128・屏風岳 宮城県最高峰 蔵王連峰南蔵王盟主

2022.09.25(日) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
6 時間 9
休憩時間
57
距離
9.6 km
のぼり / くだり
608 / 609 m
18
28
18
15
52
14
1 9
12
28

活動詳細

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2022年のシルバーウィーク、2週続けての三連休はちょうど週末に台風14号と15号に見舞われ、山はどこもてんくらCで不適、さすがに台風の中登山をするほどワイルドではないのであきらめていた。が、最終日9/25だけは台風が通り過ぎ天候は回復するとの予報に変わった。で、「これは行くしかない」と山を探した結果、冬になると難易度が上がる今が登り時の山という事で屏風岳に決定。 屏風岳は蔵王連峰の南に位置し南蔵王と呼ばれ、蔵王最高峰の熊野岳に対し、蔵王連峰第2位の標高で宮城県の最高峰の山だ。熊野岳は冬でもロープウェイから樹氷を楽しみつつ登る事も難しくないが、11月には蔵王エコーラインが閉鎖されると、刈田岳を経由するなどの縦走路を進む事になる。冬の南蔵王のビッグモンスターは山形側蔵王の観光名所とは比べ物にならないくらいとの事で見てみたい気もするが、今回は東京から片道5時間かかり日帰りという事で、その蔵王エコーラインを使って最短で宮城県最高峰をゲットすることにした。 エコーラインの最高地点で縦走路の途中となる南蔵王登山口から、刈田岳や熊野岳のお釜方面とは反対側の南蔵王縦走コースに入っていく。前山や杉ヶ峰を越えていくのでアップダウンはあるものの、登山道は整備され最初から稜線歩きのように景色も良く天空の散歩道のようだ。天気にも恵まれ爽快で快適な山歩きができ、7月の中央蔵王に続き南蔵王の盟主もゲットすることが出来た。

蔵王山・雁戸山・不忘山 5時間のドライブの末、6:30にエコーラインの刈田峠付近の駐車場に到着。残りわずかだったが停められた。
5時間のドライブの末、6:30にエコーラインの刈田峠付近の駐車場に到着。残りわずかだったが停められた。
蔵王山・雁戸山・不忘山 駐車場から屏風岳を見るが、立ち枯れしたアオモリトドマツが目を引く。厳冬期には上だけ残しビッグモンスターに変わるのだろう。
駐車場から屏風岳を見るが、立ち枯れしたアオモリトドマツが目を引く。厳冬期には上だけ残しビッグモンスターに変わるのだろう。
蔵王山・雁戸山・不忘山 駐車場から数分で南蔵王縦走路登山口に着く。天気も最高、気分も最高。
駐車場から数分で南蔵王縦走路登山口に着く。天気も最高、気分も最高。
蔵王山・雁戸山・不忘山 まずは下りから始まる。背丈ほどの小低木を掻き分けながらの道を下る。
まずは下りから始まる。背丈ほどの小低木を掻き分けながらの道を下る。
蔵王山・雁戸山・不忘山 笹やミヤマシキミなどの山草やオオカメノキなどの低い樹木帯。
笹やミヤマシキミなどの山草やオオカメノキなどの低い樹木帯。
蔵王山・雁戸山・不忘山 しばらくすると木道に変わり視界が開け、目指す山々が見えてくる。張り替えられた木道が歩きやすい。
しばらくすると木道に変わり視界が開け、目指す山々が見えてくる。張り替えられた木道が歩きやすい。
蔵王山・雁戸山・不忘山 土の道を下りきると、昨日までの台風の影響か、かなり泥濘んだ道に変わる。
土の道を下りきると、昨日までの台風の影響か、かなり泥濘んだ道に変わる。
蔵王山・雁戸山・不忘山 刈田峠避難小屋の分岐。小屋はすぐだがパスして先へ進む。
刈田峠避難小屋の分岐。小屋はすぐだがパスして先へ進む。
