【観光】時雨れる一乗谷に朝倉氏の栄華を偲ぶ

2022.09.09(金) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
2 時間 16
休憩時間
12
距離
6.5 km
のぼり / くだり
135 / 135 m
2 16

活動詳細

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楽しかった皆んなとの旅に別れを告げ 金沢からサンダーバードで一人福井へ そこから九頭竜線に乗り継ぎ一乗谷へ 更に歩いて一乗谷朝倉氏遺跡へと向う 南北朝時代、但馬から越前に入国した朝倉氏は 応仁の乱で衰退した主君斯波氏に取って代わる 京の都と、越後・飛騨を結ぶ街道沿いにあり 足羽川から日本海へ抜ける交通の要衝である この狭隘な谷を見下ろす峻険な山に城を築き 山麓の谷に居館や武家屋敷、城下町を配した 小京都と呼ばれるほど栄華を極めた城下町を築くも 1573年、織田信長の侵攻で朝倉義景は自刃をし 室町将軍を迎えたこともある一乗谷は焼き尽くされ その後、農地となり四百年土に埋もれていたそうだ 長く忘れられていた遺跡だが、復元された町並みに 唐門、滝が落ちる池を配した庭園がある館や寺院跡 在りし日の朝倉氏の栄華を、感じとることができる 朝倉氏の末路を嘆いているように降っていた雨だが 庭園から降り復元町並みへ入る頃にはあがっていた

一乗城山 金沢駅から8:15発大阪行きの
特急サンダーバード12号に乗る筈だったが
1本早く8:05発の10号に乗り込めた

(画像はJR西日本のJRおでかけネットから)
金沢駅から8:15発大阪行きの 特急サンダーバード12号に乗る筈だったが 1本早く8:05発の10号に乗り込めた (画像はJR西日本のJRおでかけネットから)
一乗城山 JR福井駅1-3番ホームの東端にある2番ホーム
越美北線、通称 九頭竜線
九頭竜湖行きワンマンカーで一乗谷へ❗️
JR福井駅1-3番ホームの東端にある2番ホーム 越美北線、通称 九頭竜線 九頭竜湖行きワンマンカーで一乗谷へ❗️
一乗城山 福井⇄一乗谷のチケットは
金沢駅のみどりの窓口で購入済み😎
福井⇄一乗谷のチケットは 金沢駅のみどりの窓口で購入済み😎
一乗城山 福井駅から5駅目
無人でプレハブ待合室だけの一乗谷駅に降りた
(トイレもありません!)
弱い雨が降っている傘をさして歩き出す
行く末を見遣ると雲がかなり低い❗
福井駅から5駅目 無人でプレハブ待合室だけの一乗谷駅に降りた (トイレもありません!) 弱い雨が降っている傘をさして歩き出す 行く末を見遣ると雲がかなり低い❗
一乗城山 集落を抜ける道端の道標に
是より左市波本向寺道?

調べると浄土真宗本願寺派の古刹
”腹籠りの聖教”にまつわる本向寺が
市波町にあるそうだ
集落を抜ける道端の道標に 是より左市波本向寺道? 調べると浄土真宗本願寺派の古刹 ”腹籠りの聖教”にまつわる本向寺が 市波町にあるそうだ
一乗城山 道路工事箇所を過ぎ
いよいよ、一乗谷朝倉氏遺跡へ
道路工事箇所を過ぎ いよいよ、一乗谷朝倉氏遺跡へ
一乗城山 下木戸跡から入る
土塁と岩で築かれた食い違い虎口を抜け
下木戸跡から入る 土塁と岩で築かれた食い違い虎口を抜け
一乗城山 一乗谷川沿いの舗装道路を遡って
集落の先から朝倉館跡へ向かう
道は途切れたが広場を突っ切った😁
一乗谷川沿いの舗装道路を遡って 集落の先から朝倉館跡へ向かう 道は途切れたが広場を突っ切った😁
一乗城山 朝倉館跡への堀沿いの道を進み
朝倉館跡への堀沿いの道を進み
一乗城山 入口の唐門へ

