活動データ
タイム
06:12
距離
7.7km
のぼり
1385m
くだり
814m
チェックポイント
活動詳細
すべて見る冬からずっと行こう行こうと思っていた日本三大急登西黒尾根、初夏となってしまいましたが、ようやく行ってまいりました。 登山計画書では西黒尾根から両耳行って天神・田尻尾根で降りるという計画でしたが、西黒尾根で右ひざをぶつけて都合よく(!?)痛み出し、結局天神尾根経由で天神平駅までとなりました。 当初の予定より遅れる事1時間、AM5時半頃谷川岳登山指導センターをあとにし、出発。 しょっぱな青大将がお出迎え、その後は大きいヒル、岩場に出ると大きなトカゲに橙色が印象的なイワヒバリ、そして何故か岩場にカエル。。。いろいろと出会いました。 しかしながら先日の木曽駒でカメラは壊れたまま。。。 携帯だとパッと撮れないですね、、、 下山後調べて知ったのですが、ハンマーヘッド型のヒルは吸血しないコウガイビルとのこと、次回からのヒルパワーは期待できなくなりました。(注:ヒルパワーとは吸血されることを避けるためにいつも以上に力が出ることです。。。) 森林に囲まれている間は急登とはいってもさほどではなく、ちょっと登り辛い程度。 それが森林を出ると岩登りの始まりです。 しかも日射がある方が虫が少なくなると思っていたのもつかの間、ブヨやらなんやらがずっと後を追っかけてきます。 一応ハッカスプレーで対策をしていたので刺されはしませんでしたが、不快極まりなく、それが頂上まで続きます。 なお、初めはブヨパワーが出ますが、じきにどうでもよくなってきます。 ブヨ避け対策を施していたため、ブヨパワーはさほど出ませんでした。。。(注:ブヨパワーとは吸血されることを避けるためにいつも以上に力が出ることです。。。) ちなみに天気の様相によりブヨの出現量が変わるようです。 薄雲が取れてガンガンに陽が差したり風が強まるとブヨは退散する模様。 それから天神尾根は比較的少なかったです。 話は戻りまして… 今日は平日という事もあり、人は少ないだろうと思っていたところ、ラクダの背の先から西黒尾根を見渡すとなんと渋滞が。。。 ただ岩場は比較的広くコース取りがいくらでもできるため、渋滞とは別のルートでフリーにてどんどん登っていけます。 ただしかなりヘロヘロになりました。 終盤では歩く時間より休んでる時間の方が多く、へなちょこさを露呈する始末。笑 西黒尾根が短くてほんと良かった。 岩場の具合は3点支持がきちんとできていれば何の危険もなく登れるレベルです。 急登が終わり、しばらく進むと雪渓通過があります。 今の時期となるとかなりシャバシャバ状態となり、極端な下りでなければ何の問題もなく通過できます。 ただ下りとなると別、短い間ですが僕はアイゼンを装着して難なく通過しました。 しかしながら通常のアイゼンだと雪に引っかかり過ぎて逆に歩きにくく、軽アイゼン程度がベストのようです。 雪渓通過をすると程なく山頂。 2000mに満たない山とは思えない美しい稜線を眺めながらあっという間に到着です。 美しい稜線に名だたる山々、そして流れる雲、最高の山頂でした。 ブヨがいなければ。。。 ブヨが嫌だったので早々に退散。 下山路はとりあえず天神尾根を降りていきます。 が、この天神尾根の岩が滑りやすく歩きづらい。 程なく行くと木道も現れるが、かなり昔の木道らしく逆に歩きづらいところも多い始末。。。 おかげで西黒尾根で打った膝に違和感が発生、大事を見て田尻尾根での下山を中止しました。 ちなみに天神平まで降りて膝を確認するとかなり腫れてました。 田尻尾根はまたの機会に… 冬場はスキー場となる天神平。20年以上前には足繁く通った天神平。 40半ばでしかも雪のない時期に来るとは思いもしませんでした。 そんなことを考えながらボケーっと、気づけば10分くらいZzz...最高に気持ちのいい時間でした。 谷川岳にはまた来ようと思います。 ただ歩きづらい天神尾根は登る気にならないのでやはり西黒尾根、そして万太郎・仙ノ倉・平標と縦走したいですね。
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