蔵王山・雁戸山・不忘山 さて、いよいよ最初のピーク前山への登り。一直線に伸びる直登だがさほどキツくない。
さて、いよいよ最初のピーク前山への登り。一直線に伸びる直登だがさほどキツくない。
蔵王山・雁戸山・不忘山 少し登ると右手には飯豊連峰や朝日連峰が望める。既に絶景の始まりだが今年の秋は遅いようだ。
少し登ると右手には飯豊連峰や朝日連峰が望める。既に絶景の始まりだが今年の秋は遅いようだ。
蔵王山・雁戸山・不忘山 振り返えり刈田岳を見上げる。頂上の刈田神社と避難小屋もよく見える。
振り返えり刈田岳を見上げる。頂上の刈田神社と避難小屋もよく見える。
蔵王山・雁戸山・不忘山 引いて撮ると登ってきた道が溝のように浮かび上がる。
引いて撮ると登ってきた道が溝のように浮かび上がる。
蔵王山・雁戸山・不忘山 登るに連れ稜線が下がり月山方面の景色もひらけてくる。
登るに連れ稜線が下がり月山方面の景色もひらけてくる。
蔵王山・雁戸山・不忘山 この広陵とした山上の原野は蔵王らしい風景だ。積雪の素晴らしい景色も想像が容易い。
この広陵とした山上の原野は蔵王らしい風景だ。積雪の素晴らしい景色も想像が容易い。
蔵王山・雁戸山・不忘山 高山植物の中、立ち枯れしたアオモリトドマツなどが目立つ。酸性雨かと思ったがどうやら蛾幼虫の大量発生が原因らしい。
高山植物の中、立ち枯れしたアオモリトドマツなどが目立つ。酸性雨かと思ったがどうやら蛾幼虫の大量発生が原因らしい。
蔵王山・雁戸山・不忘山 1684m.前山頂上到着。遥かに飯豊連峰から朝日連峰の稜線が見渡せ手前の上山の町が霞む。
1684m.前山頂上到着。遥かに飯豊連峰から朝日連峰の稜線が見渡せ手前の上山の町が霞む。
蔵王山・雁戸山・不忘山 前山から下り、鞍部から次のピーク杉ヶ峰を望む。
前山から下り、鞍部から次のピーク杉ヶ峰を望む。
蔵王山・雁戸山・不忘山 安達太良山や吾妻連峰の福島の山々も見え始める。
安達太良山や吾妻連峰の福島の山々も見え始める。
蔵王山・雁戸山・不忘山 杉ヶ峰への中腹のナナカマド、ゴゼンタチバナのような赤い実が映える。
杉ヶ峰への中腹のナナカマド、ゴゼンタチバナのような赤い実が映える。
蔵王山・雁戸山・不忘山 素晴らしい眺めの連続についつい足が止まりいい休憩になる。
素晴らしい眺めの連続についつい足が止まりいい休憩になる。
蔵王山・雁戸山・不忘山 刈田岳もかなり低くなり、お釜の縁が見えてきた。
刈田岳もかなり低くなり、お釜の縁が見えてきた。
蔵王山・雁戸山・不忘山 杉ヶ峰頂上手前、朝日岳方面のパノラマ。
杉ヶ峰頂上手前、朝日岳方面のパノラマ。
蔵王山・雁戸山・不忘山 オヤマリンドウかエゾオヤマリンドウ。
オヤマリンドウかエゾオヤマリンドウ。
蔵王山・雁戸山・不忘山 山砂の広いスペース、杉ヶ峰頂上到着。整備された山頂だが視界はイマイチ。
山砂の広いスペース、杉ヶ峰頂上到着。整備された山頂だが視界はイマイチ。
蔵王山・雁戸山・不忘山 1745m.杉ヶ峰頂上標と三等三角点。
1745m.杉ヶ峰頂上標と三等三角点。
蔵王山・雁戸山・不忘山 杉ヶ峰から一旦大きく下る
杉ヶ峰から一旦大きく下る
蔵王山・雁戸山・不忘山 下りきると湿原に入る。左が屏風岳、右が南屏風岳
下りきると湿原に入る。左が屏風岳、右が南屏風岳
蔵王山・雁戸山・不忘山 芝草平湿原は保全対策で高床式木道が敷かれている。
芝草平湿原は保全対策で高床式木道が敷かれている。
蔵王山・雁戸山・不忘山 尾瀬程ではないが、大小の池塘が点在。
尾瀬程ではないが、大小の池塘が点在。
蔵王山・雁戸山・不忘山 芝草平展望デッキがあるので寄り道して行ってみる。
芝草平展望デッキがあるので寄り道して行ってみる。
蔵王山・雁戸山・不忘山 なかなか広いベンチもあるデッキ。うっすら芝紅葉に包まれた落ち着いた場所だ。