堀には鯉が泳ぐ
入口の唐門へ 堀には鯉が泳ぐ
一乗城山 門を潜り朝倉義景の広い館跡の敷地内へ
門を潜り朝倉義景の広い館跡の敷地内へ
一乗城山 ここの奥には小さな庭園があり
ここの奥には小さな庭園があり
一乗城山 朝倉氏第5代で最後の当主
朝倉義景の墓所もある
朝倉氏第5代で最後の当主 朝倉義景の墓所もある
一乗城山 唐門から出でると
女性の方が餌やりをしている
鯉が集まった堀を山城の方へ再び渡り
唐門から出でると 女性の方が餌やりをしている 鯉が集まった堀を山城の方へ再び渡り
一乗城山 坂を登り英林塚へ
朝倉氏初代の孝景の墓所

斯波氏の家臣から戦国大名に成り上がった孝景は
1の名刀より100の槍、公平な裁判
世襲を廃し有能・忠実な人材の登用
質素倹約・贅沢禁止や情報収集の必要性などを
家訓として子孫へ残した
坂を登り英林塚へ 朝倉氏初代の孝景の墓所 斯波氏の家臣から戦国大名に成り上がった孝景は 1の名刀より100の槍、公平な裁判 世襲を廃し有能・忠実な人材の登用 質素倹約・贅沢禁止や情報収集の必要性などを 家訓として子孫へ残した
一乗城山 山城ある山頂へはコースタイム1時間なので
今回は登らない😅
名勝地を巡る舗装路ですら、かなり痛み
折からの雨で滑りやすい😨
特に下りは慎重に足を運ぶ
山城ある山頂へはコースタイム1時間なので 今回は登らない😅 名勝地を巡る舗装路ですら、かなり痛み 折からの雨で滑りやすい😨 特に下りは慎重に足を運ぶ
一乗城山 中の御殿跡 展望所

復原された城下町を展望できる物見台
トラックが手前を走り、少し興醒めだが
期待できそう!
中の御殿跡 展望所 復原された城下町を展望できる物見台 トラックが手前を走り、少し興醒めだが 期待できそう!
一乗城山 その下、中の御殿跡から

ここは、朝倉義景の母
高徳院の屋敷跡と伝えられている
その下、中の御殿跡から ここは、朝倉義景の母 高徳院の屋敷跡と伝えられている
一乗城山 諏訪館跡庭園に登り返してきた

義景の妻、小少将コショウショウの館跡と伝えられている
諏訪館跡庭園に登り返してきた 義景の妻、小少将コショウショウの館跡と伝えられている
一乗城山 今も滝が流れ落ちる池泉庭園

滝口の岩は諏訪の立石と呼ばれているそうだ
今も滝が流れ落ちる池泉庭園 滝口の岩は諏訪の立石と呼ばれているそうだ
一乗城山 池の掃除をされていた地元の方?に
庭の上部への道を尋ね池の右手から
池の掃除をされていた地元の方?に 庭の上部への道を尋ね池の右手から
一乗城山 滝頭に登って来た

この後、慎重に木段を降りて
一乗谷川の橋を渡り
滝頭に登って来た この後、慎重に木段を降りて 一乗谷川の橋を渡り
一乗城山 復原町並へ入場

川から離れ山城を望めるこの広い区画は
上級武家屋敷群の敷地跡
復原町並へ入場 川から離れ山城を望めるこの広い区画は 上級武家屋敷群の敷地跡
一乗城山 武家屋敷群と道路を隔てた向かい側
川と並行に復原された町屋群がある
武家屋敷群と道路を隔てた向かい側 川と並行に復原された町屋群がある
一乗城山 平屋の裏庭には井戸が掘られ
平屋の裏庭には井戸が掘られ
一乗城山 この町屋の中には
染料を入れていた多くの甕が並ぶ紺屋
この町屋の中には 染料を入れていた多くの甕が並ぶ紺屋
一乗城山 こちらの裏庭にも石枠で囲った井戸がある
こちらの裏庭にも石枠で囲った井戸がある
一乗城山 商家の並びから上級武家屋敷の門を見る
商家の並びから上級武家屋敷の門を見る
一乗城山 道路と町並の関係図

