磐梯山からの安達太良山

2022.09.17(土) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
2 時間 34
休憩時間
24
距離
5.7 km
のぼり / くだり
377 / 394 m
1 1
1 9

活動詳細

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東北日帰り山行の2座目。朝のうちに磐梯山に登り、安達太良山へ向かう。自分は後部座席に乗り込む。昨夜からまともに寝てないから、動き出すとすぐにうとうとと船を漕ぎだす始末(笑) 運転していただいているMさんには申し訳ないと思いつつ、ガッツリ寝てしまう💦 途中、眠気まなこで、窓の外に目をやると、稲刈り前の田圃が黄金色に光り輝いている。そういえば、磐梯山から見下ろした猪苗代に広がる田圃も黄金色に染まっていた。会津磐梯山は宝の山というのは、そんなところからくる形容なのかなぁと、そんな事がぼんやりと頭に浮かぶ。などと車中でうつらうつらしていると、じきに安達太良山の奥岳登山口に到着した。こちらの山も短距離ルートで往路も復路もロープウェイを使う時短コース。 お昼前の駐車場はほぼ満車。たまたま空いていた個所に駐車し、準備もそこそこに登山口へ向かう。

磐梯山・雄国山・赤埴山 磐梯山からの安達太良山。登山を始めるには遅い時間だけど、ロープウェイを使えば、3時間足らずで往復する予定。あまりの強風にロープウェイが欠航になるのではとの心配もあったが、事前にMさんが電話が確認済み。安心してロープウェイ乗り場へ向かう。
磐梯山からの安達太良山。登山を始めるには遅い時間だけど、ロープウェイを使えば、3時間足らずで往復する予定。あまりの強風にロープウェイが欠航になるのではとの心配もあったが、事前にMさんが電話が確認済み。安心してロープウェイ乗り場へ向かう。
磐梯山・雄国山・赤埴山 あだたら高原スキー場から見上げる安達太良山。山頂はまだ見えない。
どうでもいいけど、カエンタケのようなよく分からないオブジェが気になる(笑)
あだたら高原スキー場から見上げる安達太良山。山頂はまだ見えない。 どうでもいいけど、カエンタケのようなよく分からないオブジェが気になる(笑)
磐梯山・雄国山・赤埴山 山頂駅でトイレを済ませて、外に出ると、一面ヒマワリが植えられている。ん?よく見ると、菊の造花だ。なぜ?と疑問に思ったが、どうやら福島の二本松は菊人形で有名なようだ。
ゆるキャラの頭も菊っぽい(笑)
山頂駅でトイレを済ませて、外に出ると、一面ヒマワリが植えられている。ん?よく見ると、菊の造花だ。なぜ?と疑問に思ったが、どうやら福島の二本松は菊人形で有名なようだ。 ゆるキャラの頭も菊っぽい(笑)
磐梯山・雄国山・赤埴山 近くで10人程の登山者が準備運動をされている。その後塵を拝しては大変だとリュックを背負って早々に歩き始める。
近くで10人程の登山者が準備運動をされている。その後塵を拝しては大変だとリュックを背負って早々に歩き始める。
磐梯山・雄国山・赤埴山 はじめは木道を進む。観光客も多く訪れるのだろう。それと思しき人たちとも多くすれ違う。
はじめは木道を進む。観光客も多く訪れるのだろう。それと思しき人たちとも多くすれ違う。
磐梯山・雄国山・赤埴山 しばらくしてしゃくなげが混じる低木帯に変わると一気に視界が広がる。標高1,500mを過ぎたあたりで森林限界を超えたようだ。磐梯山も同じようだ。森林限界が低いように思えるが、火山の影響か、それとも東北地方の特色なのか?
しばらくしてしゃくなげが混じる低木帯に変わると一気に視界が広がる。標高1,500mを過ぎたあたりで森林限界を超えたようだ。磐梯山も同じようだ。森林限界が低いように思えるが、火山の影響か、それとも東北地方の特色なのか?
