槍ヶ岳・穂高岳・上高地-2022-09-08

2022.09.08(木) 3 DAYS

活動データ

タイム

20:11

距離

27.0km

のぼり

2342m

くだり

2329m

チェックポイント

DAY 1
合計時間
5 時間 46
休憩時間
1 時間 41
距離
10.8 km
のぼり / くだり
1133 / 250 m
DAY 2
合計時間
7 時間 49
休憩時間
31
距離
3.6 km
のぼり / くだり
1103 / 6 m
DAY 3
合計時間
6 時間 36
休憩時間
57
距離
12.5 km
のぼり / くだり
105 / 2072 m
2 4
46
1 5
1
22
14
40

活動詳細

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57歳のときに登山に目覚めて6年、よわい62にして実にしんどい、つらい行程を経て高い山に登った。標高1,000mの登山口から高度差2,000メートルのそれこそ失神しそうな登り、そして選択したルートは裏銀座・西鎌尾根に通じる飛騨沢からの千丈乗越ルート。山頂直下の最後の登りは、12㎏のザックが両肩に食い込み、首からかけたサコシュ&ミラーレス一眼がか弱い僕の首を根元からヘシ折る寸前までいった。反対に下山はこの逆ルート。膝や腿に負担が掛からない訳がない。総歩行距離は26.4㎞と出ている。 花鏡の世阿弥は「老後の初心忘るべからず」と諭す。今回僕が初めて遭遇した艱難辛苦にまみれた行動や決意や決断は、誰に勧められたものでもなく、まったき自らの心に向き合っての会話から発した最終選択でしかない。だけど、そういう局面はこれから先もまだまだ出てくるものであるのだから、常に真剣に新たな気持ちで向き合いたいと心の底から思う。常に自分を磨き上げるためにも、油断せず、誠実に、真摯に物事に触れて行きたいと本当に本当に心の底から思う。そして何よりも自分に一番欠けていること、すなわち、人に感謝することを絶対に忘れてはならないとつくづく思う。 それにしても、2日かけてゆっくり登って正解だったな、この歳なら。

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