後世の城下町に通じる丁字路や鍵の手がある
道路と町並の関係図 後世の城下町に通じる丁字路や鍵の手がある
一乗城山 門から上級武家屋敷の敷地へ入ってみた
門から上級武家屋敷の敷地へ入ってみた
一乗城山 背後に山を背負う広大な敷地

町屋の数十倍もある
背後に山を背負う広大な敷地 町屋の数十倍もある
一乗城山 さらに進み、今度は復原中級武家屋敷へ

こちらには立派な井戸があり
さらに進み、今度は復原中級武家屋敷へ こちらには立派な井戸があり
一乗城山 棟もいくつか敷地内に建つ
棟もいくつか敷地内に建つ
一乗城山 主殿の奥では主と客が将棋中
主殿の奥では主と客が将棋中
一乗城山 手前の土間奥には
囲炉裏の向こうで使用人が働いている
手前の土間奥には 囲炉裏の向こうで使用人が働いている
一乗城山 屋敷を出て
和傘と風鈴が飾られた一画を過ぎ
現代へ戻ってきた😁
屋敷を出て 和傘と風鈴が飾られた一画を過ぎ 現代へ戻ってきた😁
一乗城山 受付、休憩所にある城下町の復原模型

この模型の中に入った様な気がして楽しかった
受付、休憩所にある城下町の復原模型 この模型の中に入った様な気がして楽しかった
一乗城山 見逃した庭園を求め復原町並みを出て
再度朝倉館跡へ向かう
見逃した庭園を求め復原町並みを出て 再度朝倉館跡へ向かう
一乗城山 鯉たちも空腹を満たしたのか、悠然と泳ぐ
再び唐門をくぐり
鯉たちも空腹を満たしたのか、悠然と泳ぐ 再び唐門をくぐり
一乗城山 朝倉館の奥から石段を登って行く
振り返って遺構を見る
真ん中の緑の区画は中庭の花壇の遺構
朝倉館の奥から石段を登って行く 振り返って遺構を見る 真ん中の緑の区画は中庭の花壇の遺構
一乗城山 湯殿跡庭園に登って来た
湯殿跡庭園に登って来た
一乗城山 石組みで囲われているエリアがある
石組みで囲われているエリアがある
一乗城山 水が張られた池があった庭園と考えられている
水が張られた池があった庭園と考えられている
一乗城山 雨で少し水が溜まり
昔日の風情を現してくれた
雨で少し水が溜まり 昔日の風情を現してくれた
一乗城山 朝倉館跡を見下ろす高台から
朝倉館跡を見下ろす高台から
一乗城山 在りし日の朝倉館に想いを馳せた
在りし日の朝倉館に想いを馳せた
一乗城山 山城への登城道だったであろう道を見下ろす
つづら折れになり山腹巡る山道へ上がって来た
山城への登城道だったであろう道を見下ろす つづら折れになり山腹巡る山道へ上がって来た
一乗城山 その道を辿り、南陽寺跡庭園へ至る

朝倉氏一族により創建された尼寺跡
将軍足利義昭を招きもてなした時の
義昭の句
「もろともに 月も忘るな 糸桜 
 年の緒長き 契と思はば」
義景の返歌
「君が代の 時にあひあふ 糸桜
 いともかしこき けふのことの葉」
が刻まれている
その道を辿り、南陽寺跡庭園へ至る 朝倉氏一族により創建された尼寺跡 将軍足利義昭を招きもてなした時の 義昭の句 「もろともに 月も忘るな 糸桜   年の緒長き 契と思はば」 義景の返歌 「君が代の 時にあひあふ 糸桜  いともかしこき けふのことの葉」 が刻まれている
一乗城山 今は雑草に埋もれそうな石庭

