大雨の後の快晴 摩利支天山

2018.06.09(土) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
8 時間 14
休憩時間
1 時間 20
距離
9.7 km
のぼり / くだり
1217 / 1211 m
1 20
28
8
27
56
12

活動詳細

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捻挫復帰後7週連続の山行となる今週、近場の山ばかりだとモチベーションの維持も難しくなってきたので思い切って御嶽山に行く事にした。 モチベーションの維持もあるが、金曜日夜の大雨の影響も考えて。 ヒルが出る鈴鹿の山は論外、他の近場の山はグチョグチョで登りにくそうだけど 御嶽山なら雨の後で濡れててもあまり滑らず歩きやすいのである。 家を12時に出る。向かうのは岐阜県側の登山口、濁河温泉。 夜中には雨は止むのであろうが、行く途中は大雨かもしれないので通行止めを恐れ いつもの41号線で行くのはやめて一旦19号線を走って長野県側から岐阜県側にまわる事にした。 雨は道中はなかなかの降りっぷりだったが、大桑村あたりのコンビニで一眠りして朝起きたら止んでいた。 5時頃に再出発をして開田高原やらを走って濁河温泉へ向かったのだが、これがまた清々しい雰囲気の道で嬉しくなった。道ばたの牛やら猫やらタヌキやらがかわいくて何度も車を止めるのでなかなか前に進まなかった。一度登山抜きで遊びに来てもいい、温泉もあるし。 登山口には6時過ぎに到着。前日の大雨のせいか駐車場に車は少なかった。 ゆっくり準備をして6時半過ぎに出発した。 雨の後の山はいい。草木や苔、花が活き活きしている、ピカピカしている。 心なしか空気も澄んでるように感じられる。というのもなぜかあまり湿気も感じられなかったからか。 嬉しくなって写真を色々と撮りながら、動いてはしゃがみ、動いてはしゃがみ、 これを繰り返していたら当たり前だが疲れてきた。 重いリュックを担いでいる時にコレはやっちゃいけないのである。 加えて標高が高いので心肺への負担がそれなりに大きくなってくる。 途中ののぞき岩あたりから足が重くなり、森林限界を越えたあたりから息が上がりっ放しとなった。 通常ならここらで雷鳥が出現し、力を分け与えてくれるところなのだが生憎の晴天で雷鳥の出現どころか鳴き声すらしない。こうなったら信じられるのは己の底力だけである。 と、なんとか思いながら登っていると、思い出した。 去年、この先の雷鳥岩に小さな鹿の角を置いて行った事を。 家にいる外猫のフクちゃんにプレゼントしようとどこぞの山のマニアックなコースで拾った鹿の角だ。フクちゃんが遊べるように家の玄関に置いていたが、嫁が怖がってか「山に戻して来て!」と言うので、拾った山に行く予定はしばらく無いので泣く泣くここに置いて行ったやつだ。 雷鳥岩に「どうぞ仲良くしてあげてください」と言って置いていったのだが 1年たった今どうなっているのか・・・ と思ってたらあった、鹿の角。 しかも岩の真ん中に大事そうに飾られるように置かれていた。 雷鳥岩と仲良くしてもらえたようだ、よかったよかった。 ありがとうとお礼を言って、力が沸いて来たぼくは五の池小屋まで一気に登りつめたのであった。 五の池で御飯おにぎりでエナジーチャージした後は標高2959.2mの摩利支天山へ。 小屋の方に道の状況を聞くと、最後の方で一部トラバースするところに残雪があるとの事だったので途中まではリュックを担いで残雪部前でリュックをデポして手ぶらで登った。敗北者のようで残念ではあったが、せっかく良化してる足首をひねって悪化させるのは避けたかったのでしょうがない。 そのかわり、天気もよかったので山頂から見る景色はいいものが見れた。

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