火起山・竈山・鍋割山

2022.10.04(火) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
3 時間 22
休憩時間
52
距離
5.5 km
のぼり / くだり
450 / 449 m
16
15
50

活動詳細

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久しぶりの山歩き。前回の山行はいつだったろう…? 活動日記を見たらなんと4月!約半年ぶりです。これだけ歩いてないとハードな山行は無理。どこへ行こうか考えていると…今年もやってくれました!「群馬の山に登ろう!キャンペーン」そしてその中に私が初めて登った山、鍋割山があるじゃないですか。 ここに決まり〜! これまでにも何度か登った事はありましたが、すべて春でした。初めて登ったあの日の花が咲き誇る登山道。 あれが無ければ、山歩きを続けて無かったかもしれません。 いつもは荒山と合わせて歩くのですが今回は鍋割山までのピストンのみ。 理由は…内緒です(笑) 登山口のある姫百合駐車場に到着するとすでに7〜8台の車。皆さん早いです。 支度済ませて8時入山。 いつも以上に、そして久しぶりの一歩を噛み締める様にして歩いて行きます。 今日はお初の道具がいくつかありました。 靴、トレッキングパンツ、ザック、帽子、レインウェア。 山へ行けない間、モチベーションの維持に物欲に走った私(笑) それぞれの使い心地を確かめながら…ゆっくりと。 若いお姉さんに抜かれても、ゆっくりマイペースに。(とても付いては行けない。歳を感じる瞬間…笑) この日は夏の様な陽気、直ぐに汗だくになりました。 まだこの辺りの山は紅葉真っ盛りとはいきませんが、秋を感じる瞬間を見つけては写真に撮りつつ高度を上げて行きます。 山頂まであと僅かの場所で、進む先を見上げると目を疑う様な光景が飛び込んできました!! えっ! ?マジっ!? なんと!イノシシの群れです。 ちょっと待ってくれ〜! 山頂までは目と鼻の先。 距離にすれば、自分と山頂までは50m程度か。 その間を南側の斜面から尾根越えして反対側の谷へと下って行く御一行様。 最初に目にした時はウリ坊混じえて4〜5頭? 驚いて一度後退りし、もう一度見るとやはり4〜5頭。しかもみんなデカい! あとから続いて斜面から上がって来てる様にも見えました。 この時、少し前からカメラを手にしながら歩いていた私。 あっ!写真! と思ったものの…シャッター音で気づかれて突進されたらヤバいぞっ! 一度下がって、下りて行く先、谷側の様子を伺います。ガサガサいってます。 ふたたび進む先を見ると最後のイノシシが下りようとしている。 今だっ! 無心でシャッターをきりました。 写真は予想通りのモノが…(笑) 御一行様が下りきるまで、少し待つ事に。 そして、クマ鈴を手にし、勢いよく掻き鳴らします。 程なくして、山頂から下りてくる年配の方が…。 何してるんだ?と言う顔でこちらに向かって来る。 わずか数分前の出来事の顛末を説明し、少し話しをしたのち…何事も無かった様に下りて行かれました。 あの光景を目にしてなければ、自分でも へぇ〜 そうなんだ〜 ぐらいな感じだろうと思う。 実際、これまでに目にしてないだけで、ニアミスは起きていたんだとは思います。 ガサガサとか唸り声とかはありましたから。 しかし、あれ程の団体で移動するとは…。 まるで野生の王国のワンシーンを観る様でした(昭和者しか分からないと思います。すみません) 気を取り直し、山頂へ。 現場からはわずか1〜2分。 山頂で背後の谷側を気にしながら軽くランチ。 この日遠くに見えていた富士山を眺めながら、ゆったりとした時が流れて行く。 ふと、先程年配の方と話した内容を思い出してしまう。 山頂もクマがよく出るんだってよ~ はっ! 大丈夫か? 自分も以前から話しには聞いていましたが、先程の出来事の後ではより一層現実味があります。 この日用意したコンビニのマロンパンも半分で切り上げます。 栗って…クマも好きだもんな…(笑) 下山も写真を撮りながらゆっくりと下って行きました。 この日は平日でしたが、後から登られる方が多くいらっしゃいました。 流石に人気に山ですね。 久しぶりに良い時間を過ごす事が出来ました。 今日も良い山旅でした。

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