磐梯山・雄国山・赤埴山 だいぶ遅い時間帯だから空いていることと思いきや、だんだんと登山者が詰まってきた。観光客の姿も見られる。あと2週間も経てば、紅葉が始まるのだろうか。紅く染まった景観は筆舌に尽くしがたいものがあるのだろうけど、山道が観光客や登山者で埋め尽くされるのは、想像に難しくない(笑)
だいぶ遅い時間帯だから空いていることと思いきや、だんだんと登山者が詰まってきた。観光客の姿も見られる。あと2週間も経てば、紅葉が始まるのだろうか。紅く染まった景観は筆舌に尽くしがたいものがあるのだろうけど、山道が観光客や登山者で埋め尽くされるのは、想像に難しくない(笑)
磐梯山・雄国山・赤埴山 後ろを振り返ると、雄大な景観に思わず感嘆する。
東北屈指の紅葉と呼ばれる眺望が楽しめるなら、大渋滞でも構わないかなとつい思ってしまうけど、行きも帰りも大変そう💦
後ろを振り返ると、雄大な景観に思わず感嘆する。 東北屈指の紅葉と呼ばれる眺望が楽しめるなら、大渋滞でも構わないかなとつい思ってしまうけど、行きも帰りも大変そう💦
磐梯山・雄国山・赤埴山 乳首?と呼ばれる山頂部が見えてきた。ザレた登山道の道脇で、多くの登山者が休んでいるのを横目に山頂を目指す。
乳首?と呼ばれる山頂部が見えてきた。ザレた登山道の道脇で、多くの登山者が休んでいるのを横目に山頂を目指す。
磐梯山・雄国山・赤埴山 山頂まであとわずか。荒涼とした雰囲気はまた磐梯山とは一味違う。
山頂まであとわずか。荒涼とした雰囲気はまた磐梯山とは一味違う。
磐梯山・雄国山・赤埴山 今にも朽ち果てそうな山頂標が、乳首の麓に立てられている。乳首(笑)の上に向かうルートは渋滞している。
今にも朽ち果てそうな山頂標が、乳首の麓に立てられている。乳首(笑)の上に向かうルートは渋滞している。
磐梯山・雄国山・赤埴山 順番で時間をかけて山頂に立つ。皆さん山名盤を手で持って記念撮影をされるので、写真待ちが発生してる。その隙間をついてのワンショット(笑)
順番で時間をかけて山頂に立つ。皆さん山名盤を手で持って記念撮影をされるので、写真待ちが発生してる。その隙間をついてのワンショット(笑)
磐梯山・雄国山・赤埴山 こちらも360度の大展望。
奥には先ほど登った磐梯山が聳えている。強風は相変わらずだけど、素晴らしい景観に思わずため息が漏れる。移動中の車では寝ていただけで、偉そうな事は言えないが、欲張って安達太良山まで足を延ばして正解だった💦
こちらも360度の大展望。 奥には先ほど登った磐梯山が聳えている。強風は相変わらずだけど、素晴らしい景観に思わずため息が漏れる。移動中の車では寝ていただけで、偉そうな事は言えないが、欲張って安達太良山まで足を延ばして正解だった💦
磐梯山・雄国山・赤埴山 これで目的は達成した。下りは混みそうだし、早々に下山し、温泉寄って帰ろうと考えていたが、Mさんが先を見てみようと矢筈森の方へと向かわれた。
ちょっと面倒だから座って待っていようかなと思いつつも、せっかくだからと後を追った(笑)
これで目的は達成した。下りは混みそうだし、早々に下山し、温泉寄って帰ろうと考えていたが、Mさんが先を見てみようと矢筈森の方へと向かわれた。 ちょっと面倒だから座って待っていようかなと思いつつも、せっかくだからと後を追った(笑)
磐梯山・雄国山・赤埴山 するとどうだろう。長径300m、短径150mに及ぶという巨大な沼ノ平火口が口を広げている。なかなかお目にかかれない息を飲む絶景。ここを見ずに安達太良山へ来たといえようか。一人で来ていたら、スルーしていたかもしれないが💦
というか、そんな事も下調べしないヤツは来てはいけない?😅
