山」 のお礼。
荒島岳 山頂からの白山。
雲がかかり出した。
山頂からの白山。 雲がかかり出した。
荒島岳 山頂から。
大野市街。
山頂から。 大野市街。
荒島岳 遥か遠くに、槍ヶ岳と穂高連峰。
遥か遠くに、槍ヶ岳と穂高連峰。
荒島岳 下山開始。
この時には白山に雲が。
でも、雲の上から頭だけ出てる。
別山は隠れちゃった。
下山開始。 この時には白山に雲が。 でも、雲の上から頭だけ出てる。 別山は隠れちゃった。
荒島岳 下山中。
向こうのピークは小荒島岳。
人影も見えた。
下山中。 向こうのピークは小荒島岳。 人影も見えた。
荒島岳 真下に見下ろすような、もちが壁の下り。
真下に見下ろすような、もちが壁の下り。
荒島岳 ふと見上げたら、大木にキノコ・キノコ・キノコ。
ふと見上げたら、大木にキノコ・キノコ・キノコ。
荒島岳 「登山口」まで下りてきた。
標柱は裏側。
振り返って撮る気にもなれず、先へ進んだw
「登山口」まで下りてきた。 標柱は裏側。 振り返って撮る気にもなれず、先へ進んだw
荒島岳 正面に見えるはずの経ヶ岳も雲の中。
残念。
正面に見えるはずの経ヶ岳も雲の中。 残念。
荒島岳 経ヶ岳の裾野の先。
登山口のある奥越高原自然の家が目線の高さに。
こっちはまだ下るのに。
経ヶ岳の裾野の先。 登山口のある奥越高原自然の家が目線の高さに。 こっちはまだ下るのに。
荒島岳 ダラダラ長く感じる「登山口」からの下り。
ようやく終点(コンクリート坂)が見えてきた。
ダラダラ長く感じる「登山口」からの下り。 ようやく終点(コンクリート坂)が見えてきた。
荒島岳 最後のコンクリート坂。
小走りで下る。
最後のコンクリート坂。 小走りで下る。
荒島岳 コンクリート坂を下り終えて振り返ったところ。
コンクリート坂を下り終えて振り返ったところ。
荒島岳 駐車場に到着。
白く見えるのはススキ。
これはこれで、キレイ。
おつかれさん。


★ありがとうございました。
駐車場に到着。 白く見えるのはススキ。 これはこれで、キレイ。 おつかれさん。 ★ありがとうございました。

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