室町最後の将軍 足利義昭と
朝倉氏最後の主 朝倉義景が
契りを結んだ夢の跡
今は雑草に埋もれそうな石庭 室町最後の将軍 足利義昭と 朝倉氏最後の主 朝倉義景が 契りを結んだ夢の跡
一乗城山 今は草原状態の南陽寺跡を離れて
山道を下っていく
最後の最後で滑って尻餅😅
今は草原状態の南陽寺跡を離れて 山道を下っていく 最後の最後で滑って尻餅😅
一乗城山 帰路は県道を辿っていくと
帰路は県道を辿っていくと
一乗城山 朝倉景鏡カゲアキラ館跡

景鏡は義景の従兄弟にあたり
一族の中でも特に地位が高かったが
彼の裏切りにより朝倉氏は滅亡した
朝倉景鏡カゲアキラ館跡 景鏡は義景の従兄弟にあたり 一族の中でも特に地位が高かったが 彼の裏切りにより朝倉氏は滅亡した
一乗城山 一乗谷城方向を望むも山頂はガスで真っ白け

諦めて先へ進み
一乗谷城方向を望むも山頂はガスで真っ白け 諦めて先へ進み
一乗城山 朝入って来た下木戸を内側から眺めつつ、先を急ぐ
朝入って来た下木戸を内側から眺めつつ、先を急ぐ
一乗城山 集落を過ぎ踏切を渡る
大野方向の足羽川を渡る鉄橋も近い
集落を過ぎ踏切を渡る 大野方向の足羽川を渡る鉄橋も近い
一乗城山 田圃の中の舗装路を歩き、一乗谷駅に着いた
12:06 発の福井行きを待つ
田圃の中の舗装路を歩き、一乗谷駅に着いた 12:06 発の福井行きを待つ
一乗城山 新装なった福井県立一乗谷朝倉氏遺跡博物館が見える
遺跡から出土の貴重な遺物が多数展示される予定

でも、開館は10月1日‼️
よって、今回入館できず😭
新装なった福井県立一乗谷朝倉氏遺跡博物館が見える 遺跡から出土の貴重な遺物が多数展示される予定 でも、開館は10月1日‼️ よって、今回入館できず😭
一乗城山 雨は上がったが
一乗谷城は雲隠れしたまま
雨は上がったが 一乗谷城は雲隠れしたまま
一乗城山 谷から立ち上るガスに隠れている
谷から立ち上るガスに隠れている
一乗城山 鉄橋を渡る車両の音が聞こえてきた
鉄橋を渡る車両の音が聞こえてきた
一乗城山 一瞬ぼんやりと山頂が現れる

一乗谷城から朝倉義景が別れを告げたのか
一瞬ぼんやりと山頂が現れる 一乗谷城から朝倉義景が別れを告げたのか
一乗城山 福井行きの九頭竜線ワンマンカーに乗り込む

福井駅では駅蕎麦食べて、羽二重餅を買って
福井行きの九頭竜線ワンマンカーに乗り込む 福井駅では駅蕎麦食べて、羽二重餅を買って
一乗城山 サンダーバード22号に乗り込み
湖西線経由で新大阪へ
サンダーバード22号に乗り込み 湖西線経由で新大阪へ
一乗城山 新幹線のぞみへ乗り継ぎ
5日ぶりに博多へ帰る
新幹線のぞみへ乗り継ぎ 5日ぶりに博多へ帰る
一乗城山 締めくくりは新大阪駅で買った
松坂牛100%の中之島ビーフサンドを❣

本当に素晴らしい旅だった😋
お疲れ生です🍺
締めくくりは新大阪駅で買った 松坂牛100%の中之島ビーフサンドを❣ 本当に素晴らしい旅だった😋 お疲れ生です🍺

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