200名山最難関 カムイエクウチカウシ山

2022.09.18(日) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
10 時間 52
休憩時間
1 時間 19
距離
30.1 km
のぼり / くだり
1890 / 1873 m
1 53
2 42
36
11
24
2 25
1 52

活動詳細

すべて見る

200名山 186/200 お盆休みに予定していた北海道200名山4座。仕事が忙しくて出発前日に全キャンセル😿 予定だった8日間まるまる仕事に明け暮れてました。 遅めの夏休みをいただいて、8日間の山旅を決行しました。 まずは今回一番難関そうなカムイエクウチカウシ山から。アイヌ語で熊が転げ落ちる山だそうです。通称カムエク。 長い林道から始まり、沢沿いをひたすら渡渉して、沢の急登を上がりその後カールに着きます。カールから稜線を登りきるとようやく山頂にたどり着きます。200名山最難関とも呼ばれています。 標準コースタイム16時間10分。 一番体力のある旅の最初にチャレンジします。 幌尻岳の渡渉ルートの際、沢遊び用の靴で挑んだら滑って大変な目に遭ったので今回はちゃんと沢靴を用意しました。 沢登りが終わったら登山靴に履き替える計画です。 あと日高山脈はヒグマの楽園と呼ばれているので熊撃退スプレーも用意しました🐻 自分は沢登りはやらないので、このルートの大半を占める沢をスムーズに行けるかがキーポイントでした。 渡渉は沢靴を履いているので、気にせず水の中に突っ込んで行けて問題なく進めました。沢の急登は沢の分岐がいくつもあり2度ルート間違えして、大変な道を戻らないといけません。 戻るとちゃんとピンクテープがあり、一安心。 沢を登りきると八ノ沢カールが現れます。カール大好きなので、ここまでの苦戦が報われた気がします。 ただし、ここは昔大学生がヒグマに襲われた場所なので緊張感を持って進みました。 カールを登って、稜線に出る手前あたりで、本日唯一の人に出会いました。 前日から来てテン泊したそうです。 ずっと1人だったので人に会えて妙に嬉しかったです。 稜線に出るとハイマツ漕ぎで、足に枝が刺さって傷だらけになります。 小ピークを越えてようやく山頂に到着。 予定より1時間ほど早く着いたので、余裕が出来て一安心。 日高の山は詳しくないので、どこの山だか分からないけど、奥深いだけあって360°山に囲まれる絶景でした。 下りはピストンなのでルートに不安はないけど、滑るので慎重に下ります。1箇所ルート間違えしてプチ滑落したが大事に至らず。 沢沿いは岩や石を小刻みにアップダウンして行くので、GPSの記録には現れない累積標高がある気がします。下山して累積標高みたら大したことないのにかなり疲労しました。 あと沢靴は靴底がフェルトで柔らかいので岩や石の上を歩くとだんだん痛くなって下山中に辛かったです。クッション性もないので足へのダメージ大。 沢靴に慣れてないので両足かかとが靴擦れに。 この後の3座大丈夫だろうか。。。 車まで戻ると難関ルートから無事戻れて安心しました。 体力的にも疲れたが、渡渉をくり返すためルートファインディングをずっとするので精神的にも疲れました。

もしも不適切なコンテンツをお見かけした場合はお知らせください。