牛奥ノ雁ヶ腹摺山～大蔵高丸・ハマイバ丸

以前からやってみたかった小金沢連嶺の縦走。 富士山の絶景を見ながら、牛奥ノ雁ヶ腹摺山から滝子山まで歩くつもりでいたが、向かう方向はどんどん空がどんよりしてしまい、富士山も見えない。 案外時間もかかってしまったので、大蔵高丸とハマイバまで行って下山することにした。 しかし！三連休初日だというのに、人が全然いない！ 牛奥ノ雁ヶ腹摺山の山頂で人と出会って以降、誰ともすれ違わないので、今日この山には私しかいないのではないか！？と、ちょっと心細くなった。広い宇宙に私一人、の気分。 湯ノ沢峠付近から、ようやく人とすれ違い、ちょっと生きた心地がした。 今回は大蔵高丸・ハマイバまで行っても富士山は見られないと分かっていたので、湯ノ沢峠でエスケープしても良かったのだが、無理くり米背負峠まで行ったのは、前回、湯ノ沢峠から焼山沢沿いの道を下った際に、かなり荒れていて怖かったため、再び歩きたくなかったのだ。その後の林道歩きも長かった・・・。 米背負峠からも、行ってみると何気に沢沿いの道で、焼山沢沿いほどではないが荒れ気味。時間は15時を過ぎ、もともと曇っているせいもあり沢沿いは薄暗く、あたりからは何やら動物の鳴き声もするし、ヒヤヒヤしながら下った。 林道の登山口から天目温泉までは標準タイムで1時間20分程度。ひたすら走ってなんとか40分で到着。途中、真っ暗なトンネルを抜けなければならず、暗いところが苦手な私は、かなり恐怖でした😓 湯ノ沢峠から大蔵高丸・ハマイバは、お花畑もあり雰囲気も良く、天気のいい日に富士山を見にもう一度行ってみたい。けれど、湯ノ沢峠・米背負峠いずれの沢沿いの道も、あまり歩きたくない。 うーん、どうしたものか。 皆さんはどうやってアクセスしているのかなぁ。 秀麗富嶽十二景、登っていない山はいずれもアクセスしづらいところ。制覇はそう簡単にはいかないようだ・・・。