活動データ
タイム
09:40
距離
13.6km
のぼり
1467m
くだり
1462m
活動詳細
すべて見る2014年9月27日11時52分。 戦後最大の噴火災害から、8年が経過しました。 60余名の犠牲者を出した噴火災害、いまだに行方不明の方もみられ、何とも悼まれます。 去年も、この時期に「剣ヶ峰」に足を運び、山の神に「鎮魂の舞」と「レクイエム」を捧げたイカれた何処かの誰かさんです。(笑) 今では、また無事に山頂までの登山が可能となっておりますが、まだまだ惨事の痕跡も残ります。 あの噴火災害以来、訪れる方も激減したようで、今年11月6日をもって、御嶽山ロープウェイも運営会社が撤退となる次第であります。 また一つ時代が終わるようで、とても切ない気持ちに陥りますが...(涙) 今年も、この時期に足を運び、御嶽山の神様に「鎮魂の舞」と「レクイエム」を捧げに行きましょうか...(笑) 「飛騨頂上」 全身全霊を尽くし舞ましょう...か?(笑) 古くから神聖な山岳信仰の山として親しまれてきた霊峰「御嶽山」。 シンボリックな独立峰でありますが、そんな御嶽山には頂上が4つあります。 1つ目は、最高点である「剣ヶ峰」 2つ目は、王滝口登山道の外輪山との合流部にある「王滝頂上」 3つ目が、小坂口登山道との合流部である「飛騨頂上」 4つ目が、開田口登山道との合流部「開田頂上」となります。 長野県側から登る剣ヶ峰と王滝頂上が一般的に知名度が高いですが、噴火災害以来、山頂部に入山規制が続き登山客は激減したようです。 その一方で、注目されたのが3つ目の頂上「飛騨頂上」で、飛騨側から唯一開かれた御嶽信仰の古道「小坂口ルート」があり、「濁河温泉」の温泉街の終点に登山口があります。 本日は、その「濁河温泉」の無料駐車場からスタートし、原生林の森の中を綺麗に整備された木道や、石畳の道の穏やかな登りが続きます。 ルート上には「ジョーズ岩」や「蛙岩」と、面白い形をした岩も点在しています。 やがて「湯の花峠」を越えて、暫く進むと「のぞき岩」に到達します。 名前の通り、この岩から覗くように眺望を見れば、摩利支天山の山肌に見事な滝を見る事が出来ます。 その後「のぞき岩避難小屋」があり、新設されたコンテナ避難小屋で、シェルター的な役割も兼ねていて、休憩にも最適な場所となっております。 八合目辺りで少しの秋を感じ、森林限界を越える頃から、登山道は完全に岩場と化し、目前には堂々たる「摩利支天山」が飛び込んできます。 そのまま突き進む事で、五の池小屋のある「飛騨頂上」へと到着します。 ここでは、長野県側からの景色とは一味違う圧倒的なスケールと美しさがあり、お鉢状になった頂上台地と「五の池」の見事な眺めが楽しめます。 池の畔には「五の池小屋」があり、非常に綺麗に整備された山小屋です。 そして、目前の「摩利支天乗越」を越え「摩利支天山」山頂へ向かいます。 山頂からの展望は360度で、西に白山、北に乗鞍岳を始めとする北アルプス南部の峰々、東に八ヶ岳・中央・南アルプス等、剣ヶ峰等の絶景が楽しめますが、本日も晴れ予報に裏切られた何処かの誰かさんは、雲の嫌がらせによって展望はゼロです。(涙) ホント、最近は酷い雨男です。(泣) そして、再び「飛騨頂上」へと下り、前回の「靴擦れ」の屈辱がある為、「継子Ⅱ峰」「継子岳」へと周回致します。 本日は、靴擦れ防止の「秘策」がある為、自分のワダカマリを浄化します。(笑) 「秘策」とオオゴトを言っておりますが、単なる「絆創膏」です。(笑) 周回するには、一度「三の池」方向に激下りし、登り返して「三の池」の透き通ったブルーを拝みつつ、そこからの分岐を「四の池」方向に再び激下りし、急登の岩場を「継子Ⅱ峰」へと登り返します。 そこから「継子岳」へと少し登り、「飛騨頂上」へと戻ってまいります。 そして、「飛騨頂上」からは来た道のりを、駐車場へと下って戻ります。 因みに、最高峰の中央火口丘「剣ヶ峰」の周りを継子岳、摩利支天山、継母岳などのピークが外輪山となって取り囲んでいます。 これらの峰々の間にはエメラルド色をした、一ノ池から五ノ池まで数えられる山上湖も散在しています。 なかでも二ノ池は標高2905m、日本で一番高い湖として知られています。 中央道の伊那ICを下り、県道463号線の木曽、権兵衛峠方面へ右折します。 大萱の交差点を、権兵衛トンネル方面へ左折し、国道361号線に出たら木曽方面へ右折します。 権兵衛トンネル・姥神トンネルを過ぎ、国道19号線(中山道)に突き当たったら中津川・南木曽方面へ左折します。 木曽大橋の交差点を国道361号線(木曽街道)の高山・開田高原方面へ右折し、道なりに進み岐阜県へ入った先で、県道463号線の御岳山方面へ左折します。 7km程先で、県道435号線の小坂・濁河方面へ左折し、チャオ御岳マウントリゾート・濁河峠を過ぎ、道標に従い温泉街最奥部の県道終点付近まで進むと無料市営駐車場が現れます。 約40台駐車可能で、駐車場反対側の登山道方面にトイレが設置されています。 手前の朝日荘前にも8台分の市営駐車場があります。 温泉街の手前にも3カ所の市営駐車場があり約70台駐車可能です。
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