なかなか広いベンチもあるデッキ。うっすら芝紅葉に包まれた落ち着いた場所だ。
蔵王山・雁戸山・不忘山 7月頃ならチングルマやヒナザクラの群生が見れ「蔵王国定公園特別保護地区」になっている。
7月頃ならチングルマやヒナザクラの群生が見れ「蔵王国定公園特別保護地区」になっている。
蔵王山・雁戸山・不忘山 分岐に戻り本丸屏風岳への登りに取り付く。
分岐に戻り本丸屏風岳への登りに取り付く。
蔵王山・雁戸山・不忘山 徐々に勾配がきつくなっていく。
徐々に勾配がきつくなっていく。
蔵王山・雁戸山・不忘山 振り返ると左手前に今通った池塘、その先に超えてきた前山。刈田岳の奥の最高峰熊野岳も見えてきた。
振り返ると左手前に今通った池塘、その先に超えてきた前山。刈田岳の奥の最高峰熊野岳も見えてきた。
蔵王山・雁戸山・不忘山 蔵王でガスも無く、こんな鮮明に景色が見渡せるとはラッキーだ。
蔵王でガスも無く、こんな鮮明に景色が見渡せるとはラッキーだ。
蔵王山・雁戸山・不忘山 屏風岳への登りの中間あたりに、後鳥帽子山への分岐がある。
屏風岳への登りの中間あたりに、後鳥帽子山への分岐がある。
蔵王山・雁戸山・不忘山 屏風岳まで残り約600m、高低差で約100mきつい登りが続く。
屏風岳まで残り約600m、高低差で約100mきつい登りが続く。
蔵王山・雁戸山・不忘山 登りきり屏風岳の稜線に出る。素晴らしい眺めだ。
登りきり屏風岳の稜線に出る。素晴らしい眺めだ。
蔵王山・雁戸山・不忘山 水引入道方面。
水引入道方面。
蔵王山・雁戸山・不忘山 この辺りが1825mの最高地点。少し先に山頂1817mがある。
この辺りが1825mの最高地点。少し先に山頂1817mがある。
蔵王山・雁戸山・不忘山 見晴らしの良い稜線歩きが気持ち良い。
見晴らしの良い稜線歩きが気持ち良い。
蔵王山・雁戸山・不忘山 少し手前の見晴らしスペース。
少し手前の見晴らしスペース。
蔵王山・雁戸山・不忘山 1817m山頂に到着。標識下に一等三角点がある。
1817m山頂に到着。標識下に一等三角点がある。
蔵王山・雁戸山・不忘山 杉ヶ峰ほど広くはなく植物に囲まれているが、所々景色を見渡せる場所はある。
杉ヶ峰ほど広くはなく植物に囲まれているが、所々景色を見渡せる場所はある。
蔵王山・雁戸山・不忘山 左が後鳥帽子岳と前鳥帽子、右に馬ノ神岳。
左が後鳥帽子岳と前鳥帽子、右に馬ノ神岳。
蔵王山・雁戸山・不忘山 南屏風岳方面に少し進んでみる。
南屏風岳方面に少し進んでみる。
蔵王山・雁戸山・不忘山 なんかモクモクと眼下に雲が広がってきた。
なんかモクモクと眼下に雲が広がってきた。
蔵王山・雁戸山・不忘山 小高い2つのピーク。右が水引入道、左が馬ノ神岳。
小高い2つのピーク。右が水引入道、左が馬ノ神岳。
蔵王山・雁戸山・不忘山 見晴らしの良い場所があったのでここで食事休憩。時間的に南屏風には行かず戻る事にした。
見晴らしの良い場所があったのでここで食事休憩。時間的に南屏風には行かず戻る事にした。
蔵王山・雁戸山・不忘山 徐々に雲が湧いてくる。
徐々に雲が湧いてくる。
蔵王山・雁戸山・不忘山 ちょっとの間で、違う景色になっていく。
ちょっとの間で、違う景色になっていく。
蔵王山・雁戸山・不忘山 後鳥帽子山も雲が迫る
後鳥帽子山も雲が迫る
蔵王山・雁戸山・不忘山 屏風岳山頂まで戻った。ソロの方と居合わせたので撮ってもらった。
屏風岳山頂まで戻った。ソロの方と居合わせたので撮ってもらった。
蔵王山・雁戸山・不忘山 山頂からの景色の見納め後、下山スタート。
山頂からの景色の見納め後、下山スタート。
蔵王山・雁戸山・不忘山 下りへの稜線歩き。天気も気温も景色も文句なし!