するとどうだろう。長径300m、短径150mに及ぶという巨大な沼ノ平火口が口を広げている。なかなかお目にかかれない息を飲む絶景。ここを見ずに安達太良山へ来たといえようか。一人で来ていたら、スルーしていたかもしれないが💦 というか、そんな事も下調べしないヤツは来てはいけない?😅
磐梯山・雄国山・赤埴山 この山は噴火警戒レベル1が指定されている火山ということで、1900年に大噴火を起きた際、多くの方が亡くなっておられるとあった。荒涼とした大地が広がる様は、山頂までのルートとは違った一面が見られた。
この山は噴火警戒レベル1が指定されている火山ということで、1900年に大噴火を起きた際、多くの方が亡くなっておられるとあった。荒涼とした大地が広がる様は、山頂までのルートとは違った一面が見られた。
磐梯山・雄国山・赤埴山 「阿多多羅山の山の上に毎日出ている青い空が、智恵子のほんとの空だといふ」
昔、学校の教科書に載っていた記憶のある「智恵子抄」の舞台となった山。万葉集にも詠まれているという。歴史深く、人々に親しまれている、百名山の名に相応しい山だ。
「阿多多羅山の山の上に毎日出ている青い空が、智恵子のほんとの空だといふ」 昔、学校の教科書に載っていた記憶のある「智恵子抄」の舞台となった山。万葉集にも詠まれているという。歴史深く、人々に親しまれている、百名山の名に相応しい山だ。
磐梯山・雄国山・赤埴山 時間があればくろがね小屋の方へ向かい周回できれば良いのだけど、そうもいかず往路を戻る。
時間があればくろがね小屋の方へ向かい周回できれば良いのだけど、そうもいかず往路を戻る。
磐梯山・雄国山・赤埴山 頭上をひっきりなしに観光用と思しきヘリコプターが登ったり下りたりを繰り返して喧しい(笑)
しかし、一面に広がる紅葉を楽しむるなら、渋滞の中、登るよりはヘリコプターで上空から眺めたほうが100倍良さそうだ。
頭上をひっきりなしに観光用と思しきヘリコプターが登ったり下りたりを繰り返して喧しい(笑) しかし、一面に広がる紅葉を楽しむるなら、渋滞の中、登るよりはヘリコプターで上空から眺めたほうが100倍良さそうだ。
磐梯山・雄国山・赤埴山 下っている間にも上ってこられる登山者も多かった。ロープウェイの最終には間に合わないのかもしれないが、歩いて下りればいいだけの話か。
そしていつものごとく?下りはトレランモード。ハイスピードであっという間にロープウェイの山頂駅に到着した(笑)
下っている間にも上ってこられる登山者も多かった。ロープウェイの最終には間に合わないのかもしれないが、歩いて下りればいいだけの話か。 そしていつものごとく?下りはトレランモード。ハイスピードであっという間にロープウェイの山頂駅に到着した(笑)
磐梯山・雄国山・赤埴山 この後は麓の温泉で汗を流し、東北道では特に渋滞にも掴まらずスムーズに帰れたけど、帰りも寝てばかりでMさん、Nさんありがとうございましたm(_ _)m
駆け足での2座歩きとなったが、どちらも魅力あふれる山だった。次の機会があれば、もう少し長い距離をゆっくりと歩いてみたいものだ。
当初、予定していた山域へは行けなかったが、意外と東北方面も近くに感じられたので、また別の山へ行ってみたい。
この後は麓の温泉で汗を流し、東北道では特に渋滞にも掴まらずスムーズに帰れたけど、帰りも寝てばかりでMさん、Nさんありがとうございましたm(_ _)m 駆け足での2座歩きとなったが、どちらも魅力あふれる山だった。次の機会があれば、もう少し長い距離をゆっくりと歩いてみたいものだ。 当初、予定していた山域へは行けなかったが、意外と東北方面も近くに感じられたので、また別の山へ行ってみたい。

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