絶景の巻機山

2022.09.17(土) 日帰り

活動データ

タイム

06:20

距離

13.9km

のぼり

1613m

くだり

1622m

チェックポイント

DAY 1
合計時間
6 時間 20
休憩時間
13
距離
13.9 km
のぼり / くだり
1613 / 1622 m
2 9
5
9
42
12
1 34
3

活動詳細

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シルバーウィーク最初の三連休は、規制解除された御嶽山に登って、初めての五の池小屋! …のはずが、忌々しい台風のせいで登るのは危険だろうということで、前日キャンセル…。 せっかくの連休なのにどこにも行かないのは退屈なので、ヤ○テン先生に相談し、新潟方面は土日なら好天が期待できるということで、急遽新潟方面に行くことに、まだ行ったことがない巻機山へ行ってきました。   日曜ももう一つ登るつもりだったので、それならレンタカーを借りて移動した方が便利だろうということで、レンタカーを借りようとしたんですが、さすがに連休直前だったせいか、JRの駅レンタカーもト●タレンタカーも越後湯沢では全クラス空きがなし! ついでに、中越エリアの宿泊施設も空きがなし! こらアカン、ということで多少の移動はやむなしということで、上毛高原駅でレンタカーを借りて、みなかみ町に泊まることにしました。   そんなわけで、6時36分東京駅発の「たにがわ」に乗り、8時前に上毛高原駅に着いたら、ささっと駅レンタカーを借りて、関越道に乗って巻機山まで。 上毛高原駅周辺は雲も多く、あまりいいお天気ではなかったのですが、谷川連峰が雲をブロックするとよく言うように、関越トンネルを抜けて新潟側に出ると見事な青空でした。 青空の下に広がる黄色く色づいた水田と、青い山並み...とても美しい景色で、もうこれだけでも来た甲斐がありました。 景色を楽しみながら山道を進み、桜坂駐車場へ。 ...まぁ予想はしてましたが、たくさんの駐車スペースがあるにもかかわらず、到着が9時すぎではさすがに空きなしでした。 路肩に停めている車も多かったので、一応、駐車場を管理されている方に確認した上で、私も路肩に駐車しました。 ぴゃっと準備したら、早速登り始めます。 ヌクビ沢ルートは「初心者はやめろ初心者はやめろ」といたるところに警告が出ていたので、スタートも遅いし、安全を取ろうということで、井戸尾根ルートを進みます。 階段等はないですが(その方が個人的にはありがたいですが)、よく整備された登山道で歩きやすく、標高1700mくらいの視界が徐々に開けてくるポイントまでは比較的なだらかで、森林浴を楽しみながら気持ちよくさくさくと進めます。 標高1700mを過ぎたあたりから、視界も開けてきて、新潟の山々が見渡せるようになります。気持ちの良い秋晴れの青空の下に広がる山並み...本当に贅沢な景色で、御嶽山を取り上げてスネていた気持ちもあっという間に吹き飛んで、見惚れていました。 この辺りから前巻機山までは少し急な登りになりますが、危険を感じる箇所は全くないので、疲れたら目の前の贅沢な景色を眺めて一息つきつつ、マイペースにのんびりと登っていきます。   そして、前巻機山に着くと、いよいよ巻機山が見えてきます。高い木もなく、草原と池塘が見渡せる風景に、またため息が出ます。 早くあそこに行きたいとはやる気持ちを押さえつつ、避難小屋まで一旦標高を下げ、そしてまた少し登ると、巻機山の稜線に出ます。 (ちなみに、稜線に出てすぐの井戸尾根分岐のところに、なぜか「巻機山頂」という標識がありますが、巻機山頂は分岐を正面に見て右に少し進んだところです。本物の巻機山頂には特に標識はありません。なんなんでしょうね、あれ。)   ここまでくれば、あとは気持ちのいい稜線歩きです。 草原と池塘の中をぷらぷらと歩いて、あっという間に巻機山へ。 ここまで歩いてくる間にも景色は見えていたので、いい景色なのは分かってはいましたが、やはり山頂から見る景色は格別です。 ここまで補給なしだったので、絶景を眺めながら水分と糖分を補給して、しばらく休憩します。   少し休んで元気になったら、取り敢えず稜線をぷらぷら歩いてみるかなー、ということで、まずは牛ヶ岳に向かいます。 先ほどからもう同じことばかり書いていますが、本当に景色が良くて、うきうきしながら歩きました 笑 牛ヶ岳まで行って写真を取ったら井戸尾根分岐まで戻り、さて下りようかなとも思ったのですが、少し行ったところに沢コースから登った人たちが到着するポイントがあり、その先にも「割引岳」というなんかお買い得感のある山があって面白かったので(「わりめきだけ」「われめきだけ」と読むそうですね。)、どんなもんやろということで行ってみました。 こちらのルートは若干荒れ気味の箇所もありましたが、それでも特に危険ということはなく、多少のアップダウンさえ乗り切ればすぐに割引岳まで辿り着けました。 沢コースはどんなものか、上から見てみようという気持ちで覗いてみましたが……あまりよく分かりませんでした 笑   取り敢えず見るだけ見て満足したので、井戸尾根分岐まで戻って、後は来た道を戻るだけです。 登る時には背を向けていた景色(時々登りながら振り返ってましたが)もまた絶景で、景色を楽しみながらさくさくと下山し、16時前には駐車場に戻りました。 思い付きで急遽組んだ山行でしたが、お天気にも恵まれて贅沢な景色も楽しめて、とても良いリフレッシュになりました。

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