下りへの稜線歩き。天気も気温も景色も文句なし!
蔵王山・雁戸山・不忘山 無料の高山植物園の中を歩く。
無料の高山植物園の中を歩く。
蔵王山・雁戸山・不忘山 苦労した登りも、下りはエスカレーターのようだ。
苦労した登りも、下りはエスカレーターのようだ。
蔵王山・雁戸山・不忘山 買ったばかりのモンベルマウンテンクルーザー400を汚さないよう細心の注意。
買ったばかりのモンベルマウンテンクルーザー400を汚さないよう細心の注意。
蔵王山・雁戸山・不忘山 ガレた石の下りもゆっくりと。
ガレた石の下りもゆっくりと。
蔵王山・雁戸山・不忘山 湿原まで下りてきた。
湿原まで下りてきた。
蔵王山・雁戸山・不忘山 登り返しがきつそ〜!
登り返しがきつそ〜!
蔵王山・雁戸山・不忘山 杉ヶ峰の登り返し。ちょっときつかったが、景色をみながらノンビリ登る。
杉ヶ峰の登り返し。ちょっときつかったが、景色をみながらノンビリ登る。
蔵王山・雁戸山・不忘山 途中からガスが覆い始める。
途中からガスが覆い始める。
蔵王山・雁戸山・不忘山 杉ヶ峰頂上を通り過ぎると、また刈田岳の雄姿。
杉ヶ峰頂上を通り過ぎると、また刈田岳の雄姿。
蔵王山・雁戸山・不忘山 杉ヶ峰からまた一旦大きく下り、再び前山へ登り返しでメンタルが試される。
杉ヶ峰からまた一旦大きく下り、再び前山へ登り返しでメンタルが試される。
蔵王山・雁戸山・不忘山 登り切り、前山山頂を通り過ぎまた下る。 ナナカマドの実が真っ赤に実り葉も色づき始めた。
登り切り、前山山頂を通り過ぎまた下る。 ナナカマドの実が真っ赤に実り葉も色づき始めた。
蔵王山・雁戸山・不忘山 蔵王と山形の山や風景を眺めながらの下り稜線歩きはたまらない。
蔵王と山形の山や風景を眺めながらの下り稜線歩きはたまらない。
蔵王山・雁戸山・不忘山 帰りのコースが良く見える。おっと、刈田岳の右から雲が近づく。
帰りのコースが良く見える。おっと、刈田岳の右から雲が近づく。
蔵王山・雁戸山・不忘山 かなり濃いガスだ。どんどん迫りこの一帯ものみ込まれそう。
かなり濃いガスだ。どんどん迫りこの一帯ものみ込まれそう。
蔵王山・雁戸山・不忘山 やはり蔵王だなという感じ。ま〜、タイミング的には良かったとポジティブに。
やはり蔵王だなという感じ。ま〜、タイミング的には良かったとポジティブに。
蔵王山・雁戸山・不忘山 刈田峠の鞍部まで下るとガスに包まれた。あとは最後の登り返し。
刈田峠の鞍部まで下るとガスに包まれた。あとは最後の登り返し。
蔵王山・雁戸山・不忘山 登山口近くに咲くエゾオヤマリンドウが癒やしてくれる。
登山口近くに咲くエゾオヤマリンドウが癒やしてくれる。
蔵王山・雁戸山・不忘山 駐車場に戻り、そこから通ってきた軌道を見るが、屏風岳も完全にガスに覆われた。
駐車場に戻り、そこから通ってきた軌道を見るが、屏風岳も完全にガスに覆われた。
蔵王山・雁戸山・不忘山 駐車場を出発午後1時半、エコーラインも完全にガスに包まれた。ま〜いつもの事だ。
駐車場を出発午後1時半、エコーラインも完全にガスに包まれた。ま〜いつもの事だ。
蔵王山・雁戸山・不忘山 こまくさ平駐車場。ここから遠刈田温泉郷を抜け三連休最終日の東北道に覚悟の突入。東京に着いたのは7時過ぎだった。
こまくさ平駐車場。ここから遠刈田温泉郷を抜け三連休最終日の東北道に覚悟の突入。東京に着いたのは7時過ぎだった。

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